タイにも浸透している日本製品?タイ人でも知っている日本語とは?
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タイは親日国と言われ、日本の文化も浸透しています。タイ国籍者が日本へ観光の際にビザを申請する必要も無くなったためか、日本へ遊びに行くタイ人も年々増えていく傾向にあると言われてます。そこで今回は、タイ人も知っている日本語をいくつか紹介します。
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日本食の名前はタイにも浸透し始めている
日本食はタイ人にも人気で、特に家族連れには一品料理よりもビュッフェが人気。寿司や餃子にタコ焼き、しゃぶしゃぶなどのミックスされた日本食ビュッフェは、90分〜120分の時間制限で400バーツ前後のお店が多いです。「寿司」、「餃子」、「ラーメン」、「しゃぶしゃぶ」、「餅」、「黒豚」などはタイ人も知っている日本語。加えて「Oishi」という飲食チェーンがタイでも広く展開している為に「おいしい」という日本語も浸透しています。
乳製品の会社である明治の牛乳も本格的なコーヒーショップではよく使われています。そしてタイ人なら誰でも知っているのが「味の素」。味の素はタイ語でผงชูรส(ポン・チュロッ)と呼ばれますが、味の素と呼ぶ方が浸透しています。とにかく、あらゆるタイ料理に入れられているので注文する時も「味の素抜きで」と念を押すタイ人もいます。そこからきているのか「うまみ」という日本語も良く知られています。しかしタイでは「うまみ」とは「美味しい」と同じ意味で使われています。
タイでも日本のマンガ・アニメは大人気
「一休さん」は、かなり昔のアニメですがタイ人にはとても有名なアニメ。日本人は考え事をする時、一休さんの様にこめかみに唾を付けて考えないの?なんて言うタイ人も。日本の国民的アニメの「ドラえもん」もタイで有名。そしてもう一つ人気なのが「クレヨンしんちゃん」でDVDもタイ語吹き替えで売られています。ちなみに日本で多くのファンがいる「スタジオジブリ」のアニメも吹き替えのDVDが売られていますが、知っている人は少ないようです。
サービス関係の日本語は一部で通じる
日本から進出している飲食店が多いせいか、接客に関する日本語である「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などは、タイ人スタッフが接客で使用しています。「どうぞ」という言葉はお店ではあまり使われていませんが、「DOZO(どうぞ)」という名前のせんべいのお菓子が売られているので、タイ人も知っています。
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日本の大手企業はタイでも広く知られている
タイで走っているバイクや車の多くが日本製。車だとベンツやBMW、FORDなどもシェアがありますが、バイクだと90%近くが日本製。メーカーの名前である「ホンダ」や「トヨタ」、「ヤマハ」などは誰でも知っています。そして「パナソニック」や「ソニー」、「東芝」など家電に関する社名は広く知られています。
番外編
一部の英語も、日本で言う和製英語ならぬタイ英語となって定着しているものもあります。元は英語なのですが、英語の発音がタイ語風に変わってしまった物です。例えば「モーターサイクル」は「モーターサイ」と短く省略されています。
ゴキブリはタイ語で「แมลงสาบ(マレェング サープ)」と呼びますが、なぜか「ピーター」と言っても通じます。これは昔の洋画の影響から来ている様でタイ人の殆どが知っている呼び名。
そしてクリスマスはタイ語で「วันคริสต์มาส(ワン・キスマース)」という発音になりタイ語の 「คิดมาก(キッマーク)」 = 考え過ぎる、という言葉の発音に似ています。そこから「今日はクリスマス(キスマース)なのに、何でそんなに考え込んで(キッマーク)るんだい?」などと文字ってユーモアに使われたりします。
まとめ
タイでも日本語や英語がタイ語風になまったり、少し違う意味で使われていたりするものもあります。そしてタイの大学では外国語の授業は英語に加えて、もう一つ好きな言語を選ぶのですが、そこで日本語を選択する人が多いようです。
その為、大卒のタイ人は簡単な日本語なら知っている人が多くいます。留学生の皆さまもタイ人からタイ語を教わる代わりに日本語を教えてあげてみてはどうでしょうか?
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この記事を書いた人
タイ在住。タイの南部からバンコクに引っ越してきました。お寺巡りとプラクルアン集めが趣味。休暇はタイの南の島でシュノーケリングするのがお決まりの過ごし方。