イタリアでも開催!世界最大級のチョコレートの祭典「Salon du Chocolat(サロン・デュ・ショコラ)」inミラノ
6507
View
スポンサーリンク
日本でも毎年バレンタインシーズンに開催され連日大賑わいのフランス・パリ発、世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」ですが、イタリアでも開催されており、ミラノで行われています。イタリアのサロン・デュ・ショコラとはいったいどのようなものなのでしょうか?
スポンサーリンク
「Salon du Chocolat(サロン・デュ・ショコラ)」とは?
イタリアで開催されるSalon du Chocolat Milano(サロン・デュ・ショコラ ミラノ)は、毎年2月上〜中旬の週末を含む数日間の日程で開催されます。2017年は2月9日(木)〜12日(日)の4日間開催されました。
会場は、イタリア国内外の列車が多数乗り入れる「ミラノ中央駅」の近くに設定されることが多く、駅からは徒歩で簡単にアクセスでき、見終わった後は市内観光へも簡単に繰り出すことができます。
業界関係者も多いですが、もちろん一般の方の来場もOKで、館内では朝から晩までチョコレートの試食や販売、セミナーや子供向けのクッキングイベントなどが行われています。
Salon du Chocolat Milanウェブサイト
チケット入手方法
日本のサロン・デュ・ショコラは入場無料ですが、イタリアの場合はチケットが必要で、1人15ユーロします。チケットは現地で購入することもできますし、公式ウェブサイトから購入することも可能です。
ウェブサイトで購入する場合、クレジットカード決済後、メールで送られて来た引換券(PDF)をスマートフォンなどに保存、もしくは印刷して、当日受付で見せればすぐに本チケット、パンフレット、お土産のチョコレートの3点セットと引き換えてもらえます。
なお、一度買ったチケットは変更やキャンセルが効かないので、購入する際は来場日や来場人数などを良く確認してから購入ボタンを押しましょう。
入口で本チケットを見せると、いよいよ入館です。筆者は過去2年間行きましたが、日本と違って、そこまで混雑しておりませんでした。なので、無理して早起きする必要はありませんが、午前中に訪問すれば2〜3時間でゆっくり見て周ることができ、午後は市内観光に繰り出すことができるのでおすすめです。
スポンサーリンク
おすすめのイタリアご当地チョコレート
日本のサロン・デュ・ショコラはフランスのチョコレートショップが出展者の多くを占めますが、ミラノ会場はイタリア各地のチョコレートショップが圧倒的多数を占めます。
せっかくですので、来場時には是非「イタリアご当地チョコレート」を味わってみてください。日本会場と違って、ほとんどの店舗で試食やお土産チョコの配布があるので、ゆっくりと食べ比べることができます。
Torta Pistocchi(トルタピストッキ)/トスカーナ州・フィレンツェ
フィレンツェ名物のダークチョコレートケーキ「トルタピストッキ」。小麦粉・バター・卵・砂糖が一切入っていないチョコレーケーキで、7種類の形状の違うチョコレートを使って作られる大変珍しいものです。
Modica(モディカ)/シチリア州・モディカ
カカオバターなし、砕いたカカオに粉砂糖やスパイスを混ぜてつくるモディカチョコレートはシチリアの街モディカに伝わる伝統的なご当地チョコレートです。シチリア本店のチョコレートショップでは取扱いがあり、イベント会場でも2〜3店舗で取り扱っていました。
口の中に入れても全く溶けない不思議なチョコレートですので、是非不思議な舌触りをお試しください!
Gianduja(ジャンドゥーヤ)/ピエモンテ州・トリノ
1800年代、フランス・ナポレオン軍支配下で、カカオが入手困難になってしまった際にトリノの職人によって考案されたヘーゼルナッツの入ったチョコレートがジャンドゥーヤです。
色はチョコレートよりもやや薄く、一口サイズの三角形のタイプのものが主流ですので、街歩きのお供にもばらまき土産にもおすすめです。
Cioccolata calda(チョコラータ・カルダ)/北イタリア・ミラノなど
北イタリア人の冬の定番ドリンクがチョコラータ・カルダです。英語に直すと「ホット・チョコレート」ですが、日本人の想像するホットチョコレートやココアとは大きく異なる飲み物なので是非現地で試してみてください。
一杯飲めばぽっかぽか、エネルギーもみなぎりお腹の底から力が湧いてきます。
まとめ
いかがでしたか?イタリアには、お菓子分野にも沢山の「ご当地名物」があります。甘いものやチョコレートを普段食べない方も、イタリア周遊をした気分で楽しむことができるイベントなので、是非足を運んでみてくださいね。
スポンサーリンク
ミラノの人気記事
チョコレートの人気記事
この記事に関するキーワード
この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,