留学のための小さなコツ〜その1 学習編〜

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どの日本の大手企業でも同じかもしれませんが、若手の社員を海外に送り出す「研修制度」というものが盛んなようです。私の務める会社の親会社でもひっきりなしに毎年、アメリカに「英語研修」という名目で若手の社員が送り込まれてきます。先日研修でやってきた社員の方から、留学のコツについて尋ねられたので、今回は私が留学時代に実践していた工夫についてお話します。

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今まで「留学生の半分が目標を達成せずに帰国?日本の準備段階でするべき7つのこと」や「留学のヤマは最初の1年!アメリカの大学院でサバイバルするためにやったこと」ででも留学のコツを書いてきましたが、いくつか思い出したことがあったので、ここで補足をさせてください。

勉強は朝にやる

私もアメリカに到着した頃は、他の留学生と同じように夜遅くまで図書館に引きこもって勉強をしておりました。アメリカの大学の図書館は往々にして24時間オープンしており、キャンパス周辺に住んでいれば夜遅くまで勉強をしていても、それほど治安上の問題になりませんでした。

ある晩、夜の勉強をしようと、とあるアメリカ人の学生の部屋の前を通りかかった時です。

“Why don't you drop by? Everybody is wathicng TV!”

と、近所に住むアメリカ人の女の子から誘われました。彼女の部屋を覗くと他のアメリカ人の学生もポテトチップスなどを持ち寄り、テレビに興じている様子です。丁寧に断り、図書館で教科書を開いたのですが、何かもの凄く大きな損をしたようで落ち着きません。「次に誘ってくれなかったら、どうしよう!?」などと考えていると、シクシクと後悔の念が湧いてきます。そこで、

「あ、どうしたの? 元気?」

と、日本語で声を掛けてくる人物がおりました。顔を上げてみると、英語学校時代の日本人同級生で、彼も同じ大学に通っていたことがわかりました。二言三言交わすはずが、思わず長話になってしまいました。お互いの勉強のこと、生活の不安など共感できる面は多々あったのですが、話し終わった後、時計を見たら1時間以上は経過していました。結局、図書館に遅くまで残ってはいたものの、あまり効率的な勉強ではないな、と気づきました。

あたりを見渡してみると、夜遅くまで勉強しているのは、留学生か研究室のアメリカ人ぐらいで、普通の大学レベルの学生は試験前でない限り、夜遅くまで机にかじりつくことはあまりないようです。これはおそらく私の通っていた大学が普通レベルの州立大学だったせいもあるでしょうが、一般的に留学生はアメリカ人の倍以上の時間を勉強に割かないとやっていけないため、どうしても、アメリカ人と生活のリズムが異なってしまう傾向があるようです。しかし、生活のリズムが完全にずれたままでは、なかなかアメリカ人の輪の中には入っていけません。

この状況をどうやって打開したらいいのか、いろいろ考えた結果、勉強する時間をズラしてみました。つまり、朝早く起きて早くから勉強を始めてしまうことです。大学院はたいてい午後から授業が始まること、また授業は週3〜4回しかないため、スケジュールの自由度は大きいはずです。ただし、課題が大量に出るため、留学生は課題に追われることとなります。

朝方に切り替えた結果

まず、毎朝6時に起き、パンをコーヒーで胃に流し込んだ後、すぐに図書館に向かい、勉強を始めました。朝の図書館に来て気づいたのだが、朝はそんなに人がおらず、誰も声をかけてこないことです。おかげで勉強している最中に声をかけられず、勉強が進みます。また思わぬ副産物も生まれました。朝、勉強をしていて分からないところや、クラスメートに聞きたいところを午後に尋ねることができる点です。しかし夜に勉強をしていると、他の人が寝ている場合もあるので、なかなか人に尋ねることは難しいです。

また、私はレポート提出が多かったので、午前中にどうしてもその日にやらなければいけない最重要課題をやり、午後にWiriting Centerで私の課題を添削してもらう。そしてその真っ赤になった自分のレポートをタイプ打ちをしたり、校正しなおしたりしていると、夕食の時間です。夕食後はテスト前でない限り、基本的にリラックスする余裕も生まれました。その日にやらなければいけない最低限の課題はやってありますし、Student Office(大学院生が集う部屋)で授業の重要な点は仲の良いアメリカ人の学生に尋ねて理解しているので、気分も楽になり、同じ寮に住むアメリカ人のグループと一緒にテレビを観たりすることができるようになりました。

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勉強は時間ではなく、効率

勉強は時間ではなく、やはり「効率」ではないでしょうか。私個人は一日起きている間、ずっと勉強していることはできません。また留学をすると実感できるのですが、留学生活は慣れないうちは大変体力を消耗するものです。自分の体をだましだまし、夜遅くまで勉強しても何も頭に入っていないという経験は、どなたにもあるはずです。留学は通常数年間に渡りますから、体を壊さないように体力を温存しながら、勉強をしていったほうが結果的に効率はよくなります。私はテスト期間以外は、12時前にはベットに行くようになりました。

まとめ

いかがだったでしょうか。次回は留学中に起こったトラブルについて、お話したいと思います。

留学のための小さなコツ〜その2 トラブル発生編〜に続く

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命かげろう
命かげろう

初めまして!日本の大学を卒業した後、米国の大学院に留学し漂流し続けること10数年。今年で米国生活16年目になります。お笑い好きの40男が加齢臭を漂わしながら、ミシガン州デトロイト近郊から海外生活と留学の知恵や経験をお届けします。