TOEFLより難しい?アメリカ大学院留学で必須のテスト「GRE」攻略法

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Alberto G.

GREとは、「Graduate Record Examinations」の略で、基礎学力を測るテストの一つです。 アメリカの大学院への出願時には、その他出願書類と一緒にGREのスコア提出が求められることが一般的とされています。 TOEFLやIELTSとは違い、GREはネイティブの学生も対象にしているテストになります。今回は実際にGREを受けた筆者が実際にどのようにしてスコアを伸ばすことができたのかをお伝えします。

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アメリカの大学院への出願時にはGREは必須!

私はアメリカの大学院で映画製作を学ぶためにいくつかの学校にアプライしましたが、いずれもGREのスコアは必須でした。TOEFLのスコアでかなり高得点をたたき出していたのでGREも勉強すればそれなりにすぐ効果がでるだろうと甘い考えを抱いていましたが、いざ勉強を始めてみるとTOEFLなんてGREに比べたら「超簡単」だということに気づき、えらく焦ったのを覚えています。

GREは留学生向けではなく、現地のネイティブの学生も受けるテストですから簡単なわけないですよね。

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GREのスコアを伸ばす方法

ではその難しいGREでどれだけスコアを伸ばせるか。GREがどのようなテストであるかはオンラインで検索すればいくらでも出てきますので、とりあえず概要はリサーチしてみてください。大まかに言うと、以下の3つのセクションで構成されるテストです。

  • Math(数学)
  • Verbal(読解・文法)
  • Analytical writing(ライティング)

数学ははっきり言って簡単です。何回も過去問を解き、高一程度の数学知識さえあれば満点も狙えます。高校時代数学で赤点ばかりとっていた私でもこのセクションはほぼ満点でしたから、逆に「大学院に行くのにこんなに簡単でいいのか?」と不安に思ったくらいです。

文系の専攻で数学のスコアがあまり影響しない場合もありますが、数学で点数を稼ぐことに全くデメリットはありませんので是非ここは専攻に関わらず、高得点を確保しましょう。自信のあるセクションがあるだけでも精神的にもゆとりができますよ!

では読解・文法のセクションはどうかというと、これがまたメチャクチャ難しい!TOEFLのリーディングなどとは格が違うので入念な準備が必要です。アメリカで生活していくに当たっておそらく日常生活で必要としないであろう単語、語彙のオンパレードですから、モチベーションをキープしつつコツコツ勉強するのが私には大変苦痛でした。正直最初は自信を失いました。

しかしここは踏ん張って頑張るしかないので 過去問をひたすら解き、分からない単語はその場で習得していく、の繰り返しです。私の場合、時間を費やした割にはあまり成果が出なかったという苦い思い出となったセクションですが、知っていて損な単語なんてありませんから勉強したことは絶対にプラスになっていると思います。幸い選択肢方式ですので、とりあえずは語彙を増やして正解の可能性がある答を2つくらいまでに絞れるようになればスコアもぐっとあがると思います。

次にライティングのセクションですが、TOEFLのライティングのテーマより多少難易度の高いものが出ると想定してもらうのが一番分かり易いかと思います。とりあえずはTOEFL、GREの過去問から10個くらいサンプルとしてテーマを選び、完璧なライティングを目指して書いてみましょう。自信のあるライティングのパターンを確立しておくことにより、どんなテーマに対してもある程度臨機応変に対応できるようになります。

最後に全体を通してのアドバイスですが、参考書を買ってペンで書き込みをしながら勉強する人もいれば、パソコンでひたすら過去問を解く人もいると思います。自分のスタイルに合った勉強法で構わないのですが、本番の試験はすべてCBT、コンピューターベースですので、その方式には絶対に慣れておいてください。

私は勉強を始める前に一度模擬試験を受けてみました。散々なスコアでしたが、自分の目標スコアをどの位の期間で達成すべきかという現実的なスケジュールプランニングに役立ったと思います。ちなみに私の場合は3〜4ヶ月をGREに費やしました。

あとGREはTOEFLと違い、すべてのスコアがアプライする大学院にレポートされてしまいますので、本番の試験はある程度準備をしてから受けることが重要です。私の場合は3回受けて、1回目と3回目のスコアだけを提出し、2回目はスコアに自信が無かったのでキャンセルをしました。試験後のスコアのキャンセルはスコアを知る前にしかできませんので、キャンセル後に知ったスコアが意外に良かったとしても、そのスコアは提出できませんので要注意です。

まとめ

GREは簡単なテストではありませんが、このスコアだけが合否に響いてくるのではなく、エッセイやGPA、作品見本なども大きく関わってきます。よって、それぞれバランスよく準備を進めつつ、期日までにスコアを最大限にすることがポイントです。合格目指して頑張ってください!

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この記事を書いた人

krazimary
krazimary

日本の大学生時代にカリフォルニア、サンディエゴの大学に一年間留学。その時カリフォルニアに魅せられ大学卒業後はロサンゼルスの大学院に進学し、国際結婚を経て現在はアメリカのエンタメ業界で働く一児のママ。

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