【学校スタッフにインタビュー】スポーツや教育をきっかけに日本とフィリピンをつなぐ架け橋になりたい!ステップフォワードBGC校
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ステップフォワードは、フィリピンでの語学学校運営、オンライン英語コースなどを展開しています。フィリピン留学というと治安や衛生面を心配される方が多いですが、ステップフォワードBGC校は、「フィリピンのシンガポール」とも呼ばれるマニラのBGC(Bonifacio Global City)にあり、安全性が高く、生活環境は先進国水準なので、そのような心配は無用です。生徒には現地在住の駐在員やそのご家族も多く、各生徒のニーズに合わせたプログラムを提供しています。ステップフォワード代表の松原さんにお話を伺いました。
大手企業を辞めて会社設立
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▼ステップフォワード代表・松原さんのプロフィール
- 松原 祥太郎 (まつばら しょうたろう)
- 鳥取県生まれ
- 筑波大学 第二学群人間学類(現・教育学類)卒業
- 2011年、伊藤忠商事株式会社に入社
- 2017年、退職
- 2018年4月、ステップフォワード株式会社を、同年10月にStepForward Philippines Inc を創業
- 住んだことがある国:日本、オーストラリア、フィリピン
- 趣味:バスケットボール(バスケ歴29年)
▼ステップフォワード紹介動画
――ステップフォワードは、フィリピンの語学学校だけでなく、日本国内外でのオンライン英語コースや企業向けの英語研修、スポーツ事業など幅広く展開されています。
はい。私たちの企業規模はまだ小さいですが、最近では日本のトップ企業からもご利用いただけるようになっており、フルカスタマイズ型の法人研修や教材開発なども行っています。
最近では、海外医学部進学希望者を対象とした韓国の予備校と提携し、海外の大学の医学部を目指す韓国の学生向けのプログラム開発・提供も手掛けています。
スポーツ関係の仕事としては、Bリーグのフィリピン進出やフィリピンと日本をバスケで繋ぐプロジェクトなどをサポートしております。
また、サッカー関連の事業にも一部携わっています。
語学学校の事業を起点に様々な相乗効果が生まれ、新しい可能性を感じています。
――なるほど。今行っている様々な事業の原点は、語学学校の事業だったのですね。
私は日本の多くのビジネスパーソンにとって未だに英語は大きな課題だと考えています。世界で活躍するための必須スキルであるにも関わらず、語学力がないために大きな苦労をしたり、チャンスを逃すシーンを多々みてきたため、日本人の英語力の向上に資する事業は、そのような状況を改善するのに貢献の余地があると感じ、ゼロから語学学校事業を立ち上げたという経緯があります。
――大学卒業後は一度大手企業に就職されていますが、その当時から、語学学校を創りたいと考えていたのでしょうか?
最初は具体的に語学学校とは考えていませんでしたが、元々大学では教育系を専攻し、教員になろうと考えていた時期もありました。
また、小・中・高・大学とずっとバスケットボールをやっていたので、教育やスポーツの分野で、海外と日本をつなぐ形で何かできないかと漠然と考えていました。
加えて、地方出身者として、何らかの形で地方にも貢献したいと考えていました。
しかし、大卒でいきなりそれらの世界に飛び込んでもどうしても活躍できるイメージが沸かず、グローバルにビジネスを展開し、ビジネスパーソンとしての力が身につきそうな印象があった総合商社に入社しました。
6年間商社に勤めた後、20代最後のタイミングで辞めました。転職活動や明確な起業プランが決まった上での退職ではなかったため、一旦無職のステータスになりました。
その後、自分の関心があるフィールドので活躍されている様々な方々にお会いしたり、自ら情報収集したり、ビジネス視察も兼ねてフィリピンに長期滞在する中で、段々と自分の進むべき方向性が見えてきました。
そして、2017年の年末には会社を設立することを決めました。ただ、事業プランを実現するためには資金調達や、事業パートナーも必要だったので、それらの条件をクリアしてから会社を設立しました。
――語学学校を開校する場所として、フィリピンを選んだのはなぜですか?
