キレイな英文を書こう!スマートな文章に使ってはいけない英単語
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分かりやすく正確な文章を書くことは、ビジネスの場においてもアカデミックな場においても非常に重要です。ただダラダラ書いたのでは、相手に最後まで読んでもらえない可能性もあります。今回は賢い英文を書くために、アメリカのウェブメディア「Business Insider」に非常に参考になる記事があったのでご紹介します。自分が書いた英文を見直して、不必要な単語を使っていないか確認しましょう。
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留学すると、日記やレポート提出など、英語で長い文章を書く機会がたくさんあります。せっかく書いたのだから、最後まで興味を持って読んでほしいと誰もが思うものですが、最後まで苦痛を感じずに読んでもらえる長文を書くのはネイティブでも難しい作業です。
アメリカのビジネス・IT専門ニュースサイト『Business Insider』では、スマートな英文を書くために使うべきでない英単語15個を紹介しています。
ここでは、その中からいくつかピックアップして紹介するので、今一度自分が書いた英文を見直してみてください。不必要な単語を無暗に使っていないでしょうか?
That
「That」は最も余分な英単語です。自分が書いた英文に「That」が含まれていたら、まずは普通に声に出して読み、続いて「That」を省いて音読してみましょう。「That」を省いても意味が通じるようなら、「That」は削除しましょう。
それから、人について言及する時は「That」ではなく「Who」を使うように。
Went
I went to school, to the store, to church…
こうした文章はよく書くと思いますが、「Went」を使う代わりに、「drove」「skated」「walked」「ran」などを使ってみましょう。
どうやってその場所へ行ったのかという情報が加わり、文の長さを変えることなく、内容のある文章にすることができます。
Absolutely、Very、Really、Amazing
どれも強調する時に使われる単語ですが、これらの単語を連発すると文章に冗長な印象を与えてしまいます。同時に、とても手抜きな文章とも言えます。
日本語にもたくさんの形容詞・表現があるように、英語にも様々な形容詞・表現があります。正確な形容詞・的確な表現を使えば、これらの単語は必要ありません。
例)
I’m very sad. ⇒ I’m melancholy, depressed, woebegone…
It’s really cold. ⇒ It's 13 degrees below freezing.
It was amazing. ⇒ It was wonderful, incredible, startling, marvelous, astonishing, astounding, remarkable, miraculous, surprising, mind-blowing…
Literally
「Literally」は「文字通りの」「何の誇張もなく」という意味です。つまり、起こったことをありのままに述べ、一切誇張がないということです。しかし、この単語を比喩的に使っている人が大半です。ここでは日本語を例に挙げて解説しましょう。
○ 天気予報番組とは、文字通り、天気を予報する番組のことである。
× 友人の喧嘩の仲裁に入ったが2人の仲はより一層険悪になり、文字通り、火に油を注いでしまった。
「火に油を注ぐ」というのは、騒ぎを一層大きくしてしまうことという意味で使われますが、「文字通り」を頭に付けた場合は、本当に火に油を注いだ状況でなければなりません。
「Literally」も同様に、間違った使われ方をされている場合が非常に多いです。「Literally」を含む文章が、真実の出来事なのか否か確認しましょう。
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Just
「ちょうど」「今まさに」という副詞としてこの単語を使うと、文章全体が力のないものとなってしまいます。
「公平な」という意味の形容詞として使う場合でも、「equitable」「fair」「even-handed」「impartial」などの他の単語を使いましょう。
Maybe
この単語があると、文章全体に不確かな印象を与えてしまいます。どのようなトピックにおいても、情報に基づいた確かな文章を書くべきです。
特に、自分の意見を述べる時に使ってはいけません。この単語を使うのは、本当に不確かな時だけにしましょう。
Things
「もの、こと」を指すカジュアルな単語です。何にでも使えて便利ですが、その「もの、こと」が何なのか正確に表す必要がないのなら、その文章自体が不必要です。
最後に
自分の文章を最後まで読んでもらうためには、読者を惹きつける必要があります。冗長で退屈な文章では、読者はすぐに飽きてしまいます。
手始めに、ここに挙げた単語を使わないようにして、簡潔で正確な文章を書くよう心掛けましょう。余分な単語がなくなるだけで、すっきりとしたスマートな文章になります。
参照元では、記事の全文を読むことができます。ここでは紹介しなかった他の単語も確認してみてください。
<参照元>
Business Insider "15 words to eliminate from your vocabulary to sound smarter"
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この記事を書いた人
訪問国数44ヶ国、現在スペイン在住。留学・語学学習・海外生活の知識が深まる情報を海外からお届け。