アメリカに留学するには?世界からトップクラスが集まるアメリカ留学
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世界一の教育水準を誇るアメリカは、世界各地から様々な分野のトップクラスの留学生が数多く集まる留学の人気国の一つです。ニューヨークのような世界都市もあれば、カンザスのように自然豊かな光景が一面に広がっている地域もあり、自分が学びたい環境を留学先に自由に選択ができます。留学先も多様性に溢れており、調べれば調べるほど行きたい学校が見つかることでしょう。そんなアメリカ留学についてご紹介します。
アメリカの魅力や特徴
「アメリカン・ドリーム」と言われるように、日本人にとってアメリカはまだまだ憧れの地であることは確かです。アメリカの教育水準は世界トップレベルで、世界最高峰のハーバード大学をはじめとした名だたるエリート養成校が集まり、世界から優秀な人材が集まってきています。そんな恵まれた教育環境に身を収めるチャンスを掴むことができるのが、アメリカ留学の魅力の一つではないでしょうか。
また、アメリカは「人種のるつぼ」と言われるほどの多国籍国家であり、世界中の様々な文化や慣習に触れることで、インターナショナルな価値観や視野を身につけることができます。ただ英語を学びに行くだけでなく、アメリカで多くの体験をすることで、自分の留学後の進路や将来のビジョンに大きく影響していくはずです。
国民性
アメリカでは「平等」の考え方を大切にする国民性があり、日本のような先輩後輩の文化はありません。学生が先生をファーストネームで呼ぶこともアメリカではよく見られる風景です。
初対面の人に対してフレンドリーなアメリカの国民性も、留学生にとっては嬉しいポイントでしょう。また、率直で積極的なアメリカ人は日本人にとって魅力的に映ることも。アメリカの恋愛事情をチェックしてから留学すれば、留学がもっと楽しいものになるかもしれません。
教育制度
日本とアメリカの教育制度を比べると、その違いは多くあります。例を挙げていくと、アメリカでは義務教育の中でも留年や飛び級があると言う話や、授業の積極性が評価されるという話は有名です。
基本的には結果重視で、能力のある生徒はどんどん上のレベルの勉強ができる環境に行くことができ、逆に学習につまずいた時には学ぶ速さを自分の意思で変えることができます。アメリカで年齢による上下関係が無いのもこのためでしょう。
教育制度が違うため、アメリカの学生の授業に対する姿勢も日本とは大きな違いがあります。留学生は慣れない英語での授業に加え、活発な発言を求められたり大量の課題に追われたりすることもあります。
アメリカの授業についていくためには、とにかく予習と復習が大切になります。また、先輩留学生とのネットワークや一緒に勉強するグループを作る、教授のオフィスアワーを活用するなど、授業を乗り越えるためのさまざまな対策をとっている留学生もいるようです。
アメリカ英語
英語留学
留学の目的を「英語の習得」にしている人も多いかと思います。時間を表す英語表現など、英語独特の言い回しをマスターしてネイティブに近づきたいですよね!英語留学の留学先としてアメリカは人気ですが、英語には国や地域によって違いがあります。訛りの少ないキレイな発音を身に付けたい、この地域の英語を身に付けたい、という人は注意して留学先を探しましょう。
アメリカ国内では西海岸・東海岸・北部・南部によって語彙や発音に違いがあります。南部のケンタッキー州やテキサス州で話されている訛りはアメリカの広範囲で話されている英語だと言われています。ニューヨークの英語は実は訛りが強いと言われており、テンポが速く、単語と単語がくっついているように聞こえます。
カリフォルニア州の英語はアメリカでは標準的だと言われており、日本人にとって聞き取りやすいアメリカ英語が話されている地域です。日本人が使う英語の教材でも多く使われているのは英語の中でも「標準語(Standard AmericanまたはGeneral American)」とされる、アメリカ北東部がベースになっている英語だと言われています。
アメリカ英語とイギリス英語の違いとは
世界的には、アメリカ英語とイギリス英語の2つに大きく分けられます。
最も分かりやすいのは発音の違いでしょう。イギリス英語では、母音が丁寧に発音されます。逆にアメリカ英語では、母音があまり発音されません。「Not at all」を発音するとき、イギリス英語では「ノッタットー」、アメリカ英語では「ノラロー」と聞こえます。「Tomato」「Vitamin」などの単語を見てみると、アメリカ人は二重母音を使い「トメイト」「ヴァイタミン」と発音するのに対して、イギリス人は単母音で「トマート」「ビタミン」と発音します。同じ言葉でも、音だけでイギリス英語とアメリカ英語には大きな違いがあります。
他には、単語の違いでいえば「エレベーター」をイギリス英語では「lift」、アメリカ英語では「elevator」というような違いがいくつもあります。留学先をイギリスかアメリカにするかによって、覚えておくべき日常単語が違ってくるので要注意です。食べ物の名前もイギリスとアメリカで違うことがあります。例えば「フライドポテト」はイギリス英語で「chips」、アメリカ英語で「fries / french fries」と言います。また、同じ単語でもイギリス英語は「colour」、アメリカ英語では「color」とスペルに違いがあることもあります。
イギリスとアメリカでは会話に使う表現にも違いがあります。例えば「~する必要ない」と言うときにイギリスでは「needn't」を使いますが、アメリカではほとんど使われず、代わりに「You don't have to~」がよく使われます。
また、アメリカ英語は地域によるアクセントの差が少ないのに対して、イギリス英語では地域によってアクセントが激しいのが特徴です。
アメリカの学校
アメリカには、約1000を越える数の大学・コミュニティカレッジがあります。語学留学においては大学付属のコースだけでなく語学学校も数多くあります。
大学留学
アメリカの大学は、入学時に専攻分野を選ばなくても良いのが特徴です。4年制大学では、はじめの2年間で一般教養を学び、残りの2年間で自分が学びたい分野を学ぶパターンが一般的です。例えば、入学時は文学を学びたいと思っていた生徒が、卒業時には心理学部として卒業していたということもあり得ます。幅広い教養を学ぶ中で自分の興味に沿って深めていけるのがアメリカ大学留学の魅力のひとつです。
また、4年制大学では学費が高いため、はじめにコミュニティカレッジという高等教育機関で勉強するケースも多いです。コミュニティカレッジで2年間勉強し、その後4年制大学に3年時より編入学し、大卒資格を得るという留学生も多くいます。
私立・州立大学の学費
アメリカの大学は日本の大学よりも学費が高い傾向にあります。例えばアメリカの4年制の私立大学での学費(1年)の平均は約20000ドルほどかかり、世界最高水準のハーバード大学などのアイビーリーグ(アメリカの有名私立大学群)クラスになると、年間の学費が35000ドル以上かかると言われています。
州立大学では年間約8000ドルと日本の大学と同じ程度です。2年制のコミュニティカレッジでは年間の学費の平均が2300ドルほどですので、前述したようにコミュニティカレッジへ入学し、4年制大学へ編入するというケースが多くなるのです。
おすすめ(人気)の大学
アメリカで有名な大学といえば、東海岸のエリート私立大学群のアイビーリーグです。アメリカは私たち日本人が思う以上に学歴社会で、アメリカのエリート階級のトップ層は皆このアイビーリーグを卒業しています。他にも教育水準ではアイビーリーグに匹敵しているヒドゥンアイビーや、公立校でもレベルの高い生徒が集まるパブリックアイビーなど、数多くの人気大学があります。
学費面で言えば、ニューヨーク州立大学やカリフォルニア州立大学をはじめとした州立大学が人気です。先ほどのパブリックアイビーの大学も、アイビーリーグに比肩するレベルにも関わらず公立であるため学費が安いというメリットがあります。なんとアイビーリーグに比べて授業料が年間25,000ドル安くなることも。他には、少数精鋭制の私立大学であるリベラルアーツカレッジも注目を集めています。
大学ランキング
アメリカにたくさんある大学を比べるために重要な指標の一つが、毎年発表されるアメリカ大学ランキングや日本人向けの留学ランキングです。有名なものだと、America's Top Colleges 2016(Forbes)や、US News National University Ranking、Best universities in the United States 2016(Times)があります。
おすすめの学部(学問)は?
