アメリカで結婚式に招待されたら?知っておきたい8つの事

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アメリカの結婚式は日本ほど慣習はなく、個人個人が思いのまま自分の信条や宗教に従って行うのが一般的です。今回はあまり宗教に偏らない一般的な結婚式の流れを説明します。アメリカ人の友人の結婚式や国際結婚をする友人に招待された時に知っておいておくと便利な場合もあるかもしれません。

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1.結婚式に出席する前に

結婚式の招待状を受け取ったら、日時と場所を確認し、参加の有無を必ず明記された期日までに返事しましょう。参加者の人数によって、新婚カップルは会場やケータリングの手配、テーブルサイズを決める必要があります。できるだけ早く返事をしてあげると手配側もスムーズに準備できます。

参加の旨を返事したら、次はウェディングギフトの準備です。アメリカの結婚式では必ずしも現金を持参する必要はありません。各参加者が自由にギフトを選択できます。

通常、各カップルが予め特定のデパートや百貨店などに赴き、「Wedding Registry / Gift Registry」(※)といって新居に必要なキッチン用品や家電など結婚祝いに欲しいギフトを選んでリストにしています。最近は新婚カップルがウェディング情報を掲載したウェブサイトを開設し、そこからリンクが貼られている場合も多いです。

各ウェディングによってリセプションのテーマが設定されている場合も多く、事前にテーマカラーを聞いておくと当日のドレスやシャツ選びの参考になります。

 
各ウェディングによってテーマカラーがある
Salicia

アメリカの結婚式はカップルで参加するのが一般的です。例え結婚していなくてもお付き合いしている人、もしくは友人を誘って二人で参加します。ただ年齢層が若いカップル同士のウェディングであれば、そこまで気にする必要はありません。

2.結婚式当日の流れ

結婚式当日は、遅れないように指定の場所に行きましょう。アメリカでは教会や公園などで結婚式を挙げた後、リセプション会場に移動する場合が多いので、それぞれの開始時間と住所を予め確認しておきましょう。

結婚式自体は各カップルの好きなスタイルで行われます。多種多様ですが、教会の場合は新郎側と新婦側どちらかのベンチに座って神父の進行に従います。前列の席は親族用なので、早く到着しても座らずに空けておきます。どんなスタイルでも式の長さは通常40分ほどです。二人の幸せな門出を祝福する、とても感動的な時間です。

教会の場合は新郎側と新婦側どちらかのベンチに座って神父の進行に従います。
Ines Hegedus-Garcia

教会での式であれば、二人が出てくる時に、お米やシャボン玉などを浴びせて祝福する「ライスシャワー」を行います。式終了後はすぐにリセプションパーティが始まるので会場に移動しましょう。

3.リセプションパーティーでの流れ

リセプション会場に着いたら、「Guest Registry(ゲスト・レジストリー)」というサイン帳に自分の名前と住所を記載します。近くにギフトを置くテーブルがあるので、ギフトを持参している場合はそこに置きます。カードの場合も同じです。

Guest Registry(ゲスト・レジストリー)に自分の名前と住所を記載する
Travis Wise

到着直後は、主役の二人と親族は写真撮影中の場合が多いです。リセプションが始まるまで、アペタイザーやドリンクを楽しみつつ、参加者同士の歓談で和やかに過ごしましょう。この際、自分が座るテーブルも確認できるのでチェックしておきましょう。

自分が座るテーブルを確認する

ドリンクが終わると各自指定のテーブルに座って食事を楽しみます。食事の前に短いスピーチと乾杯があります。食事はバフェットの場合もあれば、テーブルサービスも場合もありパーティの形式によって異なります。同じテーブルに座っている人同士で親交を深め合って楽しい食事をしましょう。

同じテーブルに座っている人同士親交を深め合って楽しい食事をしましょう。

4.新婚カップルのファーストダンス

ここからは、アメリカのウェディングリセプションでよくあるイベントをご紹介します。

大体の食事が終わった頃合いに、新婚カップルがファーストダンスを披露します。ダンスは各カップルによってチークダンスや、サルサ、タンゴなど様々です。通常は新婦のウェディングドレスの都合上、ゆっくりとしたテンポのダンスが多いです。

このダンスを皮切りにダンスフロアがオープンし、参加者も自由にダンスを楽しむことができます。チークダンスでなければカップルで踊る必要もありません。好きな曲が掛かったら自由にフロアで踊ります。もちろん踊りたくない人は踊らなくて大丈夫です。

新婚カップルがファーストダンスを披露

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5.ケーキカット

日本でもお馴染みですが、新郎新婦が結婚して初めての共同作業としてケーキを切り、お互いに一切れずつ食べさせます。二人の写真を撮る絶好のシャッターチャンスです。

6.ブーケトス

未婚の女性に向けて花嫁が持っていたブーケを後ろ向きになって投げます。このブーケをキャッチした女性が次に結婚できると言われています。シングルの女性にとって重要なイベントです。

まだ結婚していない女性に向けてのブーケトス

7.ガータートス

ブーケトスと同じように未婚の男性に向けて、新郎が新婦の履いているガーターを脱がせて投げることをガータートスといいます。各カップルが思考を凝らし、愉快な演出をしてゲストを盛り上げる楽しいイベントです。

まだ結婚していない男性に向けてのガータートス

以上のイベントが終わる頃を見計らって参加者は自由に帰宅できます。パーティによっては夜遅くまで続きますが、最後まで参加する必要はありません。各自が帰宅したいタイミングで、新郎新婦に軽く挨拶をして会場を後にできます。もちろん最後まで残り、踊って飲んで食べて新婚カップルと楽しむことも可能です。

8.翌日のブランチ

結婚式によっては、翌日に参加者が集まってブランチを食べることが多いです。もし招待されたら遅れないように指定のレストランに行きましょう。一緒にブランチを楽しんだ後は各自がそれぞれ帰宅します。服装については、特に決まりがなくカジュアルで構いません。

このようにアメリカの結婚イベントは、新郎新婦の家族や友人とリハーサルディナー(※)から始まり、結婚式、リセプションパーティー、ブランチと長い時間を共有します。親交を深めたり新たな友人を作るいい機会にもなります。

最後に

おおまかですが、以上がアメリカの結婚式の流れです。アメリカでは日本ほど細かな慣習がなく、各カップルが希望する形式で結婚式やパーティを行います。あまりかしこまらずに参加者もその場の雰囲気を自由に楽しむことが重要です。

もし参加する機会があったら日本とは違うウェディングパーティーを思う存分満喫して下さい。式後やパーティーの合間に新郎新婦へのお祝いの言葉掛けも忘れないようにして下さいね。


新郎新婦がどのような準備を経て結婚式当日を迎えたのか、下記の記事で紹介しています。また、本記事に出てくる「Wedding Registry / Gift Registry」「リハーサルディナー」についても紹介しています。
アメリカで挙げる結婚式の流れ〜準備・前編〜
アメリカで挙げる結婚式の流れ〜準備・後編〜

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この記事を書いた人

Katie M
Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米しはや20+年。アメリカの州立大学を卒業後、ニューヨークに渡りアメリカ企業に勤める事14年。去年(やっと)結婚した後、旦那の転職によりサンフランシスコで新しい生活を始める。