アメリカで働く海外移住者に聞いた!英語学習のコツ・効果があった勉強法4つ
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実際に海外で働いている人の英語の勉強法を知りたい人に読んでほしいです!アメリカに海外移住し、現地の企業で働いる方に「海外移住して感じた英語(語学)」について詳しく教えていただきました。
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海外移住者に「英語」について聞いてみた
大学留学を経験し、現在は現地の企業でお仕事されているアメリカ在住者のSさんに「どのように英語を勉強したか」や「語学で困ったこと」など、海外移住の体験談をお伺いしました。
- 海外移住を考えいている
- 留学・ワーホリに興味がある
- 海外赴任が決まっている
- 駐在員を目指している
海外移住者の生の声をお聞きしたので、特に上記の人に参考になったら嬉しいです!
現在の英語力や使用頻度
アメリカ在住歴は10年ほどで、現在は現地の教育・メディア系企業に勤めています。
仕事では英文の書類やメールの作成、クライアントとのミーティング、外部に向けてプレゼンをする機会があるので、ビジネスレベルで英語を扱えます。
夫がアメリカ人なので、日常生活も英語ベースです。スピーキング・リスニングが得意ですが、単語量が少なく、文法が弱いと感じています。
アメリカに移住するきっかけ
アメリカに移住したきっかけは、大学留学です。
日本の田舎で生まれ育ちましたが、ティーンの頃から海外のファッションや音楽、映画、アートなどが大好きで、海外で生活したいと思うようになりました。
当時、英語の勉強は、参考書や英語テストの勉強に加えて週に1回英会話スクールに通っていました。
アメリカに来てから、大学の授業や留学生活の中で実践的に英語力を身につけてきたタイプです。
実際に海外に住み英語で困ったこと
「英語ができない」はただスピーキングやリスニングができないのではなく、特定の場面や会話の内容、言い回しができないという場合もあります。
海外での生活の中でパターン化したカフェでの注文などのやり取りはできるが、現地の文化について話すといった会話に対して苦手意識がある人も多いです。
今回はアメリカ在住歴が長いSさんに困ったことについて教えていただきました。
電話での問い合わせ
スピーキングとリスニングが得意なほうですが、いまだに電話での問い合わせは苦手です。
病院やレストランは簡単な会話ができれば用事は済みますが、対面ではなく、電話越しでコミュニケーションを取ることに苦手意識があります。
アメリカ文化や時事ネタの知識が足りない
アメリカ文化や習慣を知らないがゆえに、英語ネイティブとの会話についていけないことがあります。
恥を捨てて聞いてみるにも勇気が必要なので、この手のやり取りはいつも困っています。
スラングなどの独特な表現がわからない
英語ネイティブとの会話は、中学レベルの英語で十分やり取りができますが、実際の会話では教科書に載ってないような口語表現やカジュアル表現が連発します。
独特な言い回しは実際に自分で使えないことがあります。
- ペンギンちゃん
知らない単語やフレーズは聞き取れないから、移住先で使われる表現や習慣も知る必要があるみたい
キリン先輩
海外移住者に聞いた英語学習・教材について
下記はSさんが実際に行った英語学習の一覧です。
- 英会話教室
- TOEIC・英検対策参考書
- シャドーイング
- リピーティング
- リプロダクション
- 発音矯正
- 翻訳・通訳学校
- 語学学校(アメリカ留学)
- ジャーナリング
- 英語の本を読む
- リスニング教材
- 英語学習の通信講座
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海外移住者が効果を感じた英語学習4つ
1. シャドーイング
シャドーイングとは英語の音声を聞いて、言っていることをそのまま自身で再現するスピーキング演習法です。TED TalkやYouTubeの音声を使って気軽に取り組めます。
筆者は大学留学前に日本でも毎日30分ほど取り組んでいましたが、徐々に耳も口も英語に慣れていきました。発音を改善できたのもよかったです。
英語を話す機会を作りたい人、アウトプット量を増やしたい方におすすめです。
シャドーイングのやり方
シャドーイングの効果ややり方については上記の記事を参考にしてね!
