英語で料理をもっと楽しもう!英語レシピで作る「サーモンポテトグラタン」
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英語のレシピに出てくる独特の言い回しや単語を覚えて、英語の料理本を使いながら料理ができたらとっても素敵ですね。ここでは、簡単な「サーモンポテトグラタン」の作り方を、英語でご紹介します。
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はじめに
前回は「英語レシピで作る『レモンケーキ』」、「英語レシピで作る『チョリソー、ひよこ豆とグレープフルーツのサラダ』」をご紹介しました。今回はその続編として、「サーモンポテトグラタン」をご紹介します。
Salmon and potato gratin(サーモンポテトグラタン)
*「gratin」はフランス語から入ってきた単語です。スペルに注意しましょう。
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Ingredients(材料)
Serves 3(3人前)
700g potatoes(じゃがいも)
5g butter(バター)
2 branches dill(ディル2枝)
300g pack salmon fillets, cut into 2cm chunks(鮭の切り身、2センチのぶつ切り)
*「fillet」は「切り身」「開き身」「ヒレ(肉)」という意味です。肉にも魚にも使います。
*「chunk」は「塊」「ぶつ切り」という意味です。
freshly ground black pepper(挽きたての黒コショウ)
100ml single cream(生クリーム)
*イギリスには生クリームにいろいろ濃さがあり、「single」「double」「extra thick」の順に濃くなります。ちなみに、このレシピでは牛乳でも代用可能です。
100ml vegetable or chicken stock(野菜または鶏だし汁)
Method(作り方)
1. Preheat the oven to 190℃. Cut the potatoes into 5mm thick slices.
(オーブンを190℃に予熱します。じゃがいもを5ミリの厚さに切ります。)
2. Bring them to the boil in a large pan of boiling water and simmer for 5 minutes until part-cooked. Drain well.
(沸騰したお湯の入った大きな鍋にじゃがいもを入れて(再度)沸騰させ、部分的に火が通るまで5分ほどコトコト煮ます。)
*「boil」は「煮る」「茹でる」「沸騰させる」という意味があります。料理の英語は、こちらの記事をご参照ください。
*「simmer 」は「コトコト煮る」という意味という意味です。
3. Rub a 20cm ovenproof dish with the butter.
(20センチのオーブン用の皿にバターをすり込みます。)
*「~proof」で「~を通さない」「耐~性の」という意味になります。例えば、「waterproof」(水を通さない)、「bulletproof」(弾丸を通さない)などがありますね。
4. Layer half the potato slices in the dish. Sprinkle the dill on the potatoes, lay the salmon over in a single layer and season with salt and black pepper.
(半分のじゃがいものスライスを皿に並べます。じゃがいもの上にディルを散らし、その上に鮭を一重になるように乗せ、塩と黒コショウで味付けします。)
*「sprinkle」は「散りばめる」「撒く」という意味です。「sprinkler」(スプリンクラー)は水を撒くから「散水栓」ですね。
5. Top with the rest of the potatoes, making sure that the final layer looks neat.
(最後の層がきっちりとなるように、残りのじゃがいもを一番上に乗せます。)
*「make sure~」で「~するようにする」「確実に~する」です。
*「neat」は「整った」「整頓された」という意味の形容詞です。
6. Whisk the cream and stock together, pour it over the potatoes and cook for 50 minutes to 1 hour, or until the top is crispy, the salmon flakes easily and the potatoes are cooked through.
(生クリームとだしを泡立て器で混ぜあわせ、それをじゃがいもの上に注ぎ、50分から1時間ほど、あるいは表面がカリカリになって、鮭が簡単にほぐれ、じゃがいもに火が通るまで、(オーブンで)調理します。)
*食べ物の食感によく使われる単語「crispy」は「カリカリ」「サクサク」といった意味合いです。ちなみに、イギリス英語では「crisps」は「ポテトチップス」のことです。
*「the salmon flakes easily」の「fakes」は動詞で使われています。注意しましょう。
まとめ
英語でレシピを読むだけで、新しい単語や表現に出会うことができます。料理好きな方なら、レシピを読みながら勉強するのも、一石二鳥でいいかもしれませんね。また、このレシピは簡単なのに豪華な感じが出るのでおすすめです。タイトルの画像は私が作ったものですが、ちょっとアレンジして鮭とじゃがいもを生クリームとだしの中で予め混ぜてから、チーズを乗せて焼いてみました。ディルは最後に散らしても、風味があっていいですよ。
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この記事を書いた人
Tea drinker, painter, traveler, skier and yogi. アメリカ、カナダ、デンマークなどに居住。現在は翻訳の仕事をしながら、イギリス南西部の田舎町でパートナーとその家族との5人+1匹暮らし。