アメリカは研究環境に恵まれ、どの分野においても世界でトップクラスの教育レベルと言えます。経済大国ということもあり、経営学や会計学など、ビジネスに関する学問を学ぶ学生が多く集まります。
ビザ
大学留学のビザは後述するF-1ビザとなります。
大学院留学
アメリカの大学院の数は日本の6倍以上と言われています。アメリカの大学院では修士号(Master’s Degree)と博士号(Doctoral Degree or Ph.D.)の学位を取得することができます。
アメリカの大学院には2種類あり、1つは学問的研究に主眼を置くグラジュエートスクール(graduate school)、もう1つは専門職養成機関となるプロフェッショナルスクール(professional school)があります。アメリカの大学院の博士課程の学生は、ほとんどティーチングアシスタントやリサーチアシスタントをする機会が多く、学費を免除してくれるほか、給料も支給してくれます。
学費
アメリカ大学院留学にかかる総合費用(学費、滞在費込)は、公立なら200万円、州立なら最低でも年間300万円はかかると言われています。
ビザ
大学院留学のビザは後述するJ-1 / F-1ビザとなります。
MBA留学
他の国のMBAが1年間で修了するのに対し、アメリカMBA留学のコースは基本的に2年間のカリキュラムで構成されています。1年目は基礎科目を学び、ありとあらゆる業界についての知識をつけていきます。
2年目からは会計学やマーケティングなどの副専攻が選べるのも特徴です。また、アメリカのMBAではインターンシップがカリキュラムの一環として組み込まれており、授業でインプットしたものを企業で働く中でアウトプットし、実力を効率的につけていくことができます。
授業はケーススタディが中心で、答えや結論よりも知識を生かした企画力や提案力が重要視されています。紛れもなくアメリカのMBAは世界トップレベルで有り、世界中から多くの優秀な人材がアメリカのMBAを取得しにきます。そういった視座の高い環境の中に留学することは、自信のキャリアアップだけでなく、将来のゴールにも影響してくることでしょう。
ランキング
アメリカを含めた世界のMBAランキングは、主にビジネスウィーク誌 US MBAランキング、フォーブス誌 MBAランキング、US News MBAランキングの3社より毎年発表されています。それらのランキングにはアメリカのスクールが数多く含まれており、アメリカのMBAのレベルの高さを伺うことができます。
学費
ハーバードビジネススクールなど最上位のMBAとなると、学費は年間約30000ドル、中堅クラスで20000ドルと言われています。MBAランキングに載っているスクールはそれだけ学費も高くなります。
ビザ
MBA留学のビザは後述するF-1ビザとなります。
交換留学
現在、多くの日本の大学がアメリカ国内の大学と交換留学の提携をしています。日本である程度の成績を収めていれば、交換留学生としてアメリカ行きを決めることができます。提携校は大学によって異なりますが、上位レベルの大学や外国語大学以外は、留学先の大学の付属の語学学校(ELS)か留学生用のプログラムを受けることがほとんどでしょう。
行き先によっては日本人だらけの学校や、逆に日本人が全くいない学校もあるようなので、提携先の大学は入念に調べる必要があります。また、学部授業を取れたという場合は、アメリカの学生が何年もかけて学んできたことをいきなり学ぶことになります。多忙を極める留学生は多くいますが、語学力が急成長する環境であることは間違いないでしょう。
学費
所属している機関により異なりますが、TOEFLやIELTSの基準となるスコアを満たせば、留学先の学校の費用の半額~全額を負担してくれるケースが多いようです。
ビザ
交換留学のビザは後述するJ-1ビザとなります。
高校留学
まずアメリカへ高校留学する上で知っておきたいのは、アメリカでは高校までが義務教育であることです。公立校へ留学すると言う場合は、半年間や1年間の交換留学をするケースになります。
その理由は、公立高校への交換留学では卒業ができないためです。逆に卒業を目的としている場合は私立校に行きます(これをディプロマ留学と言う)。
例えば全寮制のボーディングスクールに留学するような場合は入学してそのまま卒業という場合がほとんどです。公立校は義務教育を終わらせることに焦点を当てていますが、私立校の場合はアイビーリーグなどの難関大学への準備をする場所という位置づけです。留学する生徒は大学と比べて少なくなるので、留学先に関しては入念に下調べをする必要があります。
学費
公立高校の学費は、3000ドル~10000ドルほどです。ほとんどの場合が交換留学となるので、学費を負担してくれるケースが多いのが魅力です。なので、生活費さえ確保していればそこまで費用をかけずに留学することができるでしょう。
ビザ
高校留学のビザは後述するF-1ビザとなります。
ボーディングスクール留学
アメリカにおけるボーディングスクールとは、全寮制の伝統的な私立高校のことを指します。国内だけでなく世界中から優秀な生徒が集まり、勉学と生活を共にしながらお互いに切磋琢磨していく環境です。
アメリカでは高校は義務教育ですが、基本的にボーディングスクールは有名大学への進学準備校として位置付けられています。有名なのはテンスクールと呼ばれる名門校10校です。
クラスは少人数制で、生徒の個性を尊重したユニークな授業が展開されているようです。ボーディングスクールを卒業した日本人留学生の進路は、アメリカ国内の有名大学に進学するか、帰国子女枠を使って日本の大学へ入学するかのどちらかになるでしょう。
学費
私立のボーディングスクールでは、年間の学費は約20000~40000ドルが相場です。この学費は都市の中心に行けば行くほど高くなる傾向があります。
ビザ
ボーディングスクール留学のビザは後述するF-1ビザとなります。
語学留学
語学力を基礎から身に付けたい、まずはアメリカで短期留学がしたい、大学留学への準備をしたいという場合は語学学校への留学をおすすめします。短期からでも始められる語学留学は、学生にも社会人にも、年代を問わず人気の選択肢です。
留学先としては、大学付属の語学学校(ELS)、または民間が運営している語学学校の2つになるでしょう。ELSの特徴としては、キャンパスが大学内にあるのでアメリカの大学の雰囲気を体感できたり、現地の学生の友人を作るチャンスに恵まれていることでしょう。
留学先として語学学校を選ぶメリットは、費用を抑えることができ、短期集中のプログラムなどにも参加できる点です。アメリカ国内には、ELSも語学学校も多く存在しており、世界中から集まる学生と交流することができます。
