タイで運転免許証を書き換えするときに必要な種類と手続き
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筆者は先日タイ・バンコクで運転免許証の書き換えに行ってきました。そこで今回は免許証の書き換えに必要な書類などの紹介や、実際に手続きに行ったときの流れなどのご紹介をします。
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タイで現地の運転免許証を持っていると便利な理由
日本でもスタートしたマイナンバー制度ですが、ここタイにもIDと呼ばれる身分証明書となるカードをみんな持っています。他国と違いタイには外国人登録証なるものはありません。
免許証には顔写真、名前、パスポート番号などが記載されているため身分証明となります。通常国内線は外国人の場合パスポートがないと乗れませんが、運転免許を提示するとパスポートがなくても国内線は乗ることができます(万が一のことがあるので外人である限り飛行機に乗る際はパスポートをご持参されることをオススメいたします)。
また、企業訪問の際にはセキュリティーの関係上IDを提示しなくてはいけないため、毎回パスポートを持ち歩きたくない人は持っているとかなり便利です。
そして観光地でも実はタイ人と外国人で料金が違うことがありますが、提示すると場所にもよりますが在タイ者レートということでタイ人料金や割引料金が適用されることがあるのです!(※場所にもよるので都度確認が必要)
書き換えするのに必要な書類
以下の書類が必要となります。
申請用紙
陸運支局に置いてあります。
パスポート
原本と、顔写真のページと入国スタンプ箇所のページとVISAを持っている方はVISAのページのコピーをそれぞれ1部ずつ。
国際免許原本
こちらも原本とコピーが必要で、コピーは顔写真のページと表紙のページ1部ずつとなります。
健康診断書(英文)
現地の総合病院などで用意できます(※日本語が通じる総合病院で健康診断すると600〜700バーツ程度かかります。)。
日本大使館領事部発行の在留届出済証明
労働許可証(ワークパーミット)がある場合は在留届出済証明は不要ですが、その代わり原本とコピー1部必要です。また、ビザなしの方も3か月以上いることが証明できれば申請可能です。
写真
1インチ×1インチのものが2枚必要です。現地でも撮影可能です。
手数料
変更する可能性がありますので、事前に確認することをおすすめします。
その他
詳細は在タイ大使館、免許についてのページをご確認ください。
URL:http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/consular/license.htm
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書き換えの手順
今回 私が行った陸運局はBTS BANG CHAK(バーンチャーク駅)にある陸運局に行きました。他にもモーチットにある陸運局でも書き換え可能です。
BTSバーンチャック駅の2番出口を出て直進して1分くらい進むと左手に陸運局のゲートが見えてきます。駅前にはバイクタクシーがスタンバイしているので歩くのが面倒な方は乗っていくと入口まで楽々行けます。(片道20バーツほどでした。)
書き換えの手順はこんな感じでした。
申請用紙の記入
入口左手の受付で申請用紙をもらい記入。
書類の提出
9番の窓口で持ってきた書類を全部渡し、書類チェック。書類に不備があると返却されます。すべての書類に直筆サインが必要。漢字OKです。追加コピーを頼まれたら建物右手のコピー屋さんへ行きましょう。
適正検査
書類の確認が終わると名前が呼ばれ、16番の部屋で簡単な適正検査を受けました。このとき、タイ語で内容を説明されたため、何のテストをしたいのか把握するまでに理解に苦しみ何度か失敗しました。
あきらめないで!となぜかスタッフに応援され合格するまで粘り強く応援してくれました・・・。
適正検査の内容
ブレーキテスト
ランプが赤になったらすぐにブレーキ踏む。
平衡感覚のテスト
ボタンを連打して固定してある目印の真横まで近つける。
色覚検査
顎を機械の上にのせ左右に出てくる色を答える(赤、黄、緑など)。
写真撮影
書類を8番に提出し免許の写真撮影。機械に自分の番号が表示されたら移動します。
免許発行
無事に免許の発行です。
タイで原付を運転するときは自動二輪免許が必要?
国際免許を持ってきたからといってすぐに運転できるわけではありません。書き換えをしないと意味がないです。また、国際免許を持っているからといってタイで原付バイクを借りて運転することは基本違法です。
知らずに借りてる方多いと思いますが、そもそも日本の原付制度(原付サイズのバイク)はタイにはなく、タイのモーターバイクは自動二輪免許が必要です。タイのバイクは100cc以上で、主流となっているのは125ccなのです。
タイに来て捕まらないようにご注意ください。
まとめ
無事に国際免許の切り替えができて一安心です。パスポートに代わる身分証明をゲットしました。これで毎回パスポートを出さずに済みます。
運転するしないは別として、経験のために一度ご自身で行かれるのも良いかもしれません。
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この記事を書いた人
2015年4月にタイ・バンコクに仕事のため着任しました!まさかの事情によりタイで転職活動をすることになり最近やっとあたらしい職場をみつけ落ち着いたアラサー女子です。韓国、中国、フィリピンと留学し(中国とフィリピンにおいては短期)20代の最後をなぜか まったく自分の人生プランには描かれていなかった タイ バンコクでの海外生活をスタートすることになり奮闘中です。