食べ物を使ったイタリア語の面白いイディオム10選
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突然ですが、イタリア語で「リンゴは幹からそこまで遠くに落ちることはない」という意味を持つイディオム「La mela non cade mai lontano dall'albero.」が、どんな意味なのかご存知でしょうか?日本のことわざのように、イタリア語にも様々な意味をもつイディオムがございます。ここでは「食べ物」を使ったイディオムに特化してご紹介して行きます。
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Rendere pan per focaccia.
View this post on InstagramᗩᒪᗷIᑎO ᗰᗩᒪᖴᗩᖇᗩ' ᔕᗩᑕᑕᕼIᑎIさん(@albino_malf)がシェアした投稿 - 2019年 7月月26日午後2時44分PDT
「Rendere pan per focaccia.(レンデレ パン ペル フォカッチャ)」の直訳は「フォカッチャのお返しにパンをおくる」。転じて「仕返しをする」「リベンジする」を意味するイディオムとなりました。ジェノヴァ発祥のイタリアのパン「Focaccia(フォカッチャ)」が出てくる面白いフレーズです。
O mangi questa minestra, o salti questa finestra.
View this post on InstagramBuon #weekend #finestra #ilcortilesullafinestra #omangiquestaminestra
Tizio Bononciniさん(@tiziobononcini)がシェアした投稿 - 2016年10月月7日午前8時52分PDT
「O mangi questa minestra, o salti questa finestra.(オ マンジ クエスタ ミネストラ オ サルティ クエスタ フィネストラ)」の直訳は「このミネストローネスープを飲むか、もしくはこの窓から飛び降りるか、どちらかだ」つまり「他に手段がない」「選択の余地がない」ということを表しています。
O Gallina vecchia fa buon brodo.
View this post on Instagram#gallina #gallinavecchia #thedoctor #thedoctor46 #boutiquespeed
Boutique speedさん(@boutiquespeed)がシェアした投稿 - 2019年 6月月4日午前9時52分PDT
「O Gallina vecchia fa buon brodo.(オ ガッリーナ ヴェッキア ファ ブォン ブロード)」の直訳は「年寄りのめんどりからは、よい出汁がでる」。日本語の「亀の甲より年の功」のようにポジティブな意味で用いられることもありますが、一方で「老いためんどりからは、よいい出汁はでるけれど、卵は産めないよね」といった女性への誹謗中傷、冷やかしとして用いられることも・・・。使う時はご注意ください。
Avere gli occhi foderati di prosciutto.
View this post on InstagramSalumería en Casaさん(@salumeriaencasa)がシェアした投稿- 2019年 8月月21日午後4時21分PDT
「Avere gli occhi foderati di prosciutto.(アヴェーレ リ オッキ フォデラーティ ディ プロシュット)」の直訳は「ハムに覆われた目を持っている」というイタリア語。「目がハムに覆われていて何も見えない!」という意味から、転じて「見て見ないふりをする」ことを指すイディオムとなりました。
La mela non cade mai lontano dall'albero.
View this post on InstagramGiuLsさん(@the_giuls_88)がシェアした投稿- 2019年 2月月26日午前10時17分PST
「La mela non cade mai lontano dall'albero.(ラ メーラ ノン カーデ マーイ ロンターノ ダッル ァルベロ)」の直訳は「リンゴは幹からそこまで遠くに落ちることはない」。転じて「子供は親に似る」という意味のイディオムとなりました。
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Al contadino non far sapere quant'è buono il formaggio con le pere.
View this post on Instagramborse&FilatiCrochetさん(@borseefilaticrochet)がシェアした投稿- 2015年 8月月18日午後2時00分PDT
「Al contadino non far sapere quant'è buono il formaggio con le pere.(アル コンタディーノ ノン ファ サペーレ クアント ェ ブオーノ イル フォルマッジョ コン レ ペーレ)」は「農家の人はチーズと洋ナシの組み合わせがどのくらい美味しいか、知られてはならない」という意味のイディオム。「秋ナスは嫁に食わすな」のようなイタリア語の面白いフレーズで、これを聞くとチーズと洋ナシがつい、食べたくなってしまいます。
Essere una testa di rapa.
View this post on InstagramMani in Pasta Lisboa ®さん(@maniinpasta.lisboa)がシェアした投稿 - 2016年10月月17日午前12時37分PDT
「Essere una testa di rapa.(エッセレ ウナ テスタ ディ ラーパ)」は「頭がカブになる」転じて「バカになる」という意味のイディオムです。
Essere una testa di rapa.
View this post on InstagramLetizia Gaspariさん(@suddenlytherese)がシェアした投稿- 2014年 1月月19日午後12時31分PST
「Essere una testa di rapa.(エッセレ ウナ テスタ ディ ラーパ)」の直訳は「籠の中のたまごを割る」転じて「計画をつぶす」という意味のイディオムとなりました。
A tutta birra.
View this post on InstagramEliaさん(@0elia0)がシェアした投稿 - 2019年 8月月19日午前9時58分PDT
「A tutta birra.(ア トゥッタ ビッラ)」の直訳は「ぜんぶビールで」という意味。全速力を意味するイタリア語のイディオムです。
Togliere le castagne dal fuoco.
View this post on InstagramLaurin25さん(@laurinbela25)がシェアした投稿- 2015年11月月7日午前8時53分PST
「Togliere le castagne dal fuoco.(トリエレ レ カスターニェ ダル フオッコ)」はまさに日本語の「火中の栗を拾う」のイタリア語版。意味も同じです。
まとめ
イタリア語の面白いイディオムはCMやポスターなどに使われていることも多いです。街歩きの際は是非注意深く観察してみてください。
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,