学費
アメリカの語学留学にかかる費用は約20万円~25万円が目安です。長期休みなど生徒が集まりやすい時期は学費が高くなる傾向があります。
ビザ
語学留学のビザは後述するF-1ビザとなります。
専門留学
アメリカ留学の魅力は語学の勉強だけではありません。アメリカの専門学校に留学すれば、スポーツ、音楽、アートなど、自分が追求したい専門分野を留学しながら学ぶことができます。入学のハードルも、大学と比べればそれほど高くないのも魅力的です。
専門学校の種類
アメリカでこのような専門的な学問を学ぶ場合は、2年制のコミュニティカレッジやジュニアカレッジと呼ばれる学校で職業訓練プログラムを受けることになります。
学費
アメリカの専門学校の年間の学費は、平均で約6000~9000ドルほど。大学留学と比べれば費用は安い方でしょう。
就職に有利?
アメリカでは日本よりも個人のスキルが重要視されるので、大学や大学院を出ていなくても実績や資格さえあれば就職先は見つかる確率も高くなります。そういった意味では、専門学校では就職に有利な自分のスキルを身につけることができるでしょう。
ビザ
専門学校のビザは後述するM-1ビザとなります。
スポーツ留学
野球、サッカー、バスケットボール、アイスホッケー、アメリカンフットボールなど、アメリカは世界でもっともスポーツに力を入れている国でもあります。日本では納まりきらない優秀な若きアスリートが続々と渡米し、日本よりも恵まれた施設でトレーニングをしたり、世界トップレベルのコーチングを受けています。
しかしながら、日本と同じように、例えスポーツ留学生であれど授業での成績が良くない場合は、所属しているリーグで競技を続けられないということもあるそうです。あくまでも学生の本分は学業ということですね。
アスリートとしてだけでなく、一流のトレーニングやコーチングを学びたい指導者も、アメリカの最先端のスポーツ科学を学ぶためにスポーツ留学をしています。
学費
競技の種類や学校の種類にもよりますが、例えばスポーツトレーナーの場合、全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)が認定しているプログラムなら年間130万~150万ドルが相場と言われています。
選手ならP-1Aビザが使える!?
スポーツ留学では、試合に出ていてそれなりの戦績や記録を所持していれば、国際的に活躍するスポーツ選手が使用できるP-1Aビザを取得することができます。P-1Aビザは個人では取得することが難しいので、専門機関を通して弁護士に頼む必要があるでしょう。
ダンス留学
ダンスの本場ニューヨークを始め、アメリカには毎年世界中からダンス留学をする学生が多く集まります。中でもバレー、ジャズ、ヒップホップダンスは人気で、アメリカは世界屈指のプロダンサーにとっての登竜門のような存在になっています。
ダンスレッスンだけでなく、語学学校や英語研修プログラムと並行してできる留学カリキュラムも人気で、日本人のダンサーからも注目を集めています。
学費
日本語対応のスクールであれば、1週間で約1000ドルほどと言われています。現地のスクールであれば、日本のダンススクールと変わらない値段で通うことができます。
ビザ
通常のダンススクールであれば、教育機関ではないのでビザを取得することはできません。語学学校などに通いながらそのビザを使って滞在するか、ビザなしで滞在できる90日以内の短期留学をするかのどちらかになるでしょう。
演劇留学
日本とは違い、多くのアメリカの総合大学では演劇系の学部が設けてあり、一流の講師陣によるハイレベルな教育が受けられます。施設も充実しており、実際に映画の撮影で使われる場所で授業を学べる学校もあるようです。
アメリカではビジネスにおいても演出やパフォーマンスが重要視されており、ビジネスパーソンが自身のパフォーマンスを磨くために演劇学部で勉強をしているというケースもあります。
学費
大学留学であれば大学ごとの学費によって異なりますが、教育機関でない民間の演劇教室であれば、1週間の授業料は1000~2000ドルほどになります。
ビザ
大学機関である場合は後述するF-1ビザが取得できますが、教育機関外のスクールでは90日以上の滞在はできないため、語学留学とセットで留学するケースがほとんどです。
音楽留学
様々な人種の人々が集まるアメリカでは、音楽の面でも多様性を感じることでしょう。総合大学へ行けば音楽学科が数多くあり、プロフェッショナルレベルの指導を受けることができます。
アメリカでは教養教育が重要視されており、音楽教育にも非常に力を入れています。ロック、ジャズ、ヒップホップなど、アメリカで本場の音楽を学んでみるのはいかがでしょうか。
学費
日本と同様、音楽教育には米国でもお金がかかります。カーティス音楽院などの名門私立音楽学校であれば、年間の学費が1300~1500ドルほどかかります。
ビザ
演劇留学のビザは後述するF-1・M-1ビザとなります。
美術、芸術、アート留学
アメリカにおいて芸術とは、特殊なスキルというよりもむしろ教養の一つとして位置付けられています。そのため、アメリカではどこの大学へ行っても、専攻している学部や学科にかかわらず芸術やアート系の授業を取ることができます。
アメリカにはあらゆる人種の人々が集まっているため、世界の幅広いジャンルのアートを学ぶことができるでしょう。
学費
美術、芸術、アート分野の教育機関は比較的学費が高い傾向にあるのは日本と同じですが、年間15000ドル以下で芸術・音楽・演劇が学べる学校も多くあります。
ビザ
美術、芸術、アート留学のビザは後述するF-1・M-1ビザとなります。
研究・ポスドク留学
医学、生物学、物理学など、あらゆる分野においてアメリカの教育機関は最高の研究環境が整っていると言えます。ノーベル賞受賞者数はダントツで世界一で、研究費を調達するために母校の国籍からアメリカ国籍に変える人たちも数多くいます。
このような最高の研究環境を求めるため、数多くの人々がアメリカ行きを目指しています。専攻する分野によりますが、日本からの研究留学はコネクションもある程度重要なようです。
給与、給料
研究分野や研究室によって異なりますが、アメリカでのポスドクの給料は年間約30000ドルほどです。
奨学金
日本では多くの財団が研究留学生を支援する目的で海外留学助成金(フェローシップグラント)制度を作っています。補助額の相場は年間約200~300万円ほどで、1年間だけ奨学金が出るというケースが多いようです。2年間以上奨学金をもらうには、日本学術振興会海外特別研究員になるなどの必要があります。
