【TOEIC700点以上】中級者・上級者に聞いた英語の伸び悩みと勉強法3つ
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TOEIC700点以上の中級者と上級者150人に聞いた「英語の伸び悩み・原因」「勉強法・教材」を紹介します!また、オンライ英会話や英語コーチングなど、実際に利用して感じたメリット・デメリットもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
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- ペンギンちゃん
と、英語学習で悩んでいませんか?
本記事では中級者・上級者に聞いた具体的な悩み、解決するために実践した勉強法を紹介します。
本記事でわかること
- 伸び悩みの具体的な原因
- 各英語学習のメリット・デメリット
- 中級者・上級者の勉強法
中級者・上級者の英語レベルの目安
日常英会話できるレベルは中級者?どこからが英語上級者と言えるのか目安を紹介します。
英語中級者とは
英語中級者とは、英語テストのスコアで言うと、TOEIC600点以上、CEFRB1レベルに相当します。
基礎知識が身についている
英文法の基礎知識はありますが、英文の構造を完全に理解しきれていないため、正しい語順を選べないこともあります。
さらに、英単語のニュアンスを掴みきれていないので、正しい語彙を選択できていないこともあります。
リスニングやスピーキングにおいては、海外旅行のやり取りや日常会話レベルの聞き取りはできますが、スピーキングが苦手な人が多い傾向にあります。
英語上級者とは
英語上級者とは、英語テストのスコアだと、TOEIC800点以上、CEFRB2以上レベルに相当します。
文法や単語といった英語の知識が豊富
英文法についてよく理解できていて、単語やイディオムの知識は大学レベル程度です。正しい語彙の選択ができるので、英語の文章を組み立てることができます。
ただし、リスニングやスピーキングにおいては、英語ネイティブと会話できる人と、アウトプットの量が足りていないためやり取りがスムーズにいかない人との差があります。
中級者・上級者の悩みは「スピーキングの伸び悩み」
TOEIC700点以上の150人を対象に英語の悩みについてアンケートを行ったところ、約56%が「スピーキングの伸び悩み」と回答しました。
ここでは、英語中上級者のスピーキングの具体的な悩みを紹介します。
悩み1:複数人の会話で自分の意見を言えない
アンケートでは「会議でほとんど発言ができない」や「うまく伝えられず誤解を生んでしまう」などの悩みを持った人が多くいました。
仕事で英語を使う機会があるけど、スピーキングやリスニングには苦労しているようです。
- ペンギンちゃん
英語の基礎力はあるけど、アウトプットするのは自信がない人が多いみたい
悩み2:英語のセンテンスがスムーズに作れない
アンケートでは、「とっさに英語が口から出てこない」「毎回同じ表現を使ってしまう」「自分の構文・表現に自信がない」という悩みを持つ人が多くいました。
英語テストのスコアは悪くないのに、実際の会話となるとスムーズに単語が出てこなかったり、語順を間違えてしまったりしがちなようです。
頭の中で翻訳しながら英語を話しているので時間がかかるという悩みもあるようです。
まず日本語で考えてしまって、会話のテンポが遅くなることあるよね・・・
キリン先輩
悩み3:ネイティブのスピードについていけない
ネイティブが話すスピードについていけない人が多いようです。
実際の会話だと、話がさまざまな方向に行きがちなので内容を把握しにくいことや、話すスピードやイントネーションも多種多様なことが原因といえます。
生きた英語に慣れていない人は、実践演習や会話量が足りていない人が多い傾向にあります。実際に英語を話したり、聞いたりすることで英語運用能力が向上します。
中級者・上級者なのになぜスピーキングが伸びないのか?
