イギリスらしいユーモアがたっぷり!イギリスで見かける看板やサイン5選
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イギリスでは思わずクスッと込み上げるユニークなパブのサインや、ほっこり優しい気分になるサインによく出会います。どんなものがあるのでしょうか?
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1.No colours allowed
パブの入り口などでよく見かけます。大抵がフットボールやラグビーなどのスポーツにおいて、特定のチームを連想させるアイテムを身に付けるのはお断りと言う意味です。
たとえば「No football colours allowed」とあればフットボールのユニフォームはもちろん、旗やタオルなど特定のチームを連想させるもの全てお断りと言う意味になります。
フットボールにおいてのイギリス人同士の小競り合いはもちろん、ラグビーなども世界各国からの人々が集まるイギリスではパブでお酒が入り思わぬトラブルになることも少なくありません。その予防としてこのサインを掲げる店も多いです。
イギリスでプレミア・リーグなどを観戦したあとには特にお気をつけ下さい。誤って入店した場合は断られる可能性大です。ただし、お子さんに限っては例外の場合もあるようです。
2.Queues likely
車を運転しているとこのようなサインに出会うことがあります。「この先、一旦停止あり」、「伴う渋滞があるかも」と言うような意味です。
イギリス人は「queuing(列に並ぶ)」ことが昔からエチケットであり、イギリスの名物になっているくらいですから、車も渋滞して並んでいるとの表現は大変イギリスらしいと感じます。日本では列に並ぶのは特に珍しい光景ではありませんから、なぜイギリスでqueuingが名物とされるのか不思議に感じられるかもしれませんね。
「Are you in the queue for tickets?(チケットのために並んでいますか?)」などと、イギリスにいるとqueueと言う単語を毎日のように耳にします。とてもイギリスらしい単語なので、他の英語圏でこのような表現を使ったら、貴方がイギリスで英語を学んだことが一発で伝わるのではないでしょうか。
3.Today's soup - BEER!
他の国のパブなどでも面白い表現が書かれた黒板ボードが見られるようですが、パブがカフェより多いイギリスはまさにその宝庫です。
例えば筆者が目にしたものだと「今日のスープはビール!」や、その他のバリエーションとしては「Soup of the day is whisky.(今日のスープはウィスキー。)」といったものがありました。
また、パブのサインはウィットに飛んだものが多く「We have beer as cold as your ex-girlfriend’s heart.(あなたの元カノの心と同じくらい冷えきったビールあります。)」といった、笑えないものもあり困ります!
ここで使われる「ex-」という表現ですが、「ex-wife(前妻)」、「ex-president(前大統領)」など、「former(前の、以前の)」に代わり、日常会話でよく使われる表現です。よろしければ覚えてみてください。
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4.Missing tortoises
日本でもペットを家族のように可愛がる方々が、いなくなってしまった猫ちゃんなどの捜索願いをSNSなどで流していらっしゃるのを良く目にします。
イギリスではペットの捜索願いの張り紙を本当にたくさん見かけます。大抵が「Missing cat」、「LOST dog」などの見出しと共にペットの写真、名前や特徴、連絡先が記載されています。猫、犬だけではなく、鳥や魚、上のようにtortoises(陸亀)などもあり、早く見つかるといいなあと思うのです。
また「Reward(お礼)」などと書かれた後に金額を提示、見つけてくれた人にお礼しますとの表示も多いです。
5.Baby bottles warmers available
先日入った近所のパブでこれをみてほっこりしました。イギリスは本当にお子さんを持つご両親に優しい国です。
電車を降りる際、バギーを引くお母さんに、見知らぬ他人が「Do you need a hand?(手伝いましょうか?)」と声をかけバギーの片側をもって支えたり、階段でバギーをおろせない女性に男女構わず「運びますよ。」と手を貸す場面に、毎日当たり前のように出会います。
入ったパブで掲げられていたこのサインは「赤ちゃんのミルクボトル、温めますよ。」というような意味。どうぞカウンターに声をかけてくださいと続いていました。
お母さんやお父さんが安心して家族皆で楽しめるファミリー・フレンドリーのパブにレストランがイギリスにはたくさんあります。赤ちゃんをバギーに寝かせながら、交代で面倒を見つつ、ドリンクや食事を楽しむご両親をよく見ます。そして、赤ちゃんが泣き出すと周りのお婆さんなどが集まり「可愛いわ!」と皆であやしてくれる場面に出会うことも。
イギリスらしい光景だなあとほかほか心が温かくなります。
まとめ
いかがでしたか、お楽しみ頂けましたでしょうか。
皆様の留学生活を心から応援しています!
Have a lovely day!
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この記事を書いた人
イギリスのロンドンはウィンブルドンに住んで9年目です。元ハリーポッターに出演していた夫(南アとオランダのダブル国籍です)と二人暮らしです。私がいっぱい涙が出るくらい恥ずかしい思いをしつつ経験してきた生活の知恵、英語の言い回し、イギリスの穴場やこぼれ話をお届けできたら嬉しいです。またBAFTAの試写会でのセレブリティーの写真もご紹介できたらと思います。