前職を退職後、数ヶ月にわたりフィリピンに滞在して確信を持つに至ったのですが、フィリピンを選んだ理由としては、先に述べた自分の関心領域である教育やスポーツにおいて、非常にユニークな環境があるからです。
元々、フィリピン留学やフィリピンの英語教育には大きなポテンシャルを感じていました。
それだけでなく、フィリピンは知られざるバスケットボール大国です。バスケットボールはブラジルにおけるサッカーのような国民的スポーツです。
私自身、ずっとバスケットをやってきたこともあり、教育の他に、アスリートを支援したり、教育とスポーツで日本と海外を繋ぐような事業を手掛けてみたいという将来的なビジョンを持っていたため、その意味でもフィリピンは面白い国だと感じました。
フィリピン・バスケットボールは、当時はまだそれほど知られてはいなかったのですが、最近では日本でも徐々に知られるようになってきており、事実、日本のプロバスケットボールリーグのBリーグではすでに、10名程度のフィリピン出身選手がプレーしています。
――確かに、フィリピンはここ最近人気の留学先となっていますね。フィリピンの中でも、マニラのBGCに学校をオープンしたのにも何か理由があったのでしょうか?
BGC(Bonifacio Global City)は、マニラ首都圏に位置するビジネスとトレンドの中心地として発展しているエリアです。
フィリピンの中でもBGCを選んだのは、このロケーションなら、たとえ質にこだわるビジネスパーソンの方が来ても、きちんとした留学クオリティを担保して満足してもらえるという確信が持てたからです。
BGCはフィリピンの中では最高峰のエリアといってよく、セブなどと比較しても治安も非常にいいし、利便性も高く、フィリピンの発展の最先端がダイナミックに体感できるエリアです。
「もし自分が生徒なら、こういう環境で留学がしてみたい」と素直に思えたので、この場所に決めました。
語学学校オープン後コロナ禍に
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――ステップフォワードBGC校がオープンしたのは、いつですか?
2018年の年末に近いころにオープンしました。しかし、開校して1年経った頃に新型コロナによるパンデミックの発生で、コロナ禍に突入し、フィリピンへの渡航ができなくなった上、しばらく閉校を余儀なくされました。
ほかの学校が次々と廃業していく中、当社もかなり危機的な状況に追い込まれました。
その間、なんとか生き残るためにオンラインのプログラムを新しく開発したりアップデートしたりしながら、日本向けのオンライン英語レッスンの提供に注力してきました。
耐え忍んだ末、2022年4月頃からスクールを再オープンしましたが、当時はまだ渡航に伴う様々な規制があり、なかなか留学に行こうという方は多くありませんでした。
それでも、徐々にではあるものの準備を進め、23年の夏頃から本格的に留学を再開しました。
――フィリピンで語学学校を設立することに対して、葛藤や不安はありませんでしたか?
ゼロベースから学校を立ちあげて、立ち上げ後もわずか1年で新型コロナによるパンデミックに突入したりと、波乱万丈の連続でした。今に至るまで、不安や葛藤が絶えたことはありません。
経営的な観点でいうと、雇用、税制、商慣習など、日本とは様々な違いがあったり、働くということに対する意識の違いなどもあるため、社内文化の醸成や、メンバーの意識のベクトルを合わせることに苦労してきました。
――困難を感じた時は、どのように乗り越えてきましたか?
「常に最悪をイメージしながらも、楽観的に乗り切る」ことを意識しています。
ステップフォワードでのお仕事について
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――ステップフォワードでの松原さんのお仕事はどのようなことですか?
経営全般です。まだ全体で40人弱の組織ということもあり、今でも現場のオペレーションや営業、マーケティングなどにも関わっています。
――ステップフォワードを立ち上げて良かったなと思うエピソードはありますか?
卒業生の方で、当校で培った語学力やフィリピン人とのつながりを活かしてフィリピン現地で事業を始める方が複数出てきたり、TOEICやTOEFLで大幅なスコアアップを達成し、昇進や転職などのキャリアアップに繋がったという報告を多数いただけたことです。
BGC留学を経験して「人生が変わった」とまで言っていただいた方もいます。
――印象に残っている生徒さんのエピソードはありますか?
40代になってから留学を決意され、英語の猛勉強をされた結果、今では英語を駆使してフィリピンでご自身の会社を立ち上げ、事業を展開されている生徒さんがいます。
留学や英語学習は何歳になってからでも遅くないこと、また経験を活かして海外でチャレンジするという積極的な姿勢を見せてくださったことが非常に印象に残っています。
ステップフォワードの魅力について
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――ステップフォワードの名物先生はいますか?
