クリスマスイブより盛り上がる?ボクシングデーの楽しみ方
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日本では、クリスマスの盛り上がりはクリスマスイブが最高潮のように感じられますよね。ここでは、日本ではあまり盛り上がらない(?)クリスマスの次の日、通称「ボクシングデー」についてご紹介します。
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ボクシングデーって?
ボクシングデーとは、通常クリスマスの次の日、すなわち12月26日のことを指します。ボクシングデーが土日にかかると次の月曜日にずれ込むこともありますが、一般的には「12月26日=ボクシングデー」と考えて問題ありません。
ボクシングデーの「ボクシング」は、スポーツのボクシングのことではありません。言葉の由来はクリスマスプレゼントの箱、つまり「ボックス」を開ける、から来ています。
ボクシングデーにはクリスマスの売れ残り商品を中心に、衣料品、家電製品などの大規模なセールが行われます。また、クリスマスに受け取ったプレゼントを開けることができる、子どもたちにとっては(もちろん大人も)とてもハッピーな日でもあります。
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ボクシングデーの過ごし方
これまでカナダとイギリスの2カ国でクリスマスシーズンを経験してきましたが、ボクシングデーの一般的な過ごし方として3パターンあります。
1.がっつりセールに参加
ボクシングデーにはどこのお店も大規模なセールを行います。特に、家電量販店、デパート、衣料品店などは、「この日を待ってました!」といわんばかりにセールアイテムを買い漁る人々で大混雑。一歩街に出れば、大きな紙袋を下げた人々や、ショッピングセンターに向かう車でごった返しています。
クリスマスショッピング(友人、恋人、家族、親戚などにプレゼントを買う習慣のこと)でショッピング疲れしていない場合、または安くなるのを待っていた品物がある場合には、このようなセールに参加するのがよいでしょう。
2.プレゼントを開ける
ボクシングデーには、ついに待ちに待った?プレゼントを開けることができます。1つ1つ、プレゼントをくれた相手のことを考えながら開けるのは、子どもだけでなく大人にとってもとてもワクワクするもの。
もちろん、ストッキング(暖炉に下げてあるイメージの、小さなプレゼントがたくさん入った靴下のこと)のプレゼントも、忘れずに開けましょうね。
3.家族とゆっくり過ごす
欧米の国々には日本のような「お正月休み」はありません。個人的な印象ですが、クリスマスやボクシングデーが日本でいうところのお正月なんじゃないかな、と私は思っています。
1年に一度、家族が集まり、みんなでゆっくり食事したり、お茶したりしながら過ごします。セールに行くのもよいですが、家族や親戚とゆっくりと時間を過ごすのも、「ホリデーシーズン」らしくていいと思います。
まとめ
日本ではあまり知名度が高くない「ボクシングデー」についてご紹介しました。今年は、クリスマスイブのかわりに12月26日のボクシングデーを祝ってみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いた人
Tea drinker, painter, traveler, skier and yogi. アメリカ、カナダ、デンマークなどに居住。現在は翻訳の仕事をしながら、イギリス南西部の田舎町でパートナーとその家族との5人+1匹暮らし。