カエルはタイ語で○○?タイで変わった名前の付いたモノ4選
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普通に直訳したら全く意味の違う名前が付いている物がタイ語にはあります。そんな変わった名前がつけられた物をいくつか紹介したいと思います。
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1.เสือร้องไห้(スア・ローン・ハイ)
タイ語で「スア」は「虎」、「ローン・ハイ」は「泣く」という意味で直訳すると「虎が泣く」となりますが、実はこれはタイ東北部の料理の名前。牛肉を炙り焼きにして辛いタレと一緒に食べる料理なのです。名前の由来は諸説ありますがその一つに虎が泣くほど美味しいという人も。
ちなみに似た様な料理に「コー・ムー・ヤーン」と言う豚トロを炙り焼きにした料理がありますが、こちらは「コー(首)」「ムー(豚)」「ヤーン(炙り焼き)」でその通りの料理名です。
2.น้ำตกหมู(ナム・トック・ムー)
タイ語で「ナム」は「水」、「トック」は「落ちる」という意味でその二つを合わせた「ナム・トック」は「滝」という意味になります。
しかしこのナム・トックの後に豚を意味するムーを付けて「ナム・トック・ムー」となると、なぜか豚肉のハーブサラダという料理に変わります。牛を意味するヌアを豚の代わりにつければ牛肉のハーブサラダになります。こちらもタイ東北部の料理です。
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3.ผ้าขี้ริ้ว(パー・キー・リウ)
「パー」は「布」、「キー」は「清潔でないもの」、「リウ」は「糸くずなど」を指します。総じて床などを吹くボロ布の事を「パー・キー・リウ」と言いますが、実はこれも料理の名前にあります。
焼肉屋などに牛の胃袋の「センマイ」というものがあるのをご存知でしょうか?食べたことがある方はご存知かもしれませんが薄いヒダが布のようにも見えます。よく洗ったものは白いですがそうでないものは黒っぽい色をしています。これをタイでは唐辛子やレモンなどで和えてお酒のツマミのようにして食べたりします。これは見た目が似ていることからそう呼ばれるようです。しかし食べ物の名前にするとあまり良い名前には聞こえませんね。
4.กบ(ゴップ)
タイ語で「カエル」を意味します。しかしカエルの意味以外に使われているのが「鉛筆削り」です。小学校でよく使うあの鉛筆削りの事をゴップと呼びます。
それともう一つが大工さんが木を削るときに使う「かんな」もゴップと呼びます。どちらも木を削る道具ですがカエルとどんな関係があるのでしょうか?
余談ですがタイ人は「ケロ」と言うとカエルという意味が分かります。これは日本のサンリオのキャラクターの「けろけろけろっぴ」がタイでも有名だという証拠ですね。
最後に
この様にタイにも色々な由来から変わった名前がつくものがあったりします。こういった少し変わったタイ語を知っているとタイ人にも一目置かれるかもしれません。
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この記事を書いた人
タイ在住。タイの南部からバンコクに引っ越してきました。お寺巡りとプラクルアン集めが趣味。休暇はタイの南の島でシュノーケリングするのがお決まりの過ごし方。