イギリス国民に人気の朝ごはんとは?オススメのEnglish Breakfast13選

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イギリスで人気のある朝ごはん、いったいどんなものなのでしょうか?カフェやレストラン、パブなどでよく提供されるメニューや、家庭で好まれているものをざっと集めてみました。

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1. Full breakfast

Full  breakfastの写真です

イギリスの有名な朝御飯です。残念ながら今のイギリスでは優雅に平日の朝からこれを食べる人は少ないようです。小旅行に出かけた際、宿泊したB&Bで楽しんだり、休日に近所のGreasy spoon cafeと呼ばれる庶民的な安食堂やパブで食べたりします。カリカリのベーコン、ソーセージ、グリルしたトマト、ソテーされたマッシュルーム、ベイクドビーンズに目玉焼きやスクランブルエッグなど、一度に多くの料理を楽しむことができます。

2. Kedgeree

Kedgereeの写真です
flickr

建築業などの人員を増やすためにイギリスにはインドから多くの人が移民として移り住んだ時代があります。イギリスで食べるカレーはとてもおいしくインド料理のお店もたくさんあり、更には彼らが伝えたインド料理の影響を受けたイギリス料理も多くあります。ケジャリーと呼ばれるこれは燻製されたにしんや小だらなどのお魚のほぐし身、ゆで卵などをたいたお米に加え、カレー粉のような香辛料で香りをつけたピラフのようなお米料理です。

3. Porridge

Porridgeの写真です

日本ではオートミールが知られていますが、Porridgeは穀物をどろどろにしたお粥のようなものです。寒い冬の日にお鍋でことことミルクとオーツの優しい香りにに子供時代を思い出す人もいるようです。シナモンやハニー、メイプルシロップ、くるみやデーツ、バナナなどを加えます。夏にはベリーやオレンジなどのフレッシュフルーツをトッピングしたり、コンポートを添えたりと様々です。前日に全部の材料を混ぜて冷蔵庫で冷やしておくと、朝にはふわっと仕上がっています。

4. Toast

Toastの写真です

トーストといっても、その名のとおり簡単にジャムやマーマイトなどを塗るだけのものもあれば、ソテーしたマッシュルームやスクランブルエッグなどをかりっと焼いたパンの上に乗せるスタイルも好まれています。パンは全粒粉やライ麦、シード類など、種類は豊富にあります。どれも素朴で穀物の味わい深いヘルシーなものが多いです。日本の食パンのようにふわふわなものもありますが、それらは「ブリオッシュ・ローフ」と区別されています。

5. Muesli / Granola / Cereal

Muesliの写真です

イギリスのシリアルは大変種類が豊富です。砂糖不使用のミューズリー、グルテンフリーの蕎麦の実などを主原料に使ったグラノーラ、スーパーフードのビートルートやフラックスシード入りのもの、大豆を使いプロテインを強化したスポーツ用などなど…。ご紹介していたら日がくれてしまうほどあります。牛乳、豆乳、アーモンドやオーツ、ライスミルク、もしくはヨーグルトなどと一緒に頂きます。自分で好みのものを作れるよう、オーガニックストアには穀物やドライフルーツ、ナッツやシード類が豊富に揃っています。

6. Omelet

Omeletの写真です

イギリスではオムレツは朝御飯に食べるものと言うイメージがあります。具はハムやチーズ、トマト、マッシュルームだったり、たっぷりのパプリカやズッキーニ、フェタチーズなどをトッピングしたものもあります。それにチップスを添える人もいれば、ヘルシーにサラダと組み合わせたりする人もいます。

7. Pancake / Waffle

Pancakeの写真です

ふわふわに作ったパンケーキは朝食に人気です。バナナやベリーにギリシャ風ヨーグルトを添えたり、ゴールデンシロップとカスタードをかけたりします。バターミルクやリコッタチーズのパンケーキも人気があります。また、ワッフルを温めたものもパンケーキと同様に人気があります。

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8. Bacon butty

Bacon buttyの写真です
flickr

こちらはベーコン・サンドイッチで、トーストしたパンにベーコンをのせたり、好みのパンに挟んだりします。イギリスのブラウンソースやトマトチャッネ、 「Piccalilli」と呼ばれるマスタードと野菜の甘酸っぱいピクルスを添えたりと、皆それぞれのお気に入りの食べ方があります。

9. Egg benedict

Egg Benedictの写真です

イングリッシュマフィンを半分に割ってトーストしたものにベーコンやハムなどにポーチドエッグを乗せ、オランデーズソースをかけたものは、日本でも大変人気があったと聞いています。ハムの変わりにサーモンを使ったものは「Eggs royale」と呼ばれたりもします。また、ハムの代わりにほうれん草のソテーを乗せたものは「Egg florentine」と呼ばれています。

10. Muffin / Banana loaf

Banana loafの写真です

おやつの時間に食べるイメージのマフィンやバナナローフ (日本のバナナパウンドケーキに近いもの) も、イギリスでは朝食に登場します。チョコレート、ブルーベリー、レモンマフィンなどが朝からベーカリーに並びます。ヘルシーにバナナやシードを使ったり、砂糖の代わりにアップルソースを使うなど、レシピもたくさんあります。また、手軽に持ち運べるため、オフィスでホームメイドのバナナローフのスライスを朝食にする人も見かけます。

11. Crumpet

Crumpetの写真です

まんまるな厚みのある小さなパンケーキのような、裏にぽつぽつと気泡があいたクランペットは、トーストすると外はカリカリ、中はしっとり、バターを塗って染み込ませて食べるのが皆のお気に入りです。

12. Smoothie

Smoothieの写真です

日本でも大変人気があると聞いていますが、イギリスでも手軽に新鮮なスムージーが買えます。オートミールが入ったものやチアシード入り、にんじん、ケールやビートルートなど野菜と果物を合わせたものも売られています。何種類ものベリーをぎゅっと閉じ込めた贅沢なスムージーで朝をはじめてもよいですね!

13. Boiled eggs and soldiers

Boiled Eggs and Soldiersの写真です

最後に、イギリスらしいユーモアのある朝食を紹介します。半熟に茹でた卵をエッグプレートにかわいくちょこんと載せ、それにディップできるくらいの幅にきりそろえたトーストを添えるお料理です。切りそろえられたパンが、整列しているソルジャーに似ていることからこの名前がついたそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?イギリスに留学の際にはぜひ色々お試しくださいね!田舎のB&Bで頂くFull breakfastは本当においしいですよ!

皆様の留学生活を心より応援しています!

Have a lovely day!

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この記事を書いた人

モモグラモ
モモグラモ

イギリスのロンドンはウィンブルドンに住んで9年目です。元ハリーポッターに出演していた夫(南アとオランダのダブル国籍です)と二人暮らしです。私がいっぱい涙が出るくらい恥ずかしい思いをしつつ経験してきた生活の知恵、英語の言い回し、イギリスの穴場やこぼれ話をお届けできたら嬉しいです。またBAFTAの試写会でのセレブリティーの写真もご紹介できたらと思います。

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