ほんまかいな!セブはフィリピンの中の大阪?

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今回は、海外から見たセブではなく、フィリピン国内におけるセブのイメージについてお話しします。特に首都・マニラからの視線で見たセブに関する話です。これは、セブでの短期滞在では決して気付くことはなかった事。果たしてフィリピン国内におけるセブの立ち位置はどうなのでしょうか?

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セブ在住を嫌がっていたカミサン

私たちは現在セブに住んでいるのですが、実は私がセブに住みたいと言い出した時、カミサンは猛反対だったのです。カミサンは「マニラがいい。じゃなきゃ家族がいるダバオがいい。なんでセブなのよぉ」と言い張ります。

私にしてみれば「なんでセブはダメなのよぉ?」です。「セブには海がある。いつでもダイビングもできる。国際的に名の知れたリゾート地じゃないか!オレはセブがいい!」と私も言い張りました。

するとカミサンがぼそっと一言。「だってビサヤじゃん」と。「ん?ビサヤ?」最初はさっぱり理解できませんでした。

フィリピンは多言語国家

フィリピンって何語だっけ?という質問に対し、人によっては「英語じゃなかったっけ」とか「フィリピン語だよ」とか。よくご存知の方だと「タガログ語」という答えが返ってきます。

実はフィリピンには、驚くことに120以上の言語が存在しているらしい。公用語は英語とタガログ語です。タガログ語の次に多く使われているのはビサヤ語(セブアノ語)です。

タガログ語は首都であるマニラ周辺で使用されている言語。セブはというと、ビサヤ語です。セブアノ語とも言われています。

タガログ語とビサヤ語は共通の単語もありますが、ほとんどが全く異なります。ちょっと強いアクセントがあるビサヤ語に対して、タガログ語はちょっとソフトで上品な感じです。

マニラでビサヤ語をしゃべってみたら

去年、カミサンの従姉妹の結婚式がありマニラに行きました。実はそれが私にとって初めてのマニラだったのです。セブとは違いさすが首都。想像以上の都会でした。

Makati City
Malcolm Tredinnick

私がマニラでビールを購入した時の話です。私は「2本ください」という意味で「duha(ドゥハ)」と言ったのです。すると店員がクスクス笑ってます。

隣にいたカミサンが「ここはマニラなの!ドゥハじゃなく、dalawa(ダラワ)!」と私を睨んでいます。私が言った「ドゥハ」はビサヤ語の「2」です。タガログ語では「ダワラ」となります。まったく違います。

どうやら、こういう事らしい。例えるなら日本にやって来た外国人が大阪に住みついた。自然と身についた日本語は大阪弁。その大阪弁を話す外国人が花の都、東京に旅行に行ったのと同じ状況だったみたい。

この状況下では、その外国人が私。さしずめ、私はマニラでビサヤ語を話す奇妙な外国人に見えたらしい。むっとした私は日本語で「まったく、タガログ語がなんぼのもんじゃい!」と言った。

するとカミサンから「恥ずかしいからビサヤ語を使わないでよ!」と一喝。自慢じゃないが、タガログ語のヒヤリングは少々できるが話すのは苦手な私。しかたなく、私はマニラではずっと英語を使ってました。

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マニラに立ちはだかるセブ人にとっての見えない壁

大阪人には大阪人のプライドがある。大阪人は東京でも堂々と大阪弁をしゃべっているではないか。明石家さんまさんなどは、東京進出後に大阪弁でお笑い界のトップに君臨している誇り高き大阪人。

セブのローカルもプライドを持つべきなのである。しかし、現実にはマニラとセブには見えない壁が存在しているようである。その証拠にどうもマニラではセブ出身者であることを、ひた隠しにしている人が多い。

カミサンはすごい。しっかりスイッチを切り替えて、マニラではタガログ語でしか会話していない。なんだか、次第にカミサンがセブ行きを嫌がっていた理由が、実感としてわかってきました。

カラオケで英語の曲をよく歌うセブのローカル

セブでは日常生活でタガログ語ではなくビサヤ語で話しています。テレビの会話はタガログ語と英語がミックスです。映画は字幕無しの英語。

初めてセブのローカルが集まるカラオケ店に行った際、英語の曲が圧倒的に多いことに気づきました。英語3曲に対してタガログ語1曲の割合です。「やっぱり英語の曲がかっこいいからかなぁ」とカミサンに聞くと「みんなタガログ語が下手だからよ」とのこと。

大阪人が上手く東京弁をしゃべれないのと同じで、セブのローカルも上手くタガログ語を話せない人が多いらしいのです。よって、タガログ語の曲を歌うよりも、英語で歌った方が上手く歌えるのです。

それでも私はセブが好き

最初はセブが嫌だと言っていたカミサンも、マニラからセブに帰ってきたら「やっぱりセブの方が落ち着くわねぇ」の一言。私はそれを尻目に、ニッタリ。

私も人で溢れるマニラの雑踏からセブに戻ってきた時には、正直ほっとしている自分がいました。マニラのマカティなんかほんと、東京と変わりません。やっぱセブとは違いました。

セブでも渋滞はありますがマニラの方がすごいです。確かにセブの方がマニラと比較すると、のんびりした雰囲気がありますね。根が田舎者の私には、セブの方が合っているみたい。

最後に、やしきたかじんの曲で締めくくります。セブが「♪ やっぱ、好きやねぇ~ん♪」

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ケン
ケン

日本の大学を卒業後に、フランス、イギリス、アメリカを渡り歩き、気がつけばセブで生活をしている50代半ばのオッサンです。酒とビリヤードを愛する男。セブでは、日本人よりフィリピン人のほうが友達は多いです。ちょい悪オヤジになりきれない、か弱いオヤジ。今までの経験を通して、私らしい情報発信ができれば幸いです。