当校では基本的に講師は採用率1%程度まで絞り込み、経験者を中心に採用しております。また講師トレーニングも時間をかけてしっかりと行っているため、多くの講師が生徒様から高評価をいただいております。
敢えて一人だけ選ぶ場合はEducation ManagerのMikeでしょうか。彼のレッスンはほぼ100%の生徒さんから好意的なフィードバックやまた受けたいというお言葉をいただきます。
▼Mike先生
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▼Mike先生紹介ブログ
https://stepforward-learning.com/wp/blog/teacher-mike/
――ステップフォワードに通う生徒さんは、どんな方が多いですか?
9割がビジネスパーソンです。特に、駐在員やそのご家族が圧倒的に多いです。
子供向けのジュニアコースなどはありませんが、ステップフォワードの講師は駐在員のお子さんなど、子供の指導経験があるので、例えばお子さんの英検対策の指導など、年齢や目的に合わせてフレキシブルに対応できます。
――ステップフォワードはどういった学校でしょうか?ステップフォワードが選ばれる理由を教えてください。
- 先進国水準の街BGCに位置し、フィリピンの中で圧倒的に治安がよく利便性も高い
- 採用率1%の厳選された講師陣
- 生徒様や企業様に完全カスタマイズされたプログラムを提供できること
などが挙げられます。手前味噌ですが、開校以来、非常に高い満足度を維持しています。
ロケーションのクオリティ、アコモデーションも含めて、そういうものは自分たちが一番いいものを提供しているという自信があります。自信過剰に聞こえるかもしれませんけれども、実際に本当にそうだと思ってやっているので、学校スタッフたちにも「胸を張っていけ」といつも話しています。
――どんな生徒にステップフォワードに来てほしいですか?
- ビジネスや進学など目標を持って英語を学びたいと思っている方
- 真剣に学習に取り組みたい方
- 留学の環境やプログラムに「質」を求める方
にきていただけたらと思います。
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ステップフォワード周辺環境
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――改めてBGCについて教えてください。どんなところですか?
利便性が良いのはもちろんですが、WIFIなど含めインフラ面でもとても整ってる街です。
昨今の世界的な円安とインフレの影響もあり、安い場所ではなくなってきているのは事実であり、ものによっては日本より高いものもあります。
それでも、欧米に留学に行くよりは、まだまだ全然安い水準だといえます。
――学校周辺のおすすめスポットや過ごし方を教えてください。
学校があるBGCは非常に治安がいいので、歩いて周るのに適しています。
様々な最先端のショッピングスポットや多国籍のグルメスポットがあり、また街中に緑やアートもあるため、歩くだけでも楽しい街です。
その中でもおすすめしたいスポットは優雅に過ごせるグランドハイアットマニラのラウンジ(日本と比較すると格安で使えます)やフィリピン唯一の日系百貨店である三越BGCなどでしょうか。
カフェ巡りや美術館などに出向くのもいいかもしれません。
松原さんからのメッセージ
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――フィリピンにきて良かったなと感じることは何ですか?
ステップフォワードを通じて多くの社員、取引先、生徒さんと出会えたことです。
また、フィリピンという国のポテンシャルを常に感じながら仕事ができていることです。
――最後に、留学を考えている人・迷っている人にメッセージをお願いします!
弊社の社名・学校名である「StepForward」には、志を高く持ち、勇気をもって一歩踏み出した人を支えたいという想いが込められています。
ぜひ、皆さまの人生をより充実した豊かなものにするお手伝いをさせていただければと思います。
ステップフォワードBGC校の基本情報
創立年 | 2018年 |
住所 | Unit 2108 Trade and Financial Tower, 7th Ave cor. 32nd St, Bonifacio Global City, Taguig, Metro Manila 1630 Philippines |
電話番号 | +63 961 523 2978 |
学生数 (通学、オンラインを除く) | 年平均15名 |
教員数 (年平均) | 30名 |
スタッフ数 (年平均) | 4名 |
日本語対応 | 可 |
施設 | 無料Wifi / 自習室 / ラウンジ |
ウェブサイト | https://stepforward-learning.com/ |
※記事内容・学校情報はラングペディアが学校に確認した段階での情報です(2025年1月現在)。
現在は変更されている可能性があります。
この学校への問い合わせ
ステップフォワードBGC校についてもっと知りたい方、質問や見積もり依頼がしたい方は、下記のボタンから可能です!
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名称 | StepForward BGC School(ステップフォワードBGC校) |
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国・都市 | フィリピン / マニラ |
学校形態 | 語学学校 |
公式サイト | https://stepforward-learning.com/ |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/15668/ |
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