ビザ
研究留学のビザは後述するJ-1ビザとなります。
小学生・中学生の留学
最近では、小学生や中学生でも短期の留学プログラムに参加したり、私立校に正規留学する子どもも増えています。日本よりもノビノビとした教育環境のもとで学習することができることや、若い年齢のうちから異国の文化や価値観に触れることで、より教養を深めることができるのは間違いありません。
また、親と子どものどちらもが留学する「親子留学」も流行になっており、安心して子どもを留学に行かせる体制が整い始めています。アメリカの場合、治安を心配する保護者も多いかもしれません。子どもが安心して勉強できる良い地域を探す際は、質の高い学区を選ぶのがコツです。
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サマースクール、サマーキャンプ留学
アメリカ留学でいうところのサマースクールとは、一般的に夏休みなどの学校の長期休暇を利用して語学研修やスポーツなどのアクティビティを楽しむ留学プログラムのことをいいます。語学力に関係なく、誰でも気軽に参加できることから、小学生から高校生を中心に多くのプログラムが存在しています。
基本的には学校のプログラムやツアーに参加する形となり、スタッフが同行している場合がほとんどです。日本での英語教育の早期化に伴って、子どものうちからこのようなサマースクールに参加させたいという保護者が後を絶ちません。
インターンシップ留学
インターンシップ留学とは、語学研修とインターンシッププログラムがセットになった留学カリキュラムのことを言います。語学学校で培った語学力をそのまま実社会の中で実践していくことで、より効率良い学習サイクルを生むことができます。
中には、アメリカのディスニーランドで実際に働けるというインターンシップ留学プログラムもあるようなので、ゆっくり下調べをすることをおすすめします。また、インターンシップで稼いだお金で留学費用を安く抑えるという手段もあります。
有給インターン
有給のインターンシップは人気である分、英語力や資格を求められるケースが多いようです。エージェントを通すインターンでは、1ヶ月の給料は500~100ドルが相場です。
無給インターン
英語力や資格がなくても、無給インターンとして現地の企業や日系企業で働くことができます。お金よりも経験を重視したいと考えている方におすすめです。
ビザ
インターンシップ留学のビザは後述するJ-1ビザとなります。
社会人留学
アメリカの教育機関では幅広い年齢層の学生や生徒を受け入れており、キャンパス内で社会人の方を頻繁に見かけます。そのため、アメリカの大学や大学院へ留学する日本の社会人の方も数多くいます。さまざまな選択肢のあるアメリカへの社会人留学は、スキルアップ・キャリアアップを目指す日本人や、新たなスタートを切りたい日本の社会人に人気となっています。
また、最近では語学学校などで2週間や1ヶ月の短期留学ができるプログラムが注目を浴びており、仕事を辞めることなく長期休暇や有給を使って留学できるようになってきています。
留学のお勧めの都市は?
アメリカは50の州と連邦区から成り立っており、それぞれの州が独立して統治しています。そのため、州ごとに独自の州法が存在し、教育に関する法律もそれぞれ州ごとに整備されています。都市にって留学環境も様々であるので、留学先の都市を決める際には入念に調べましょう。
ニューヨーク留学
ニューヨークはアメリカ最大の都市であり、世界最高水準の世界都市ともされています。世界経済の中心地でもあり、ウォール街をはじめ世界中の企業や金融機関がニューヨークに密集しています。人口密度も高く、人種も多様です。ニューヨーク市内では、自由の女神像やエンパイアステートビルなど、世界的に知られた観光名所も数多くあります。
アイヴィーリーグ(アメリカの有名私立大学群)に指定されている大学が州に2校あるのはニューヨークのみであり(コーネル大学とコロンビア大学)、教育水準は非常に高いとされています。ニューヨークと聞くと大都会というイメージがありますが、高層ビルが建ち並ぶのは中心街だけであり、ニューヨークの外れの方では豊かな自然が広がっています。
ロサンゼルス留学
ロサンゼルスはカリフォルニア州最大の都市であり、ニューヨークに次いで2番目に人口が多い都市でもあります。「LA」という相性で親しまれており、今日のアメリカを牽引している都市でもあります。
街を歩けば、どれだけ多くの人種の人々がいるかを体験できるに違いありません。日本人人口も多く、留学先がロサンゼルスであれば必ずと言っていいほど日本人と遭遇するはずです。かつては犯罪が多発していた都市でしたが、最近では治安部隊により犯罪率は激減したと言います。また、ロサンゼルスの外れの方に行けば治安も良いそうです。
サンフランシスコ留学
サンフランシスコはカリフォルニア州の北部にあり、アメリカの西海岸を代表する都市の一つです。かつてはゴールドラッシュで栄え、今ではロサンゼルスとともにアメリカ西海岸の経済を牽引している都市です。
気候は年間を通して穏やかであり、日本人の我々にとっても過ごしやすいでしょう。シリコンバレーが近いということもあり、生活水準は高く、フランシスコ市内には世界各地から優秀なホワイトカラーの人々が集まっています。
サンディエゴ留学
サンディエゴはカリフォルニア州で二番目に大きな都市です。成田からの定期便が就航しており、日本からのアクセスも大変便利になりました。メキシコ国境に位置するためメキシコ文化も浸透しており、南国の雰囲気を楽しむことができます。
一年中温暖で雨が少なく、全米で最も気候が安定していると言われています。治安もよく、安心して暮らすことが出来るため、日本人の移住先としても人気です。
シアトル留学
シアトルはワシントン州最大の都市です。気候が穏やかなため、全米で住みやすい都市ランキングの上位にあげられています。経済面ではコンピュータ産業やバイオ産業が活発で、マイクロソフトの本社があることで知られています。また、スターバックスコーヒーの第一号店があることでも有名です。気候は温暖ですが、雨が多いことも特徴的です。
ボストン留学
ボストンはマサチューセッツ州にある都市です。人口は65万人ほどで、ニューヨークから車で5時間ほどで行くことができます。また、他の都市に比べて日本人が少ないです。気候面で見ると、ボストンでは12月から3月にかけて最低気温が氷点下になり大雪が降る時もあるため、寒さが苦手な方は注意が必要です。
治安の良い都市は?
