タイ語で「同じ」という意味の単語の使い分け方法4選
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日本語で長さ・重さ・色など、物のサイズや状態を表す際は「同じ」と言う単語だけで意味も通じます。しかしタイ語では「何が同じ」なのかによって単語が変化します。ここではさまざまな「同じ」の意味に当たるタイ語を紹介します。
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1.重さ・長さ・お金:เท่ากัน(タオカン)
タイ語で広さや重さ、長さ、空間などが同じことを表す場合は「เท่ากัน(タオカン)」を使います。また、お金の単位に対しても「เงินเดือนเท่ากัน:同じ額の給与」というように使用できます。
基本的には部屋の広さやグラム、金額など数字的な物については「เท่ากัน(タオカン)」を使うと覚えておけば良いでしょう。
2.色・素材・形・味・人物の特徴:เหมือนกัน(ムアンカン)
タイ語で同じ味、同じ素材、造型、色合いや、人の顔つきなど、見た目が同じ(酷似している)物を表す場合は「เหมือนกัน(ムアンカン)」を使います。
先ほど、お金に関しては「เท่ากัน(タオカン)」を使うとお伝えしましたが、例えば景品や賞金のような、中身の額が明確でない場合や、お金を物として受け取る場合は「เหมือนกัน(ムアンカン)」を使用することもできます。
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3.場所・時間・型・話:เดียวกัน(ディアオカン)
タイ語で出身、場所など土地が同じ場合は「เดียวกัน(ディアオカン)」を使用します。「出身が同じ」なら「家が同じ」という意味の「บ้านเดียวกัน」というのが口語的です。
また「同じ型」と言う場合にも使用します。例えばテレビやPCなどでメーカー内の同じモデルという場合は「รุ่นเดียวกัน(ルンディアオカン)」といいます。また「人の特徴」については「เหมือนกัน(ムアンカン)」を使用しますが、対象が「完全に同一人物」である場合は「คนเดียวกัน(コンディアオカン)」となります。
4.考え・気分・体調:เหมือนกัน(ムアンカン)
タイ語で同じ考え、気分、体調が同じ場合も「เหมือนกัน(ムアンカン)」となります。「今日は同じく体調が悪い」なら「วันนี้ไม่สบายเหมือนกัน」になり「同じように考える、同意見」で「คิดเหมือนกัน」となります。
まとめ
このように「同じ」という単語もタイ語では何が同じなのか?によって変化します。タイ語に不慣れな間はこの「同じ」という意味の単語の使い分けが覚えられない人も多くいます。
「同じ」の使い方が違うと、聞いている相手に上手く伝わらない場合もあります。形から覚えようと思うとなかなか難しく感じますが、慣れてくれば自然と使い分けができるようになってきます。留学生の皆さまも「同じ」という身近な単語の使い分けを覚えて、自然な会話ができるようになりましょう。
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この記事を書いた人
タイ在住。タイの南部からバンコクに引っ越してきました。お寺巡りとプラクルアン集めが趣味。休暇はタイの南の島でシュノーケリングするのがお決まりの過ごし方。