中級者・上級者者は、単語量やイディオムをよく知っていて英文法の理解もよくできているので、英語テストのスコアは良い方といえます。
しかし、スピーキングやリスニング力の向上に欠かせない実践演習が足りていない人がほとんどです。ここでは、なぜ「聞く」「話す」が苦手なのかについて解説します。
原因1:発話量が足りていない
発話量とは英語コミュニケーションの量や機会のことを指します。
中級者・上級者は、英語の基礎力はあるので、実践的に英語を使う機会を増やすことでスピーキングの向上を図ることができます。
・英語テストの勉強ばかりする
文法問題や英作文対策など、いわゆる机上の試験勉強は英語の知識をつけることはできますが、スピーキング力を伸ばすことにはつながりません。
スピーキング力アップには、スポーツと同じで筋トレのような日々のトレーニングが大切です。
発話量を増やすことで、徐々に「耳」と「口」が鍛えられ、英語に慣れていきます。
発話量を増やすためにもできるだけ毎日英語を話したり、聞いたりする時間を作ることをおすすめします。
原因2:勉強方法が間違っている
ただ見ているだけ、聞き流すだけ、覚えるだけなど、アウトプットが含まれていない勉強法をしている場合があります。
単語カードをつくる
テスト対策として単語カードを作る人もいますが、実際に会話や文章の中でアウトプットできるなければ、単語を覚えても意味がありません。
海外映画やドラマを見るだけ
英語力の向上にエンタメコンテンツを使うのは良いことですが、ただ見ているだけでアウトプットをしなければスピーキングの向上にはつながりません。
中級者・上級者が実践した英語学習のスピーキング効果
ここでは中級者・上級者が実践した英語学習でのスピーキング効果、メリット・デメリットについて紹介します。
TOEIC900点、現在はシンガポール在住し、大手外資系IT企業勤務している方に「効果があった3つの英会話・英語サービス」をお聞きしました!こちらもぜひ参考にしてみてください。
オンライン英会話
メリット
先生が言いたいことをくみ取ってくれたり、日本人が使いがちな英語でもよく理解してくれるので、会話を続けることができます。
デメリット
言いたいことは伝わりますが、先生が優しいので間違った文章でも汲み取ってくれる、結局正しく言えているのかわからないといった意見が多いです。
また、レッスンでは、いつも同じ言い回しを使ってしまうため表現の幅が増えないことがデメリットです。
レッスン前に文法が合ってるか確認してほしいなど、先生に要望を伝えるとより効果があるよ
キリン先輩
英会話スクール
メリット
レベル分けがされているので、自身に合ったレベルで英会話の練習をすることができます。
デメリット
通学型になるので、移動に時間がかかること、さらに、レッスン時間が決められているため融通が効きづらいことがデメリットです。
- ペンギンちゃん
英会話スクールは、何から学習すればいいのかわからない人におすすめ
英語学習教材(英語学習アプリも含む)
メリット
英語学習教材はチャプターごとに学びのテーマがはっきりしているので、ガイドラインに従って学習を続けやすいです。
デメリット
参考書や問題集など種類が多すぎてどれを選んでよいのか選択に迷ってしまうという意見がありました。
また、英語教材はセット購入が必要なものが多く、効果が出るかわからないまま高額投資しなければならないことがデメリットです。
英語コーチングスクール
メリット
個人の達成目標やレベルに合わせて学習内容を調整できたり、コーチ(講師)が学習状況を把握してくれたりします。
デメリット
個人レッスンなので料金が割高なことや半強制的に学習を続けないといけないので多少スパルタな学習環境のようです。
- ペンギンちゃん
苦手分野や学習法がわからない人は英会話スクール、継続できない人はコーチング、自分のペースで学習できる人はオンライン英会話や教材を利用するといいよ
▼海外で働いてる方の参考記事
→ シンガポール在住・大手外資系IT企業勤務が愛用する「パタプライングリッシュ」
→ 駐在員は英語ができない?海外赴任前と赴任後にやってほしい英語学習6選
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スピーキングに必要な発話量を増やす勉強法3つ
ここではスピーキングに必要な「発話量」を増やす勉強方法を紹介します。
勉強法1:オーバーラッピング
オーバーラッピングとは、英語スクリプト(テキスト)を見ながら、聞いた音声と同時に発音する練習方法です。
音声のスピードから遅れたり、速くなったりすることなく、スクリプトを読み上げていきます。
音声を聞きながら発話するので、ネイティブの発音にも注目!
