パスポート紛失!ホームシック!ロンドン留学中に起こったトラブル4選

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現在ロンドンへ留学中の私が今までに経験したハプニングとその結末、そのあとに学んだことについてご紹介します。

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1.パスポートを紛失

私は正規留学に備えて、体験として語学学校へ1週間ほど短期留学を経験しました。それまで英語を熱心に勉強したことがなかったため、ほとんど話せませんでした。ホストマザーが話していることがかろうじて理解できても、どう返せばいいのか分からず、満足にコミュニケーションができないレベルでした。

帰国前日

そんな英語力のまま迎えた帰国前夜、荷造りをしていると背筋が凍りました……パスポートが見当たらないのです。泣きながら親に電話したら「すぐに警察に紛失届を提出して、顔写真を撮って、大使館へ行きなさい」と言われます。しかし、時間はすでに遅く、そもそも警察がどこにあるのか、どうやって電車に乗るのかも分からず、ただただパニックになっていました。

留学エージェントの24時間サポートを利用

ホストファミリーにも事情を説明したのですが、私の英語力ではきちんと理解してもらえず、「明日学校に相談しましょう」と返されて終ってしまいました。そこで、登録していた留学エージェントの24時間サポートに電話し、私の代わりにホストマザーに伝えてもらえないかとお願いしました……が、なぜか断られました。

翌朝の学校で

ホストマザーが学校の校長に電話して、翌日(土曜)は休みにも関わらず学校で確認してくれることになりました。翌朝、不安で一杯の中ホストマザーに連れられ学校に向かうと……なんと、そこにはパスポートを手に持った校長先生が!

確認すると、初日に学校へパスポートを提出した後、返却してもらうのを忘れ、滞在中ずっと学校のコピー機の中にあったのでした。私は、パスポートを受け取り、その足で空港に向かい、無事に帰国することができました。

なぜ前日まで気付かなかったのか

私はパスポートをなくすことを恐れ、留学中なるべくパスポートをスーツケースの所定の位置から出さないようにしていました。そのため、所定の位置にあるものと思い込んで全く確認していなかっため、帰国前日まで気付くことができませんでした。

今であれば、英語も話せるし、インターネットも使えるし、警察の場所、交通機関の使い方も分かるので、当時ほどパニックにはならないと思います。しかし、私はこの出来事があってから、海外滞在中は毎晩パスポートを確認するようになりました。長期滞在中はさすがに毎晩はしませんが、帰国が近づくとしっかり確認します。また、学校や銀行などで提出した後は必ず返ってきたことを確認しています。

2.親友と大喧嘩

大学の入学前、語学学校に通っていた時の話です。年も近くて英語力も同じくらいだったこともあり、同じ学校に通うスイス人ととても仲良くなって毎日一緒に過ごしていました。毎日一緒にいて姉妹のような関係になったこと、二人ともまだ子供っぽかったこともあって、些細なことで大喧嘩になってしまいました。

初めはもう口もききたくないと思っていましたが、少しして寂しくなってきて、喧嘩したことをとても後悔しました。思い切って自分から謝り、話し合って仲直りできました。それ以来、前よりも仲が深まったと感じました。

日本にいると穏やかな人が多いせいか、なかなか他人と喧嘩することもありませんでした。言葉が違う分、より分かり合うことが難しいこともあります。けれど、たとえ上手く伝えられなくても伝えようと頑張れば伝わるものです。この経験から自分の言いたいことを思い切って言うことは大切だと学ぶことができました。

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3.パブでお酒を飲んで意識をなくした

語学留学中、金曜の夜は学校近くのパブに集まるのが恒例となっていました。ある夜、いつものようにみんなでパブに集まり、お酒を少し飲みました……しかし、その後についてほぼ何も覚えていないのです。気が付くと翌日の昼、家で寝ていました。私が眠り込んでしまったので友達が家まで送ってくれたようでした。

しかし、その夜はほんの一口しかお酒を飲んでいません。いつもであれば、意識を失うほどの量ではありません。ただ、その日は昼間に吐き気がして友達とのランチをやめて家に帰っていました。夜にはなんともなくなっていたので、何も考えずに出掛けてお酒を口にしてしまったため、こんな危険なことになってしまったようです。

幸い、その時は親しい友達と一緒だったので安全に帰ることができましたが、後から考えると本当に危ないことをしたと反省しました。もちろん日本でも危険な行為ですが、海外であれば尚更に気を付けなければなりません。私はそれ以来、体調が少しでも悪い時は絶対にお酒は口にしないようにしています。

4.引っ越しとホームシック

これは最近のことになります。大学に入学して半年ほど経ち、引っ越しをすることに決めました。住んでいた家が大学から遠かったことと、ハウスメイトの中にいつも何かしら嫌味を言ってくる人がいてストレスになっていたからです。

引っ越し作業は自分一人で徐々に荷物を運ぶ形で行いました。しかし、想像以上に大変で、また同時期に大学の課題が多くあったこともあり、心身共にとても疲れてしまいました。同時に新しい家に馴染めるかの不安な気持ちも大きくなってきました。

新しい部屋に移ったばかりの頃は、やることや買うものも山積みです。自分の部屋という感じもせず、部屋にいても全く落ち着きません。そんな環境もあってか、私はホームシックになってしまいました。実際、ホームシック状態はすぐに解消し、部屋も馴染んで落ち着けるようになりました。

色々なことが重なるとストレスになり、些細なことでも悩みがちになると思います。また、家でも場所でも「住めば都」というのは本当だと何回も実感しています。慣れないうちは不安やストレスが溜まりやすいですが、時が解決してくれることもあることを忘れないでください。

最後に

海外生活はとても刺激的で楽しいものですが、何か起こったときにどん底に突き落とされやすい側面もあります。私がこれまで経験したトラブルは、どれも振り返ってみると良い経験にはなったと思います。ですが、これは結果的に大事にならなかったから言えることです。

トラブルはないに越したことはありません。皆さんが私の経験を少しでも参考に事前にトラブルを回避してくれることを願います。

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この記事を書いた人

Satsukim
Satsukim

18歳で初めて訪れて以来ロンドンの虜に。現在はロンドンの大学で文学を専攻中。趣味は読書と映画鑑賞と洗濯。

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