バーモント州やワイオミング州など、アメリカの田舎に位置する地域は比較的治安は安定しており、犯罪率が低い傾向にあります。逆に治安が悪い州はニューメキシコ州やネバダ州などが挙げられます。これらの州は現地のアメリカ人ですら犯罪やトラブルに巻き込まれているというので、留学先にする際は注意が必要です。
また、人口が多く、日本人の留学先として人気のニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコは犯罪率が高いと思われがちですが、アメリカの中では比較的治安が良いようです。とにかく、現地に住んでいる人から情報を得て、危ない場所には近づかないことが自分を守る最善の策です。
田舎と都会どちらがお勧め?
とにかく勉強漬けの留学生活をしたいという場合は田舎での留学をオススメします。ただし、一人暮らしなどをする場合は近隣にスーパーや生活用品店が無いと大変不便な生活を送ることになると思います。また、田舎すぎるとアジア人の少ない地域であれば外国人扱いをされてしまうこともあるようです。
逆に都会では学生にとっては生活コストがかかりすぎることが難点です。都市部から少し離れた場所では、生活コストも安く、治安もいいので留学先として最もオススメされています。
ホームステイをする
英語
ホームステイのメリットをあげると、一番に「語学力を日常的に使う環境に身を置ける」ということが挙げられます。大学で語学学校などに通う場合は非ネイティブの生徒と話す機会が多いと思いますが、ホームステイであれば現地の生活を味わいながらネイティブの言語を身につけることができるでしょう。
滞在費
ホームステイでは家電や布団などの生活用品を買わなくて済むので、生活コストの削減にも繋がります。ホスト先に払う1か月の費用は、ニューヨークなどの都会地域では約1500ドル、サンフランシスコなど西海岸地域では約1200ドルほどです。
ホストファミリーによって滞在生活が決まる
ホームステイのデメリットとしては、まず時間の制限があることです。ホスト先によりけりですが、中には門限が夜10時で休日すら遊びに出かけることができないところもあるようです。
また、多くの場合はホスト先が留学先の学校から遠いということもあり、不便であると言う話をよく耳にします。そして、一番大切なのはホストファミリーと仲良くなれるかどうかが問題であると思います。
親身になって接してくれる方もいれば、商業的に受け入れているというホスト先も少なからずいるのは間違いありません。異文化の人たちと生活をともにするわけですから、人によってはやはりストレスも感じるはずです。
ホストファミリーと住む上で生じるトラブルは数多くあります。一番の問題は食事です。住んでいる国が違えば当然食べるものも変わってきますので、舌に合わなかったり、頻繁にお腹を下すというような話はよく耳にします。
女性であれば、ホストファミリーによるセクハラも決して少なくはないといいます。ホストファミリーは当たり外れが極端であるので、ホスト先を決める際はすでに利用した方の意見を参考にしたり、ネット上で口コミを見てから決めた方が良さそうです。
大学や高校の寮・ドミトリーに住む
寮生活
学生寮では、現地の学生や世界中から集まる留学生とともに生活できるため、多くの価値観を理解できるチャンスを得ることができるでしょう。寮によっては24時間住み込みの現地サポーターがいて、怪我や病気などのトラブルが起きた際は早急に対応してくれるところもあるようです。
多くの学生寮はキャンパス内やキャンパス周辺に位置しており、いつでも学校へ行って勉強に励むことができます。
学生寮には様々な人の価値観のもとで生活する分、波長が合わなくてストレスを感じる方も多いようです。共同生活になるので、シャワーやキッチンなどを使いたい時に使えないということも起きてきます。
また、ルームメイトによっては、勉強に集中できないとということもありえるでしょう。それに、入居できる期間は決まっており、授業が始まってから途中から入居したりすることができないので、滞在先を決める際には早めに準備する必要があります。
寮生活における注意点としては、とにかく「ルールを守る」ことに尽きます。ただでさえ異文化の人たちと集団で生活するのですから、守るべきルールはしっかり守る必要があります。
また、協調性も欠かせません。長い寮生活の一度トラブルを起こせば、その後の生活に大きく支障が出てしまうことでしょう。部屋や共同部なども自分だけでのスペースではないので、清潔感を保ちながら生活することにしましょう。
滞在費
学校の付属の学生寮であれば宿泊料金も安く、光熱費も気にせずに済むので節約することができます。月の家賃は約500~600ドルが相場です。
シェアハウス・ルームシェアに住む
滞在費
一人暮らしよりもコストを抑えて、学生寮よりも自由に生活できるのがルームシェアのメリットです。家賃の相場は500~600ドルほどで、1ヶ月単位ではなく半年や1年単位で契約することになるので、注意しておきましょう。
物件を探すには?