キリン先輩
また、文章の中に知らない単語や表現があれば調べるなどして、事前に内容を把握することもポイントです。
発話量が少ない人や聞き取りが苦手な人は、まずはオーバーラッピングの練習からはじめることをおすすめします。
勉強法2:リピーティング
リピーティングとは、英語を聞いた後にそのまま同じ文章を言ってみるというスピーキングの練習方法です。
英語スクリプト(テキスト)を見ずに、聞いた音(英語)のまますぐに発声することがポイントです。
リピーティングを繰り返すことで、徐々に英語に慣れていきます。英語文章の構成力が上がり、ネイティブが使う自然な英語の使いまわしを体得できます。
さらに、聞いた音をスピーキングで再現することによって発音の向上にもつながります。
- ペンギンちゃん
オーバーラッピングより難易度が上がるから、オーバーラッピング→リピーティングという順番でやるのがおすすめだよ
参考記事
TOEIC上級者である駐在員が感じた課題と解決策についてはこちらの記事を参考にしてください。
→駐在員は英語ができない?海外赴任前と赴任後にやってほしい英語学習6選
勉強法3:パターンプラクティス
パターンプラクティスとは、英語の「型」(パターン)を用いてスピーキングの反復練習をすることです。
1つの文章をベースとして扱い、単語の一部を言い換えたり、つけ足したりして言語を習得します。
具体的には、文章の中で単語を置き換える「置換作業」、平叙文を疑問文や重文に換える「転換作業」、文章の中に形容詞や副詞を追加する「拡充作業」などがあります。
1つの文章を応用しながら発話していくことでスピーキング力の向上につながります。
中級者・上級者がおすすめするスピーキング教材
中級者・上級者が行ってきた効果的なスピーキングの勉強法を紹介します。
オーバーラッピングのおすすめ教材
オーバーラッピングは、リピーティングと同様に興味があるコンテンツを活用することをおすすめします。ただし、英語スクリプト(テキスト)を探すことが難しいので、ポットキャストなどを利用する場合は、音声聞き起こしアプリを使って自身でスクリプトを作成してみましょう。
海外映画やドラマは、スクリプトがネット上に出回っていることも多いです。映画タイトルとエピソード番号でネット検索して、入手できる可能性もあります。
字幕は文章全体を確認できないから要注意!全文が見えるように書き出すか、スクリプトを探そう
キリン先輩
- ペンギンちゃん
最初は音声つきの英語学習教材を使うのもおすすめ
リピーティングのおすすめ教材
リピーティングは、興味のある分野のコンテンツを活用することがおすすめです。音声を拾うことができるTED Talkやポッドキャスト、会話形式のYouTube動画を活用することができます。
興味がある分野を扱うと内容を理解しやすく、会話の話題にすることもできます。同じ音声題材を扱って何度も演習することで、スピーキングの上達につながります。
パターンプラクティスのおすすめ教材
パターンプラクティスでは、参考書またはリーディング演習問題に掲載してある読み物が使えます。演習問題は、相応のレベルの内容が扱われているので、自身に合ったレベルの文章を簡単に入手できることができます。
また、ニュース記事も使えます。旬の話題を追うことができ、ニュース自体、わかりやすい文章の構成になっているのでパターンプラクティスに活用しやすいです。
スピーキングの勉強法と教材選びに迷ったら
「TOEICは高得点なのに話せない」「一対一だと会話できるのに、複数人なるとついていけない」といったスピーキングの伸び悩みを感じている人は、まずなぜ話せないのか、会話についていけないのかといった原因を明確にすることが大切です。
伸び悩みの原因は人それぞれ
中級者・上級者に聞いたところ「TOEIC対策はしたが、スピーキングの勉強法はあまりしていない」「1日30分のオンライン英会話だけ」といった、スピーキングのアウトプット量が足りていなかったという意見が多くありました。
パターンプラクティスやシャドーイングなど、アウトプットできる勉強法を取り入れるのがスピーキングに効果的です。
中上級者でスピーキング力が伸び悩んでいるなら「パタプラ一択」
「パターンプラクティス」と「チャンク」のメソッドをもと開発されたパタプラを1年やり、その効果を身をもって感じた上で、現時点である程度の英語力があり、スピーキングに伸び悩んでいる人にはパタプラを強くお勧します。
中上級者向けに作られた教材
パタプラはとにかく無駄がなく、初心者向けでないので構文や単語の細かい説明もありません。
そのため、最も必要な「反復練習」に集中して学習を進めることができます。これまで足りなかった「絶対的な練習量」「知識を形にする訓練」をカバーできる教材です。
また”ビジネスの場面で相応しい表現なのか”しっかり解説してくれるので、ビジネスシーンにあった表現が使えるようになります。
「TOEICのスコアは取れたけど、スピーキングは苦手」「知識はあるのに口から出てこない」という人は、ぜひ試してほしいです!
▼実際に使っている人の感想
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