トライシクルの利用法を紹介!セブ・マクタン島の名物乗り物トライシクル

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セブのマクタン島には「トライシクル」という名物の乗り物があります。マクタン島ではタクシーよりもたくさん走ってます。いくらぐらいで乗れるのか?どうやって乗るのか?利用したことがないと分からない事ばかりです。今回は、この日本にはないトライシクルの賢い利用法、乗り方、料金等についてご説明します。

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トライシクルとは

トライシクルとは、サイドカー付きのバイクです。サイドカーに4人(幼児がいる場合は5人)乗れるのが、普通のサイドカーと異なる点です。運転手の後ろのシートを含めると5人も乗り込めます。

小柄な女性や子供が一緒に乗車する場合は、運転手も含めて7人という状況もあります。車ほどの馬力はないのですが、タクシーよりも運搬人数が多いのです。自分の子供を抱えている運転手もいます。

子ども抱えた運転手のトライシクル1
子ども抱えた運転手のトライシクル2

日本でも流行ればいいのでは?と思いましたが、確実に車検が通りませんね。しかも、みんなノーヘルですし。車検がないフィリピンならではの、なんでもあり発想の乗り物です。

セブ市内では乗らなかったトライシクル

つい最近までセブ市内で生活をしていたため、トライシクルには乗ったことがありませんでした。セブ市内のメイン通りでは、トライシクルは走っておらず、タクシーかジプニーという乗合バスになります。

セブ市内から海に行くには、マクタン島のリゾートエリアに行かないといけません。その際も私は行きも帰りもタクシーで移動していました。そもそも、橋を渡ってセブ市内まで行くトライシクルはないからです。

マクタン島に引っ越してからは、毎日トライシクルを利用しています。おそらくマクタン島は、9対1の割合でタクシーよりトライシクルの方が多く走っています。私もやっとトライシクルの賢い利用方法が分かってきました。

トライシクルの料金

マクタン島では、トライシクルだとワンメーターほどの距離で基本は一人8ペソ(20円ちょっと)です。満員でない場合は、途中で同じ行き先の乗客が乗り込んできます。一人もしくは二人で貸切したい場合は割高料金となります。

テリトリーが決まっている

各トライシクルによって営業エリアが決まってます。タクシーで言うならば、ほぼワンメーターの走行距離エリアです。そのエリア内を絶えず、行ったり来たりしています。

大体10分以上走る距離だとテリトリー外を走行することとなり、運転手との交渉が必要になります。客を降ろした先で新たな客を乗せて自分のテリトリーに戻るのが困難だからです。基本的には、出発地点が運転手の営業テリトリー内で、行き先がマクタン島内であれば、どこでも行ってくれます。

1〜2名の貸切乗車で運転手に長距離を要求すると、タクシーよりも割高になる場合もあります。料金の目安は一人でも二人でも、40ペソ+テリトリー外の走行距離分となります。

長距離の場合、タクシーの方が安上がりだったと後悔することも多いのですが、なにしろマクタン島だとタクシーよりもトライシクルの方が圧倒的にたくさん走っているので、「タクシーがいいのなら、ここでずっと待っていれば!」と言われるだけです。

流しのトライシクルに乗るべし

ショッピングモールのトライシクル乗り場から乗車すると、通常8ペソの走行距離であっても40ペソの料金を請求されます。モールのトライシクル乗り場では、順番で客を待っています。客を乗せるまでの待ち時間分、料金が割増となるからです。

荷物が少なければ、ちょっと歩いて流しのトライシクルに乗ったほうが安上がりです。流しのトライシクルは、客を探しているので喜んで通常料金で乗せてくれます。途中で、他の客が乗り込んでくる可能性はありますが。

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トライシクルの乗り方

サイドカーであればそのまま乗れば良いのですが、問題は運転手の後部シートの乗り方です。シートをまたいで乗ってはいけません。バイクとサイドカーの間に、右足が挟まって怪我をする可能性が高いからです。

トライシクル後部シートの乗り方

(↑後部座席の正しい乗り方)

俗に言う女座り(横座り)という格好で乗ります。トライシクルのバイクの屋根には、必ず手で掴めるバーがあります。そのバーをしっかり握っていれば大丈夫です。私は、この後ろの席が風を感じて視界も良くて気に入ってます。

最後に

トライシクルを利用するにあたって、もっとも面倒なのが運転手との交渉です。今回ご案内した目安を大幅に超えた料金を請求された場合は、嘘でも「Boss! I always pay 〇〇pesos.(大将!いつもは○○くらいだよ。)」とはっきり言ってください。

「boss!(大将!)」と最初に言うのを忘れずに!あくまでも険悪な雰囲気にならないように心がけて下さい。波風立てるよりも、多少割高でも我が身を守ることを優先にした方が身のためです。それから、日本人の女性だけの乗車はやめた方がいいかもしれません。

多少ぼったくられたら、帰宅後に英語で「I got ripped off!(ぼられた!)」と叫んでください。ぼられたとしても、日本円に換算すれば100円程度だと思いますけどね。

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この記事を書いた人

ケン
ケン

日本の大学を卒業後に、フランス、イギリス、アメリカを渡り歩き、気がつけばセブで生活をしている50代半ばのオッサンです。酒とビリヤードを愛する男。セブでは、日本人よりフィリピン人のほうが友達は多いです。ちょい悪オヤジになりきれない、か弱いオヤジ。今までの経験を通して、私らしい情報発信ができれば幸いです。

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