留学先の語学学校や大学の掲示板などで入居者募集の案内を手に入れることができます。また、アメリカ掲示板からも探すことができます。
外国人と生活する
多くの場合、寮とは違って一軒家を借りているので自分の部屋を確保することができます。手続きも簡単で、通常のようにアポートを借りるような手順ではなく、ルームシェアのオーナーに連絡するだけで、場合によれば即日入居も可能です。
ルームシェアのデメリットとしては、滞在先のオーナーやルームメイトによっては勉強ができるような環境を確保できない可能生があるということです。どういった人たちが入居しているかどうかは事前に確認する必要があるでしょう。
もしアメリカ人とルームシェアをする場合覚えておきたいのは、アメリカ人は日本人と比べれば掃除を頻繁にしないということです。綺麗好きな人にとっては耐えられないかも知れませんね。
ルームシェアをしている人の話を聞くと、中には事件やトラブルに巻き込まれてしまった人もいるようです。ルームメイトに麻薬を勧められたり、女性であればレイプされそうになった、などという話はアメリカに限らずどこの国でも聞く話です。
アメリカは裁判大国であり、もしトラブルに巻き込まれた際は学生であろうと裁判に巻き込まれることもあるかもしれません。自由度が高い分、滞在先は入念にチェックしておくべきでしょう。
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F-1ビザを取得する
アメリカのビザの申請方法は、いろいろな種類があるので早めにチェックしておく必要があります。大学留学や語学留学などで求められる学生ビザは、一般的に「F-1ビザ」です。
ビザ申請料金とSEVIS費用支払い・面接予約の方法
アメリカ非移民ビザ面接の手順
オンラインビザ申請書DS-160の作成方法
J-1ビザを取得する
JVisaは交換留学生やトレーニーに発給されるビザです。法律内での就労が可能でして、Social Security Numberの取得も可能です。
申請資格
- 法律内での職種に就労
- J-1ビザためのプログラムがDOS(Department of State)からの認定プログラムであることが必須
- 渡米のための資金と英語力を持っている
申請方法
まず The Form DS2019 もしくは "Certificate of Eligibility for Exchange Visitor (J1) Status" というドキュメントを手に入れ、日本の大使館ないし領事館で、一般のビザ書類とともに提出が必要です。
費用
申請料はスポンサーによって違います。またビザの申請は弁護士を通じて行われるため、その料金も定まった金額ではありません。詳しくはこちらのJ-1ビザに関するホームページを参照して下さい。
注意点
注意点は、申請者の大学の卒業学位によって申請ができないこと、また面接の際、英語のできない申請者は実際に面接で落ちていることが挙げられます。
面接で落ちると再申請となり、またお金がかかるシステムになっています。さらにJ1で滞在している最中、アメリカ国外に出るために弁護士に一筆書いてもらう必要があります。
もしこの手続を忘れて国外に出た場合、アメリカに戻ってこれなくなる場合があるので注意が必要です。こういったビザ関連の情報は、法律が変わると内容が変わる可能性が高いです。ホームページで随時情報を仕入れるようにしましょう。
M-1ビザを取得する
ビザ有効期間
就学するプログラムの期間+30日間(SEVIS(学生・交流訪問者情報システム)により滞在や就学が監視されます)
申請資格
- アメリカの機関で非学術的(職業的)教育または研修を受けること
- 留学資金の所持を証明できること
※ M-1はその修了後に直接職業に活かせるプログラムに参加するのに必要となるビザです。語学学校などには通う必要がない(ある程度の英語力がある)ことが前提となります。また、M-1取得後のF-1(通常の学生ビザ)の取得は困難になります。
※最新情報は、必ず国務省および教育省などの公的機関のウェブサイトで確認するようにしましょう。
入学許可が降りたら、学校またはプログラムからI-20という書類が発行されます。このI-20と、ビザ申請書DS-160、I-901 SEVIS費確認書(2016年3月現在200USD)などを含む必要書類をすべて揃え、オンラインで申請を行います。申請費用(2016年3月現在160USD)を支払ったら、大使館(または領事館)での面接の予約を取ります。面接後、審査が無事終了すれば、ビザの付いたパスポートが後日郵送されてきます。
ビザ申請時に必要な書類
DS2019について
この書類は、以下の事を目的としています。詳しくは、下記のJ-1ビザに関するホームページを参照。
- 参加者の特定
- スポンサーの特定
- プログラムの内容の確認、ならびに参加者によって修了されることを確認
- プログラムの開始日、終了日の確認、ならびにプログラムのカテゴリーの確認
- 参加者の資金サポートの確認
I-797とは
雇用主、または代理店で請願書が許可されたことを通知する許可通知のことを言います。
Universal College Application (UCA)
全米500以上の大学で使えるオンライン願書のことを指します。
準備・持ち物
長期留学の場合
-1年前-
留学1年前くらいから学校選びを始めましょう。さまざまなエージェントを回って話を聞いたり、色んな留学情報サイト・口コミサイトで情報を集めたりして、自分に合ったコミカレ・大学・語学学校・専門学校を選ぶことをお勧めします。
-半年前-
半年前頃から本格的な入学手続きを始めます。主に必要なのは高校卒業証明書とTOEFLの点数、パスポートのコピー、予防接種の結果です。
また、I-20(入学許可書)を取るためには、保護者(両親)の学費を払う能力を証明するための銀行口座証明書も必要になります。
これらの書類を送るデッドラインはだいたい入学日の3ヶ月前です。I-20が届いたら大使館に行って面接を行います。渡米の目的を聞かれるだけなのですぐ終わります。この面接を終えるとF-1ビザをもらえ、渡米許可が下ります。入学手続きの中でお金がかかるのは、F-1ビザをもらう時のSEVIS費用だけです。
-2ヶ月前-
留学日程が具体的に決まったら航空券を予約します。忘れてはいけないのが、保険への加入。『留学で保険は本当に必要なの?留学と保険のお話』では、留学にオススメの保険も紹介しています。
クレジットカードを持っていないようなら、留学前に早めに申請して作るようにしましょう。
-1ヶ月前-
入学が決まってからは、アメリカで生活するための実質的な準備を始めます。『アメリカ留学の持ち物は?留学準備をする際に知っておきたいアメリカ留学の必需品』を参考にしてみて下さい。
化粧品やドレスなど、女性に必要な持ち物もあるので『アメリカ留学をする女性必見!アメリカ留学女子が知っておきたいこと』でもチェックしておきましょう。
携帯・スマホは日本で準備もできますし、現地で購入する方法もあります。『アメリカ留学で携帯電話を使うには?アメリカで携帯電話を使う前に知っておきたいこと』を参考に、あなたの留学スタイルに合った準備が必要です。
入学手続きをする際にホストファミリーの申請をしていない場合、びびなびやCraigslistなどで部屋探しを始めるのも2、3週間前くらいに行いましょう。何件か目星をつけておいて、見学してから部屋を決めることをオススメします。
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-到着後にやること-
