中世にタイムスリップ?人の優しさで溢れる田舎町「ヨーク」の魅力3選
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ヨークには街の起源がローマ時代に遡るほど長い歴史があります。細い迷路のような道で埋め尽くされた街の中心部には、活気溢れるマーケットがありながら、車を5分も走らせれば自然が溢れる郊外に出る、とても小さな街です。今回は、そんな素敵な街ヨークの魅力についてご紹介します。
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ヨークとは・・?
イギリス北部、ノースヨークシャーの中心都市「York(ヨーク)」。ロンドンからは電車で2時間、エディンバラからは2時間半ほどの場所で、ブリテン島の東側に位置します。人口は20万人ほどのとても小さな田舎町です。
1.街並みが綺麗
古代ローマ帝国がブリテン島を支配した時に街は作られ、街の城壁は12世紀に、街のシンボル「ヨーク・ミンスター」はなんと7世紀ごろに建てられました。のちに焼失してしまいますが、また建て替えられて現在の姿になりました。
ミンスターの最上階から眺める街には、赤い屋根が広がり、多くの日本人観光客がイギリスに抱くイメージと当てはまるのではないでしょうか。赤い屋根が今でも街のほとんどに残っているのは、一説によると移民が少ない地域で古いものを大切にする文化が根底に流れているからとのこと。
また、街の中心をぐるりと囲む城壁を一周歩くこともできます。「城壁を守る会」に所属している地元の方達と交流することもでき、より一層楽しむことができます。
中心部には、ブリティッシュパブを始め「伝統的なイギリス」を楽しめる場所がいくつもあります。例えば、有名なアフタヌーンティー・ルームの「Betty’s」いつも予約でいっぱいですが、イギリスらしさを楽しむことができる場所の1つです。
Betty’sの店舗情報
住所:6-8 St. Helen's Square YO1 8QP
時間: 日〜金 9am - 9pm / 土 8:30am - 9pm
電話: +44 (0)1904 659142
URL:https://www.bettys.co.uk/tea-rooms/locations/york
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2.博物館、美術館が多い
ヨークシャー全体に関する17〜19世紀にかけての資料や、ヨークをモチーフにした絵画が多数展示されている美術館も街中にたくさんあります。
私が行った博物館で興味深かったのは「ヴァイキング博物館」です。ヴァイキングとは、10世紀ごろ、北欧の方面から南下してイギリスに攻め入った民族の総称です。彼らはヨークに侵攻しただけでなく、英語の基礎に影響も与えていたようです。そのような彼らの生活様式をリアルに展示した博物館がヨークにはあります。
歴史がある街で、その街の歴史についても博物館の展示品等を通して深く学ぶことができます。教科書上で学んだ世界史の内容を実際に展示品を自分で見て歴史を感じられます。
JORVIK Viking Centre(ヴァイキング博物館)の情報
住所: Coppergate, York, YO1 9WT, United Kingdom
時間: 月 11am - 5pm / 火〜土 11am - 6pm
電話: +44 1904 615505
料金: 子ども £7.25 / 大人 £10.25 ※料金は公式サイトでご確認ください
URL:http://jorvik-viking-centre.co.uk/
3.人が優しい
街中は細い道が多いので迷ってしまうことがよくあります。そんな時、地元の人たちが「Are you alright? (大丈夫?)」と積極的に声をかけてくれ、親切に道案内をしてくれます。
私はヨークに滞在中、イギリスの文化に触れるため教会に行きました。地元の方達はいつも親切に迎えてくださったり、クリスマスの会に呼んでくれたりと、キリスト教徒ではない私でも素晴らしい体験をさせてもらえました。
このような地元の人との交流は、ロンドンなどの大都市圏でなかなかできない、田舎町のヨークならではの経験ではないでしょうか。周りの人がとても親切に接してくれるため、初めての場所にいてもホームのような感覚を覚えることがあります。そんな「人が優しい」ところもヨークの魅力の1つです。
最後に
いかがでしょうか?実際に私が留学して感じたヨークの魅力についてまとめてみました。またヨークにはイギリスの中で教育水準が高いことで有名なヨーク大学や、その他語学学校もあります。特に自然が豊かで歴史の趣を感じる街で留学したい人にヨークはお勧めです。
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この記事を書いた人
東京出身で、大学在籍5年目です。2015年の夏から約10ヶ月イギリスのヨーク大学に留学をしていました。趣味は留学中に始めたバイオリンと手芸です。よろしくお願いします!