ATMに現金がない?アルゼンチンで生活していて驚いたこと5選
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日本とは地球の正反対側に位置するアルゼンチン。気候も言葉も文化も違うこの国。日本では考えられない様なエッと驚くことも沢山。今回は筆者が実際にアルゼンチンで生活していて驚いたことを紹介します。
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1.道路は車優先
本来は歩行者優先なのだそうですが、運転の荒いドライバーが多いアルゼンチン。車は基本的に止まってくれません。特にバスは信号無視が多く、黄色でも平気で突っ込んできます。また、アルゼンチンの信号は赤から青に変わる際、赤→黄→青と変わり、気の早いドライバーやバイクは黄色の段階で発進する人も。
また、中心部には世界一幅広いと呼ばれる、リベルタドール大通りを始め、一度では渡りきれない道路もあります。地元の人は横断する時も歩行者信号無視ですが、くれぐれも自己責任で。
2.夕食は8時以降
宵っ張りが多いこの国、レストランは夜8時以降にならないとオープンしません。レストランが混み始めるのは9時過ぎ、週末には0時を過ぎても行列が。地元の人は、夕方6時頃にメリエンダと呼ばれるオヤツの時間にクロワッサンやサンドイッチを食べるのが習慣なので、確かにお腹は空きませんよね。
逆に言うと、8時の開店と同時に行けば、ほぼ確実にテーブルにありつけるというプラスもあるのですが、地元の人と外食や自宅にお呼ばれした場合、9時前に始まる事は無いと思っていて良いでしょう。実際お呼ばれしたBBQで9時に到着したら、メインにありついたのは日が変わってからという事が。
3.ATMに現金が無い
現在、通貨アルゼンチンペソで最も大きな紙幣は100ペソ。2016年半ばから200ペソ、500ペソ紙幣が徐々に導入されるそうですが、執筆時点で100ペソは約873円(xe.com調べ)。スタバの「今日のコーヒー」トールサイズが40ペソということから分かるように、100ペソの価値はほとんどありません。
銀行やATMによって差はあるようですが、1日の引出し金額は2000(もしくは3000)ペソまで。ATMに何枚紙幣が入るのかわかりませんが、連休中引き出しに行くと高い確率で現金切れの事が多く、何軒か回る羽目になります。連休前や地方に行く際は、多めに現金を引き出して。
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4.待っても来ない
暮らし始めると、インターネットの開設やアパートの修理など、様々な場面で外部の業者に工事を頼む事があると思います。問題なのが、約束した時間に来ない事が多いこと。電話で連絡してくれればまだ良いのですが、そんなマメなことはしません。全く連絡無しの上、適当な言い訳で逃れようとする人の多いこと。
筆者はインターネットの開設工事の為、1日自宅待機した上、さすがにしびれを切らして電話をかけたところ、「御宅の住所が見つからなかったから」と言われたことがあります。その為に携帯電話の番号も教えているのに、です。そんなことが何度かあってからは、来てくれただけ嬉しいと思う様に。
5.優先席の譲り合いが凄い
日本人の感覚ではイライラさせられる事も多いアルゼンチンの生活ですが、一つ感心するのは、優先席の譲り合い。日本だと、妊婦さんやお年寄りになかなか席を譲らないことが問題になっていますが、ここでは皆、優先席対象の人が公共交通機関に乗ってくると、競うように席を譲ります。ベビーカーや車椅子なども、周囲の乗客が手伝うのが普通。そこには、邪魔だとか、面倒だとか言う感情は伺えません。
競うように譲っていた同じ人が、車に乗ると一挙に運転の荒いドライバーになるので、その差もまた興味深いものです。
最後に
いかがだったでしょうか。アルゼンチンに来られる機会があれば是非参考にしてみてくださいね。
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この記事を書いた人
7年半のアメリカ生活の後、日本で知り合ったヨーロッパ出身の夫とブエノスアイレス在住。 「人生一度きり、何でも一度はとりあえず試してみる」をモットーに色々挑戦中。
http://ameblo.jp/korokoume/