キリン先輩
2. 英語の本を読む
英語の単語や表現の数を増やしたい方におすすめの勉強法です。読むことで語感が身につきます。
内容が理解できないと読み進めるにも集中力が続かなくなってしまうので、原作本の映画・ドラマを見て、ある程度ストーリーを頭に入れてから洋書を読んでみてください。
村上春樹作品は英訳版も出版されているので、日本語版を読んだことがある方は英語版に挑戦しやすいと思います。
ミシェル・オバマの伝記『Becoming(和訳:マイ・ストーリー)』も英語中級者向けで読みやすいです。
3. TOEIC問題集
英語テストの勉強は、英語の基礎を身につけることに役立ちます。ワンランク上の英語力を身につけたい人におすすめです。
英語初級者は、まずは750点以上取得することを目標に英語の基礎を固めてください。中級~上級者の場合は、英語のアウトプット量を増やすことで、英語力が上がっていきます。
その後、ある程度、英語運用力が身についてから再び文法書やTOEICの問題集に取り組むことで、英語の細かいニュアンスを把握できるようになったり、洗練された言葉づかいやフォーマル表現を身につけられるようになります。
4. 語学学校(アメリカ留学)
スピーキング・リスニングを鍛えるたい人、活きた英語に慣れたい人におすすめです。
グループレッスンだと、自身が発言しなくてもクラスメートが中心となって会話を進めてくれることがあるので、レッスン内では積極的に発言したり、少しでも気になることがあれば講師に質問してみたりするなどの努力は必要だと思います。
英語ネイティブの友人を作るにも、きっかけがないと難しいと思うので、スピーキングの練習には英会話学校を利用するとよいと思います。
アメリカの語学学校
- ペンギンちゃん
アメリカの語学学校がどんな感じなのか知りたい人は、上記の記事を見てみてね
効果を感じなかった英語学習3つ
1. 参考書だけの勉強
英語の基礎力を上げるためには基本的な文法の理解や語彙・表現を覚えることは必須ですが、参考書を読んで問題集を解くだけでは英語を使えるようになりません。
英語運用力を身につけるためには「スピーキング」「リスニング」「リーディング」「ライティング」の4技能をバランスよく鍛える必要があります。
日本人は特にスピーキングやリスニングが弱いと言われているので、シャドーイングなどのスピーキング演習法を取り入れてアウトプット量を増やしてみてください。
2. リスニング教材
一昔前に「英語を聞くだけで話せるようになる」という教材が流行り、学生の頃に購入したことがありました。
教材なので、シチュエーションごとに会話の定型文を体系立てて覚えられたことはよかったですが、聞き流しているだけでは当然話せるようにはなりません。
リスニング教材を購入しなくても、今はYouTubeやPodcastで無料のコンテンツを入手することができるので、リスニング教材だけを購入しなくてもよいと思います。
3. 英語の通信講座
英語スコアの点数を上げるために自分の好きな時間に学習を進める通信講座を受講したことがありましたが、私の場合は続けることが困難で最終的に挫折してしまったことがありました。
通信講座は、その講座を受ける目的がはっきりしていて、きちんと最後まで達成できるコミット力が求められると思います。
自分のペースで学習を進められることはメリットですが、その分融通が利いてしまうので、結局教材と向き合わずに無駄にしてしまう場合が多いと思います。
海外移住者の英語学習のコツ
1. 英語学習の目標設定
なぜ英語力を見につけたいのか、何を達成させたいのか、英語学習の目的や目標をはっきりさせておくことで、強化するポイントや学習方法が変わってきます。
2. アウトプット量を増やす
語学学習は筋トレと同じように、英語を使えば使うほど自身の血肉となります。
英語ネイティブと会話をしたり、覚えた単語を言ってみるなどアウトプット量を増やすことを意識してください。
日本いる場合は、新しく学ぶ場というよりアウトプットをする場としてオンライン英会話を利用するのがオススメ!
キリン先輩
3. 身の回りを英語環境にする
学習時間を確保して学びに打ち込むことも大事ですが、日常生活で英語に触れる機会を増やすことを心がけてください。
例えば、スマホの言語設定を英語にしたり、英語のニュース記事を読んだり、家事をしながら英語のPotcastを聞いたりなど、さまざまな工夫ができます。
海外移住や留学・駐在を考えている人へのアドバイス
1. 発音矯正
スピーキングの練習をする時にぜひ発音演習も取り入れてください。英語をスムーズに話せたとしても、発音が悪いので聞き取ってもらえないこともあります。
発音矯正は日本にいながらにして学ぶことができるので、スピーキングの練習をしながら正しい発音ができているかも意識してみてください。
2. 英語での自己紹介を用意しておく
これから海外留学や就職する予定がある人は、英語の自己紹介を準備しておいてください。
海外では、自身が何者であるのか発信すること、自信を持ってアピールすることが重要視されます。
3. 英語だけでなく文化や習慣、考え方を学ぶ
言語だけではなく、文化や考え方を知っておくとよいと思います。
海外のニュース記事を読んでトレンドを追っておくとその国をより理解できるようになりますし、英語を話す時のネタにもなります。
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