タイで洗剤を買うときのポイントとは?タイでポピュラーな洗濯用洗剤と洗剤の選び方
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海外では現地の言葉が読めなくて欲しい商品を買うのに苦労したことはありませんか?特にタイでは洗剤のパッケージは英語表記が少なく、見た目がどれも似ているのでタイに来たばかりの方は一人で買うのが難しいようです。そこでタイのスーパーでよく見かける洗剤の一例とその特徴についてまとめました。
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タイの洗剤はタイ語の表記がほとんど
- 後輩
先日、タイに赴任してきたばかりの後輩にこう言われました。ドイツで1年暮らした経験のある彼女。英語もそこそこできるのに、人に頼ることがあるなんて珍しい。
いいよー、何買うの?
筆者
- 後輩
洗剤を買いたいんです。
えっ?洗剤?
筆者
その後輩によると、ボディーソープやシャンプー、コンディショナー、その他日用品はパッケージに見覚えがあるものも多く、英語表記があるので簡単に買えたそうなのだが、洗濯用の洗剤は以下の理由から欲しいものを見つけるのが難しいようです。
- パッケージに英語による表記や説明が少なく、タイ語表記がほとんど。
- 「洗剤」と言っても洗濯用、柔軟剤、漂白剤、しみとり剤、と種類が多く、しかもパッケージが似通っている。どれがどれだかわからない。
というわけで、早速二人でスーパーに行ってきました!
買う前の注意事項
洗濯機の種類に合わせて洗剤を選ぶ
タイの洗剤は、上に蓋が付いた「上蓋式」の洗濯機用と、手前に扉がある「ドラム式」の洗濯機用とで洗剤の種類が分かれています。買う前にその商品がどちらの洗濯機対応なのか、よく確認してから購入しましょう。
とある不動産会社の営業担当の方によると、洗濯機が故障したと言って電話をかけてくるお客さんの大部分がこの洗剤の間違えによるものなんだとか。上蓋式の洗剤をドラム式で使うと泡が多く出て故障の原因となります。洗濯機を壊してしまい、後で弁償することがないように気を付けましょう。
洗剤のタイプの判断はパッケージのイラストを参照する
洗剤のパッケージの下にこのようなイラストが描かれています。これを見て洗剤のタイプを判断しましょう。最近では上蓋式でもドラム式でも使用できる洗剤も多く売られています。
洗濯用洗剤
筆者は洗剤の粒が溶け残らない液体タイプが好きですが、某家電メーカーに勤める知り合いによると、タイでは顆粒タイプの洗剤の方が価格が安いので、液体洗剤よりも顆粒タイプの洗剤の方がよく売れているのだそうです。
パオ・エム・ウォッシュ
メーカー:LION(タイランド)
洗剤のタイプ:粉・液体共にあり。
プロテインやバクテリアの汚れを分解するdeozymeという成分と、洗濯機にカビや汚れを付きにくくするanti-corrosionという二つの成分が配合。部屋干ししなければいけない人にも良いかもしれません。パオシリーズは他にもさまざまなラインナップがあり。
ブリーズ・エクセル・コンフォート
メーカー:ユニリーバ(タイランド)
洗剤のタイプ:粉・液体共にあり。
洗い上がりに良い香りが続く「コンフォート(ユニリーバ社の香り付き柔軟剤)」という商品がコラボした洗剤。よって別に柔軟剤を入れる必要はありません。一日中良い香りが続くそうです。手洗い用にも対応。
アタック・ソフト・プラス(ヴァイオレットアロマ)
メーカー:花王(タイランド)
洗剤のタイプ:粉・液体共にあり。
日本でもお馴染み、花王のアタックシリーズ。こちらも柔軟剤入りのタイプ。こちらは紫の花の香り付き。他に「ピンクの花の香り」タイプもあります。アタックシリーズは他にも色々なラインナップがあり、高い洗浄力で洗う時間を短縮する「アタック・イージー」も良く売れています。
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漂白剤
意外と大活躍する漂白剤。こちらも少しご紹介します。
ファイト
メーカー:LION(Thailand)Co.,Ltd.
タイプ:液体
首回りや袖周りに付いてしまった汗ばみなどの汚れを落とす部分用漂白剤。洗う前に汚れた部分にひと塗りし、軽く揉みこんでしばらくおいて置きます。その後普通の洗濯ものと同じように洗います。汗っかきの筆者にとっては大活躍の1本。
ヴァニッシュ
メーカー:RECKITT BENCKISER(Thailand)Co.,Ltd.
タイプ:粉
こちらは粉末状のシミ取り剤。スプーン1杯分を洗濯用洗剤と同じように入れるだけ。
アイロンのり
シワの付いた服が嫌いなタイ人。シャツにもパンツにも何でもアイロンをかけちゃいます。
ファインライン・ファブリックスターチ(グラム・プリンセス)
メーカー:BIO Manufacturing Co., Ltd.
洗剤のタイプ:液体
アイロンの熱で生地を傷めないように保護しながら、同時に生地に自然な柔らかさを与えます。このラインナップは香水をイメージしており、仕上がりに良い香りが付くのだそうです。タイ人って本当に香り好きですね。使用前に軽く振ってからお使いください。
まとめ
いかがでしたか。上記にご紹介した商品は大抵のスーパーやコンビニで売られていますのでタイ文字が読めなくて買い物が難しい方はぜひ参考にしてくださいね。
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この記事を書いた人
20代の半分以上をタイで過ごしたアラサー女子。タイのバンコクで留学、現地採用を経て、現在は駐在員として奮闘中。趣味はマラソンと食べ歩き。気になるスポットは自分の足で走って向かいます。
お願いがあるんですが、今夜一緒に買い物に付いて来てくれませんか?