【タイ語中級者以上向け】タイ語版「Siri」でタイ語のスピーキング練習!<タイ語版Siriの設定編>
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iPhoneには音声アシスタントの「Siri」という機能が搭載されているのを留学生の皆さまもご存知かと思います。リリース当初は英語がメインでしたが、アップデートの度に日本語はもちろん、さまざまな言語をカバーするようになってきており、今やタイ語を話すことも可能になりました。
タイ語を勉強し始めた留学生の皆さまの中には、タイ語でSiriを使ってみたいけど、どう話しかけて良いか分からない、という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、まずタイ語版Siriの設定方法について説明いたします。
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タイ語の学習で最初に当たる壁はタイ語の抑揚(イントネーション)
タイ語の勉強を始めた留学生の皆さまが最初に当たる壁のひとつに、タイ語の抑揚(イントネーション)があります。発音はどうにかクリア出来ても、根本的に日本語には無い音であるタイ語の抑揚に苦戦することになるでしょう。似たような音の中でも口角を大きく広げたり、口をすぼめてみたり、巻舌にしたりなど、さまざまな音の出し方があります。
タイ語を英語のカタカナ読みの感覚でタイ人に話してもまず通じません。なぜなら日本人が英単語のアルファベットを話し易いようにカタカナに置き換えているのと同じで、タイ人はそれをタイ文字に置き換えて発音しています。
例えば、元が「Menu」と言う英語を無理矢理カタカナにしたのが「メニュー」であり、それをタイ語では「เมนู」と音から拾ってタイ語に書き直しているのです。つまり根本的なタイ語の音の出し方を知らなければ、タイ人には通じないと言うことです。
発音と言うのは日本語の方言のように訛っていても分かるのと同じで、70%の出来でも通じるものです。それよりも、日本語のあいうえおに当たる「コー・カイ」を覚えて、それぞれの文字の音の出し方を理解している人の方が、総合的に通じる確率は上がります。
タイ語版Siriを使ってタイ語の発音をチェックしよう
タイ語というのは耳で聞き取ることができても、その音を口から発するのは難しく、繰り返し訓練していくしかありません。そこで、タイ語版Siriを使うことで発音の練習することができます。タイ語版Siriを使い、自分の話したタイ語が正しく反応されるかどうかで発音のチェックが可能です。自分一人では発音や抑揚が正しくできているのかわからない場合でも、これなら効果的な練習になります。
タイ人の中には外国人慣れしていて、あまり上手では無いタイ語でも前後の状況などから言いたいことを汲み取って理解してもらえる場合が多いですが、タイ語版Siriの場合、ある程度正確に発音する必要があり、そういった意味でもフェアにタイ語のレベルを判断する材料になると言えます。
また、24時間いつでもどこでも使えるというのもひとつのメリットでしょう。
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タイ語版「Hey Siri」の「หวัดดี Siri」設定方法
Siriはボタンを押さなくても「Hey Siri」と呼びかけるだけで応えてくれる機能があります。バージョンによっては、持主の声を認識するので設定から「Hey Siriを許可する」を選び、Siriに自分の声を覚えてもらう作業が必要になります。
日本語であれば呼びかけは「Hey Siri」なのですが、タイ語版では「หวัดดี Siri」になります。これはSiriをタイ語にした時点でこの表示に変わります。
まずは「หวัดดี Siri」と三回呼びかけます。
その後「今日の天気は?」とタイ語で話しかけます。
最後に「私です」とタイ語で言えば設定は完了です。
まとめ
もしも留学生の皆さまがまだタイ語の発音に自信がなければ、一度タイ人にこのタイ語を読んでもらって覚えてから話しかけてみましょう。やはり声を登録して認識するため、他人に設定してもらうことはあまりお勧めできません。
次回は実際にタイ語にした場合、どのようにSiriに話しかけるのかという定型文を紹介します。
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この記事を書いた人
タイ在住。タイの南部からバンコクに引っ越してきました。お寺巡りとプラクルアン集めが趣味。休暇はタイの南の島でシュノーケリングするのがお決まりの過ごし方。