【TSST対策】英語スピーキングテストの内容・採点基準・勉強法を紹介
9538
View
スポンサーリンク
TSSTを受験するか迷っている人、テスト対策や勉強法で悩んでいる人向けに疑問点にお答えします。
TSSTの対策に必要なテスト内容、採点基準、試験時間といった詳細もまとめて紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
スポンサーリンク
- TSSTってどんなテストなの?
- 効果的な対策や勉強法がわからない
- 申し込み方法や費用は?
と、TSSTについてわからないことはありませんか?
本記事では、テスト内容から申し込み方法、英語力アップの勉強法までを紹介します。
本記事でわかること
- TSSTの詳細
- 採点基準・対策
- おすすめ勉強法
英語スピーキングテストTSSTとは
TSST(Telephone Standard Speaking Test)は、語学教育の総合会社アルクが実施するテストのことです。
TSSTは、受験することが目的ではありません。
結果をもとに個人のスピーキングスキルを把握し、今後のスピーキング力アップのための学習につなげるのが目的としています。
ほかの英語テストとの違い
ほかの英語テストに比べて気軽るに受験できるTSSTは大きく3つの違いがあります。
・試験時間はたったの15分
電話で行うスピーキングテストで、試験時間は15分間でどこでも受験することができます。
・3人の評価官が採点
採点はAIではなく1名の受験者に対し、3人の評価官が行います。
評価官が文法の正確さや発音など、瞬時に話し伝える能力について採点します。
・リスニング力は必要ない
英語と日本語の両方で質問されるので、聞き取れず答えられないという問題は起こりません。
スピーキング力を測ることに特化したテストになっています。
TSSTはどんな人が受講すべき?
英語スピーキングテストのTSSTは、特に下記のような人におすすめです。
・スピーキングに苦手意識がある人
ペーパーテストでは高得点が取れても自分の意見を伝えたり、発音がうまくできなかったり、苦手意識のある人におすすめです。スピーキング力を測定するだけでなく、効果的な勉強法がわかります。
・現在の英語力をいち早く知りたい人
効率良く英語学習をするためには、現段階の英語レベルを知ることが大切です。
TSSTを受けることで、意見を述べるのが苦手なのか、短文や同じ表現でしか話せないのか、とっさに口から英語がでないのかなど、何が苦手なのか明確にできます。
今後のスキルアップするために、苦手部分をより具体化するのに有効的です。
- キリン先輩
- ペンギンちゃん
例えば?
短文や同じ表現でしか話せないのであれば、表現の幅が広がるパターンプラクティスが効果的!という感じで自分にあった勉強法を見つけられるよ
キリン先輩
なぜスピーキングが苦手なのか理由がわかれば、対策がしやすくなります。
また、自分の英語力にあった教材選びもでき、効率的かつ効果的な英語学習に取り組めるようになります。
TSST以外の英語スピーキングテスト
ビジネス場面のスピーキング力の証明にしたい人は、国内外のグローバル企業が導入しているVERSANTがおすすめです。
英語のスピーキングやリスニングといったコミュニケーション力を測れるテストです。
TSSTのテスト内容・レベル・費用は?
テスト形式 | 電話でのスピーキングテスト(自動的で出題) |
試験時間 | 約15分 |
出題数 | 10問(回答時間は各45秒) |
受験期間 | 受験期間中は24時間受験可能 |
評価 | Level1~9+100~995点のスコア |
受験費用 | 8,800円(税込み) |
スポンサーリンク
TSSTの評価基準は4つ
TSSTは言語機能、話題・場面、テキストタイプ、正確さ(文法・語彙・流暢さ・発音)の4つで評価されます。
・言語機能
決まり文句が言えるや理由を述べる、物事を比較するなど、自分なりに文章を組み立てられるかどうか。
正しい文章でスムーズに伝えられるかなど。
・話題・場面
趣味や家族についてなどの身近な話題に限らず、さまざまな話題・場面について詳しく話せるなど。
・テキストタイプ
話しの流れにあわせてさまざまな接続詞を使って、文章をつなげて話せるなど。
・正確さ
聞き手に伝わりやすい文法・語彙・流暢さ・発音ができているかなど。
結果・英語レベル・スコアの目安
TSSTは今後のスピーキング力アップのための学習につなげるのが目的であるため、テスト結果に特徴があります。
先ほど紹介した4つの評価基準に対して「できていること(特にできている項目」だけでなく、「次に目指すこと(特に意識する項目)」が記載されます。
それをもとにレベルアップするための推奨トレーニング法もあり、効果的な学習を知ることができます。
TSSTのテスト対策
電話で受験できることから特殊な部分もあるため、まずはTSSTの形式に慣れることが一番のテスト対策です。
対策1:事前にテスト形式を確認する
TSSTは日本語と英語の質問を聞いたあとに、45秒内に回答します。それを10問繰り返します。
日本語も流れるので聞き取りの心配はありませんが、時間制限がある中で自分の意見を述べる必要があります。また、会話形式ではないため、スピーチ力が問われます。
対策2:質問の傾向を把握する
「家族について話してください」といった身近な事柄以外に、下記のような人によって経験したことがない質問もあります。
- 重要な会議に出席するときにどのような準備をしますか?
- TOEICを勉強するのは何故ですか?
また、「将来、都会と田舎どっちに住みたいですか?」といった意見を述べる質問や、友人が困っているときのアドバイスする質問もあります。
TSSTは過去問や対策教材がないため、過去に受けた人のブログを参考にするといいよ
キリン先輩
TSSTのおすすめ勉強法
流暢さや発音、文法などは学習教材やメソッドで効率良く身につけることをおすすめします。
スピーキング教材については「スピーキングが伸びる教材とは?おすすめ英語教材4選と選び方を解説」を参考してみてください。
- ペンギンちゃん
下記のメソッドもおすすめ!
勉強法1:オーバーラッピング
英語の4技能のうち3つの「リスニング」「リーディング」「スピーキング」が鍛えられます。
音声とスクリプトがある教材であればすぐに始められ、ネイティブの発音や会話のリズム、速さに慣れる練習ができます。
\ 英語初心者向け /
勉強法2:パターンプラクティス
英語表現を文章まるごと反復し、それを活用場面に応じてアレンジしていく学習法です。
文法に苦手意識があり、なかなか英語学習が進まなかった人でも、パターンプラクティスで英語表現を学ぶうちに文法の苦手意識が薄まっていく効果があります。
スポンサーリンク
苦手を明確にすることで、どういった勉強法をすればいいのかわかるよ