ホームステイや学生寮に入居する場合はあまり準備するものはありませんが、ルームシェアの場合は家具や調理器具が必要になります。他には、公共交通機関の確認が必要です。バス停の場所や学校への行き方を確認しましょう。正規留学の場合大学からバスなどをタダで乗れるパスをもらえる可能性があるので、要チェックです。
そして最も大事なのが銀行口座の開設です。『アメリカで銀行口座の開設方法!お勧めの銀行も紹介』を参考に、アメリカに行ったらすぐ銀行に行き、家賃や生活費などを送ってもらう口座を作りましょう。口座を作れば家賃をチェックで払えたり、Amazonなどで中古の教科書を売る時などに便利です。
短期留学の場合
学校選び、入学手続き、ビザ取得、航空券取得、保険加入といった流れは長期留学の場合とほぼ変わりません。『短期留学で効果を出すには?短期留学をする際に知っておきたいこと』にあるように、期間が短い留学ほど具体的な目標設定が重要になります。
また、目標達成のためには準備段階から基礎の勉強を始めておくことが大切です。日本にいるうちに基礎を固めることで、留学期間には短期集中で効率良く結果を出せるようになるでしょう。
アルバイト
原則として、アメリカでは留学生のアルバイトは禁止されているのが現状です。しかしながら、アメリカの大学や大学院に通っているという場合は、キャンパス内での飲食店などで週20時間以内のアルバイトをすることが可能です。
キャンパス内の掲示板やポータルサイトをみれば、アルバイトの募集要項を見ることができることができるでしょう。
とはいったものの、キャンパス外でのアルバイトの方が割が良く、日本人留学生を見かけることも多いようです。しかし、これは違法アルバイトとなり、イミグレーションに見つかればすぐビザを剥奪されて強制送還になってしまいます。
時給の相場
外国人である私たちができるようなアルバイトの時給は、8−9ドルが目安。州によって最低賃金は異なってきますが、アメリカのアルバイトの時給は上昇傾向にあります。
例えば2016年1月の時点でのカリフォルニア州の最低賃金は2014年度より1ドル上昇し、10ドルとなっています。飲食店などでは給料に加えてチップも貰えるので、貰える金額は人によって大きく変わってくるでしょう。
ビザで禁止されているアルバイトはしない
アメリカ留学におけるアルバイトの注意点は、一番は違法アルバイトをしないことでしょう。アルバイトが禁止されているビザでアルバイトをしてしまうと、移民局(イミグレーション)に見つかってしまった時は強制帰国、場合によってはアメリカへ再び入国できないということもありえます。
もう一つの注意点は、やはり学業をおろそかにしないことでしょう。特に日本人学生の場合はアルバイトをし過ぎてしまう傾向が強いので注意が必要です。何のために留学へ行っているのかを自分の中で理解してからアルバイトを決めるようにしましょう。
求人の探し方
キャンパス内のアルバイトであれば、学内の掲示板やポータルサイトで調べることができます。留学中に無報酬のインターンシップを探すのであれば、現地の企業にコンタクトを取ってみるといいでしょう。
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履歴書(レジュメ、resume)の書き方
アメリカでは日本のように履歴書の形式が決まっていないので、自分で用意することが必要です。それと、履歴書とは別にカバーレターを用意する必要があります。カバーレターとは、自分がどのような経緯で、どのようにして企業に貢献できるかをアピールする手紙のようなものです。
履歴書もカバーレターも、どのように書いたら良いかわからないという場合は、インターネットで検索すればテンプレートを調べることができるので、それを使用することをおすすめします。例えアルバイトでも、履歴書やカバーレターをかく機会が得られることは大きな経験になるはずです。
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留学エージェント(斡旋業者)を利用する
皆さんが留学をする際に、留学エージェントを利用しようと考える方は多いかと思います。しかし、留学エージェントについてよく知らないと払わなくてもよい手数料を払っていたり、あるいは自分のイメージしていたものと違うものになってしまうかもしれません。
つまり、留学エージェントについて知ることは留学への第一歩であると言えます。留学エージェントは学校に学生を紹介することによる「手数料」を主な収入源にしています。
注意するポイント
ここでなにかにつけて手数料を取ってくるエージェントは注意です。いくつかの留学エージェントでリサーチして、自分で実際に語学学校に問い合わせてみると、どれだけ上乗せされているかを知ることができます。自分に適した留学プランを提案してくれているか、多額の手数料を請求していないか、などに注意してみましょう。
メリット
留学エージェントを使うメリットは学校の手配や交通手段、ビザ取得など留学に必要な準備を整え、保証してくれることです。もちろん、自分で行うことも出来ますが、時間と労力を消費します。余裕を持って留学に望みたい、語学勉強に時間を割きたいという方にはエージェントを利用した方がいいでしょう。
また留学中に困ったことがあった場合、相談する体制も整っています。いざという時に助けてくれる環境があることは心の支えになります。
デメリット
デメリットとしては、手数料がかかるので自分で手配するのに比べて費用が高くなります。中には多大な手数料を請求してくるところもあるので、エージェント選びには注意が必要です。
また、紹介される学校もエージェントと提携しているところしかないため、選択の幅は狭まります。さらに大学の場合はエージェントを通したからといって、100%入学できるわけではありません。入学できるかどうかは大学側が判断することなので、自分で書いた推薦状であったり、高校・大学での成績表も重要な要素なのです。
自分で手続きして留学する
留学する際には少しでも費用を抑えたいと思うものです。そんな時はエージェントを通すよりも全て自己手配する方が手数料も取られないので有効的であると言えます。
しかし、注意すべき点を見落とすと充実した留学生活が送れない可能性があります。なぜなら、自己手配は誰も保証してくれないからです。どんなことが起こっても、自己負担となってしまうため当然リスクがついてきます。
メリット
エージェントを通すよりも自己手配は費用が抑えることができます。エージェントを介してしまうと、どうしても手数料がかかってしまい料金が高額になるケースが多いからです。
また自己手配することによって、自分の今回の留学の費用であったり、自分が行く学校についての詳細を知った状態で行くことができます。エージェントを介すと任せっきりになってしまって、こういったことを曖昧なまま向かうことになります。
デメリット
ただ前述でも書いた通り保証がありません。自分で派遣したが学校への連絡が上手くできていなかった、現地でパスポートをなくしたがどうすればいいかわからない、ビザの申請はどのようにすればいいのか、こういったことが起こる可能性もゼロではないということを念頭においてください。
出発前にあらゆることを考え、出来る限りの準備をしておきましょう。
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留学に関する試験・資格
TOEFLとは
TOEFL(トーフル)とは、非英語圏の人を対象とした英語テストです。英語圏の大学などに留学を希望する学生の英語力を測定する際に用いられ、アメリカ留学の希望者にとって最も重要なテストの一つとなっています。
テストはiBTとペーパーテストに分けられ、iBTではリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4部構成、ペーパーテストではリスニング、文法、リーディングの3部構成となっています。
