無料でここまで準備できる!理系留学の5つの英語対策
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実際に私が利用した/利用している、理系留学の英語対策をご紹介します。紹介する対策は全て無料です。色々なサービスを試しましたが、いっそ無料の方が役に立つものが多かったほどでした。英語の授業で勉強したい時、こんなにたくさんの助けを借りることができるんです。
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1.大学の無料オンライン授業を聴く
留学の約1年前からやってみて、本当に良かったと思っている英語対策です。有名なオンライン授業サイトを2つ紹介しておきます。
edX :https://www.edx.org
ハーバード大学とMITが創設したオープン・オンライン・コースのサイト。
Coursera :https://www.coursera.org/
スタンフォード大学の教授らが創立。
これらのサービスには数百もの科目のオンライン授業が用意されています。各コースの開講時期に合わせて勉強します。毎週問題を解き、一定の点数以上ならサイト認定の単位も取得でき、やる気が湧きます。一科目の期間は約2〜3ヶ月です。
数学、物理、化学、生物、栄養学など理系のコンテンツも充実。内容やレベルは、日本の大学でいうと教養課程が中心です。
黒板の前や実験室で先生が話すので臨場感があり、留学先での授業に向けて予行演習にもなります。何より「英語圏の大学ではこんなに速く話すのかぁ…トホホ」と、留学前に突きつけられるのが良いです。
2.授業を録音する
一昔前の人はボイスレコーダーを買うのが普通でした。私はスマートフォンに小さなマイクを挿して録音しています。録音用マイクを買うなら、現地より日本の電気街や通販サイトの方が比較的安く、軽量、品質も信頼できます。
私が所属するクラスは少人数のため、教官はマイクを使いません。そのため最前列に座らないと、良い音質で先生の声が録音できないのが少々悩みです。
再生する時は80%くらいに速度を落として聴きます。一コマ3時間の授業なので、うっかりしているとスマートフォンの容量がすぐいっぱいになります。
スマホのおすすめ録音アプリ「PCM録音」(ダウンロードページ)
操作がシンプルでオススメ。
パソコンでのおすすめ再生アプリ(Mac)「Hapix player」(ダウンロードページ)
再生速度が自在に変えらてオススメ。
3.専門分野の語彙はWikipediaで確認
一応、日本で化学の英単語集を買いました。しかし化学は相当広大な分野で、どの単語集も広く浅くといった感じが否めず、大学院ではあまり役に立ちませんでした。
Wikipediaなら自分の専門分野の言葉がピンポイントですぐ見つけられます。日本語と英語のタブを押して切り替えるだけで、両言語の解説が図入りで詳しく読めます。
何より素晴らしいのは、関連する用語をクリックすると、その言葉のページにすぐジャンプできる点です!どんどん知識が広がります。
一例として、「原子吸光」が自分の専門分野に入っているとしましょう。
左下の「English」をクリックすると、原子吸光はAtomic Absorptionの英語のページに飛びます。たいていの理系用語は英語でいっそう詳しく解説されており、説明文は日本語の倍以上あります。
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4.Davis Wiki(英語サイト)を活用する
カリフォルニア大学デービス校の以下のサイトは実に使えます。授業内容で分からない部分の復習にも役立ちます。私が受けている授業の配布資料に負けない充実のコンテンツです。
Chemwiki :http://chemwiki.ucdavis.edu
Biowiki :http://biowiki.ucdavis.edu
サイト内にPhyswiki、Mathwiki、Solarwiki、Statwiki、Geowikiのリンクもあります。
5.頼れるクラスメートを作る
日本人は自分より出来る人には口々に褒めそやすのに、出来ない人については見下しがち。イギリス人は自分より出来ない人にはとても親切にしてやるが、自分より出来る人のことは無視する
これは有名なガイドブックに載っていた内容です。
「そうか…クラスメートがとっても親切にしてくれるのは、本当に私が英語の出来ない学生だからなのだ!」と、目が点になりました。
イギリスは留学が主要産業の一つであると言われます。特にロンドンは大学院生に占める留学生の割合がとても高いのですが、私の通う大学は夜間大学の側面からイギリス人の割合が非常に多いです。実際に今通っている所属学科では、6割がイギリス国籍の学生です。
彼らは、私が教官にしどろもどろで一生懸命に質問すれば、そばに立って正しい英語に直して伝えてくれます。早口な教官の冗談のあとで「あれどういう意味」と聞けば、喜んで優しい英語に直してくれます。このように、たった一人で良いので頼れるクラスメートを早く見つけることが、英語対策になります。
ただ、イギリス人同士の会話は本当に早く、特に若い男性はスラングが多いこともあり、立ち聞きしたくても到底聴き取れそうにはありません。
最後に
もちろん英語はできればできるほど良いのは当然です。しかし私たちには英語に割けるエネルギーも時間も限られています。理系は専門用語さえ押さえておけば当面の間の学生生活は何とかなっちゃうものです。効率良く準備して、とりあえず学生生活を軌道に乗せましょう!
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この記事を書いた人
夫の留学に伴い、ロンドンに引っ越した後に自分も大学院を受験。英検2級レベルのとぼしい英語力であるも、配偶者ビザを持っているのをいいことにパートタイム学生になる。週2日通学のゆっくりペース。