オーストラリアで結婚式に招待されたら?服装・プレゼントなど結婚式への出席方法
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先日、喜ばしいことに友人が結婚することになり、結婚式へのご招待を受けました。メルボルンにて2回目の結婚式参列となる筆者ですが、一体どのような服装にしたらいいのか、プレゼントはどうするのか、日本との違いが分からずうろたえました。2回目の今回もスマートカジュアルという服装指定でどのようなワンピースにするか悩みました。筆者の経験を元に結婚式への出席方法をご紹介しま。もし参列することになったら参考にしてください。
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招待の対応
友人の口からお知らせを受けたら
おめでとうの一言を伝え、お祝いのプレゼント希望を直接本人に聞いておきましょう。最近は「欲しいものリスト(レジストリと言います)を作って、リストの中から購入してもらう」、「ハネムーン費用をお願いする」など新郎新婦の状況に合わせた仕組みを取っている場合が多いです。
結婚前から一緒に住んでいて、すでに家財道具は揃っているケースも多いです。お祝いプレゼントのリクエストは必ずチェックしましょう。
聞くのを忘れた場合はメッセージカードと現金またはギフトカードがベストです。金額は100ドル~という感じで、付き合いの深さによって変わります。親族なら300~500ドル前後、友人なら100ドルという感じです。
高額な品物が欲しい新郎新婦の場合には、友達何人かでお金を出し合って購入します。このへんは日本と同じですね。
招待状の返信は〆切までに
ハガキで返信するスタイルも健在ですが、発起人にメールまたはテキストで返信する場合が多くなっています。返信方法をしっかりチェックしましょう。
服装規定を確認
正装かスマートカジュアルのどちらかを指定されるので必ず確認を。男性は大差ないですが、女性はスマートカジュアルの中に正装で行くと浮いてしまうので要注意です。
お断りする場合
早めに出席辞退を申し出て、式の事前にプレゼントを渡しておくと良いでしょう。
服装について
格式張った教会で正式な結婚式と、ホテルやファンクションルームにての披露宴のときは正装です。
男性の正装
男性は、日本と同様に、スーツにネクタイです。ただしタキシードや燕尾服など硬すぎないこと。タキシードなどは親族が着るため、参列者は略礼装的な普通の黒スーツに白シャツ、落ち着いた色のネクタイが主流でした。オーストラリアなので正装規定も日本より緩い感じがします。
スーツは黒以外なら紺とか濃い色がオススメです。シャツも白に限らず薄いパステルカラーなら許容範囲。長袖であることが基本で、夏の暑い時でも半袖はNGです。ネクタイはボウタイ、蝶ネクタイどちらもOK。柄物も大丈夫ですが、小柄プリントや落ち着いた色合いのものをチョイスしましょう。
シャツやスーツは事前にクリーニングに出してきちんとしたものを用意します。靴とベルトは革製品を。
女性の正装
女性は、割りと規定が緩く、派手な模様のワンピースの人もいましたが、基本(特に50代以下)はそれなりのワンピースやドレスを着用。しかし、日本のような、”いかにもパーティードレス”という人は少なく、割りと別の機会にでも着られそうなシンプルなデザインのワンピース+アクセサリーが主流でした。
メイクやヘアスタイルは専門の方にお願いするのがベストですが、自分でアレンジヘアや似合うメイクができる人はそれでも十分です。実際、私が出席した式でも、ナチュラルメイクの人いっぱいいましたし、髪型も普段となんら変わらない人もいました。
ちなみに、下記写真のような服装の女性はいっぱいいました。日本だったらちょっとカジュアル過ぎるようなドレスですが、こちらでは普通です。
高い結婚式用お呼ばれドレスではなく、シフォン系やレースの入ったシンプルワンピースにカーデやアクセサリーでアクセントつければ会場で浮きませんよ。
こぢんまりとした教会で、小さいファンクションルームでの披露宴とアットフォームな式の場合は、服装規定がスマートカジュアルのことが多いです。
男性のスマートカジュアル
「普段会社に着て行くスーツ+ネクタイ」「チノパン、ジャケット、襟のあるシャツ、ノーネクタイ」「チノパン、ジャケット、襟のある柄シャツ、ノーネクタイ」の3通りくらいです。
靴とベルトは革製品が良いでしょう。ジーンズは不可なので気をつけたいのと、色の薄い上下組み合わせはカジュアルすぎて場に浮いてしまう可能性があります。できれば全体的に落ち着きある色合いのものをチョイスしてください。
女性のスマートカジュアル
女性は、合コンへの勝負ワンピース、AneCan的な大人可愛い服を着ていけば間違いありません。特別買わなくても手持ちのワンピースにアクセサリーでOK。体のラインの出るボディコンみたいなドレスを着ている人も見かけましたが、ちょっぴり浮いていたので、あまりにもセクシーすぎる服は要注意です。
髪型はシンプルに。パーティー用に盛ったりしないでください。オーストラリアのスマートカジュアルでは髪型は整える程度の人がほとんどです。
靴はできればヒールのあるオシャレ靴が望ましいですが、ヒールが苦手な人は無理しないでフラットでOKです。もちろん、サンダルは不可なので気をつけてください。
メイクはナチュラルメイクで濃くなり過ぎないように。悪目立ちしてしまうので、絶対にお呼ばれワンピースのようなドレスは着ないこと!
50代以上の女性では、黒のパンツにシフォン系やレース仕様のトップスを着ている方もいたので、本当に自由だなと思いました。
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結婚式の当日
できれば時間より早めに行くのが望ましいですが、オーストラリアなので30分位遅刻しても文句言われません。
結婚式
結婚式は日本同様で、親族の座る位置以外は席指定はありません。会場の雰囲気をみながら、係員がいればその指示に従って着席してください。
お祝いを持参した場合は、お祝い専用のテーブルが用意されていたり、新郎新婦の控え室内にお祝いを会場係の人が持って行ってくれます。会場係の人に聞いて対処してください。当日はバタバタしているので、式よりも前にお祝いを手渡しておくのも良いでしょう。
披露宴
披露宴では席指定があります。座席表をくれる場合と入り口にボードで示している場合があります。指定席についたら、あとは祝辞と食事とダンスを楽しんでください。
こちらの披露宴は2時間どころで終わらず夜中の0時過ぎまでかかる場合がほとんどです。祝辞が全部終わり、新郎新婦によるダンス披露も終わり、食事もデザートまで食べて30分くらいしたら、あとは帰りたいときに帰っても差し支えありません。帰る際には、新郎新婦とその家族にご挨拶をして退席しましょう。
最後に
ほとんどの場合、披露宴では参加者が自由に踊れるダンスタイムがあります。強制ではないので無理に踊る必要はありませんが、独身の方であれば出会いのチャンスです。参加してみるのも良いと思いますよ。
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この記事を書いた人
メルボルン滞在2年目。語学学校を終了後、ローカルの小さなコミュニティーセンターでボランティア活動に携わっています。趣味は、映画鑑賞とカフェ巡り。