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GPAとは
GPA(Grade Point Average)とは、学生の成績を評価する際の指標となるものです。欧米の大学では広く普及されており、現在では日本でも全体の60%以上の大学でGPAが採用されているそうです。
アメリカの大学に交換留学などをする場合は、日本の大学でのGPAが影響されることもしばしばあります。留学を考えている方は、高いGPAを保てるように履修を組む工夫も必要です。
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SATとは
SATは「Scholastic Assessment Test」の略で、主に言語能力(英語力)と数学的思考力に関するテストです。大雑把に言うと、英語と数学しかないセンター試験のようなものです。
SATは2400点満点で、3つのカテゴリーそれぞれ800点満点を合計して計算されています。3つのカテゴリーは、「Critical Reading(読解力)」「Writing(筆記)」「Math(数学)」に別れています。
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ACTとは
ACTは「American College Testing Program」の略で、SATほど有名ではないものの、SATを受け入れてる大学ならほとんどすべてがACTも受け入れているので、SATの代わりに提出することが可能です。ACTは英語、読解、エッセイ、数学、科学の5つのセクションに分かれていて、計3時間で解きます。
また、ACTはエッセイがあるバージョンとないバージョンがあり、どちらを受けるか選ぶことができます。ただし、ほとんどの大学はエッセイがあるバージョンのスコアを受け付けているので、どっちか迷ったらあるバージョンを受けましょう。
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GREとは
GREは、「Graduate Record Examinations」の略で、基礎学力を測るテストの一つです。 アメリカの大学院への出願時には、その他出願書類と一緒にGREのスコア提出が求められることが一般的とされています。 TOEFLやIELTSとは違い、GREはネイティブの学生も対象にしているテストです。
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Early Admissionとは
Early Admission早く合格結果が来るプログラムです。志望校が決まっている学生は、願書作成に時間をかけられること、チャンスが増えることや、合格が決まってから入学までの準備期間が長いことが利点ですが、最大の利点は一般入試より合格率が高いと言われています。
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費用を知る
アメリカ留学の学費は、これまで見てきたように留学先によって大きく異なります。アジア圏の学校と比べると学費は高めですが、例えば交換留学なら日本の学校の学費のみで良いプログラムもありますし、アメリカ留学を対照にした奨学金の種類は数多くあります。
アメリカでの生活費は、交際費と食費を含めると1ヶ月あたり3~7万円くらいが相場になります。もちろん、田舎の方であれば低く抑えられますし、逆にユーヨークやロサンゼルスなど大きな都市ほど高くなってしまいます。
◎もっと詳しく!アメリカ留学費用の記事
『アメリカ留学の費用は?留学前に知っておきたいアメリカ留学費用の相場』では、ここまでご紹介してきたアメリカ留学の学費・滞在費についてさらに分かりやすくまとめています。
奨学金をもらう
奨学金をもらう方法はいくつかありますが、まずはじめにすべきことは大学内で案内してある奨学金情報を把握することでしょう。その次は、自分が住んでいる地域の奨学金を検索したり、民間企業が持っている奨学金制度を問い合わせてみることをオススメします。
アメリカへの留学人口は多いので、ネットで検索すれば多くの情報を手に入れることができると思います。
トビタテ!留学JAPAN
トビタテ!留学JAPANの奨学金をアメリカ留学でも使うことは可能です。得に、アメリカのアイヴィーリーグなどのトップレベルの大学への留学を考えている方は、トビタテの奨学金を上手く使って学費を抑えるのも効果的でしょう。
留学を決定する期間は1年前から半年前くらいになるかと思いますが、トビタテに向けての準備も並行してする必要があるので注意が必要です。
トビタテ!留学JAPANについての情報は、『トビタテ!留学JAPANガイド<6期・7期向け>』にてさらに詳しく紹介しています。気になる倍率や、選考方法も!
◎もっと詳しく!留学奨学金の記事
『留学奨学金一覧はこれだ!返済不要の奨学金を徹底調査』では、アメリカ留学を考えるならぜひチャレンジしたい奨学金をリストアップしています。
アメリカ留学の体験談をチェック
実際にアメリカ留学をした人の体験談の一部を紹介します。体験談の全文、他の体験談は留学コミュニティサイト『アブログ』で閲覧可能です。体験談を参考にしながら、自分の留学をイメージしてみましょう。
⇒留学コミュニティサイト『アブログ』・アメリカの口コミ
アメリカに語学留学する人は多いです。英語を学べば将来必ず役に立つといわれているからです。その為には事前に英語を学んでおかなければ留学できないと思っている方もいるかもしれません。しかし私は英語を全く話せないままアメリカへ行きました。
私の英語力は最低ランクです。出国1週間前に5W1Hの意味を理解しました。そして留学中にThis isのisの意味を初めて知った程の英語力です。
そんな私が武器にしたのは積極性です。誰かと出会ったら「ハイ!」と手を挙げて挨拶をして、ハイタッチを行う。どんな人相手でも堂々として片言の英語と英単語を並べて会話をする。会話が通じない場合はジェスチャーや地図を利用する。
そんな調子で英語を話すことなく2か月過ごすうちに、私は周りとのコミュニケーションがとれるようになっていました。
英語が話せなくても充分に留学はできます。世界万国共通なのは英語ではなく感情なのですから。- Juniさん
既に大学の学位を持っていたので、専門学校を選びました。(中略)生活と英語に慣れるため、事前に語学学校に1ヶ月だけ行きました。あまり語学学校に資金と時間を使いたくなかったので日本でできる限り勉強しましたが、ヒアリングとスピーキングは、英語に囲まれて生活していないので、日本に住んでいる限りがあると感じました。アパート、学校、遊び、買い物、荷物や学費の支払いなど、生活の手続きを自分でしながら上達したと思います。夜の部のコミニティカレッジは学費も安いし、習い事やビジネス、アート科目も充実し、アメリカ人の一般市民も参加しているので良い友達ができるかも。必ずチェックしましょう!
- jbj77jpさん
留学ブログは情報の宝庫!
留学体験談の表現の一つとして、ブログがあります。『アメリカ留学ブログ総まとめ!アメリカで人気の留学ブログとは?』では、アメリカ留学経験をつづった日本人の大人気ブログを紹介しています。現地留学生のブログには、実際の授業の様子や詳しい生活費など、貴重な情報がたくさん!
まとめ
調べれば調べるほど、アメリカ留学の魅力はたくさん出てきます。留学先を検討している方やアメリカ行きをすでに決定されている方、あるいは、まだ留学するのをためらっている方に読んでいただけたらと思います。
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