スペインでワーホリを開始したら提出する「住民届(Empadronamiento)」とは?
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スペインでのワーホリ生活がスタートしたら、住民届(Empadronamiento)を現地の市役所へ提出する必要があります。ここでは、スペイン・バルセロナでの提出の流れについて、筆者自身の経験を元にご紹介します。
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スペイン入国後1ヶ月以内に住民届(Empadronamiento)の提出が必要
スペイン大使館のウェブサイトでワーキングホリデービザに関する説明を確認すると、最後に以下の一文があります。
スペインに入国されてから1か月以内に居住される市町村で住民届(EMPADRONAMIENTO)を提出して下さい。
- 駐日スペイン大使館:ワーキング・ホリデービザ
スペインに入国して1ヶ月以内に提出しなければならない、住民届(Empadronamiento)の届け出について、ここでは、家主(世帯主)がいるパターンをご紹介します。
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住民届(Empadronamiento)提出:全体の流れ
最低でも2回は市役所へ行く
スペインに長期滞在者は必見!スペインの住民登録「パドロン」とは?でもご紹介していますが、住民届の届け出は現地の市役所で行います。
市役所には最低でも2回は行く必要があります。まず必要書類を受け取り、住民届の提出の予約をするために1度行き、その予約日に書類を揃えて提出に行きます。
ちなみに、住民届の提出は、住居の家主(世帯主)が直接提出する必要があります。既婚者で世帯主の方が別にいる場合、最終的にはその方に住民届を提出してもらわなければなりません。
必要書類を市役所でもらう
必要書類は市役所で手に入ります。バルセロナの場合、カスティーリャ語(スペイン語。スペイン国内では、スペイン語のことを指し、南米などではEspañol、つまりスペイン語という言い方をします)ではなく、カタルーニャ語(=カタラン語ともいいます)が街中で多く使われています。
カスティーリャ語で市役所は「Ajuntament」といい、スペイン語の「Ayuntamiento」とは表記されていません。「Ajuntament de Barcelona」は市内に何箇所かあるので、お近くの所へ行ってください。
市役所に到着すると、Informació(受付)で、必要書類をもらいます。ここでも、カタルーニャ語は「Informació」、カスティーリャ語は「Información」と違います。
こちらが申請書「Autorización de inscripción en el padrón municipal(市町村登録の登録認可)」です。名前やパスポート番号を記入し、それ以外の空欄は、自分の個人情報や家の住所などを記入します。
こちらは、当日に本人が行けない場合、世帯主に住民届の提出を委託するための「Delegación para tramites de empadronamiento」の書類です。項目は「Alta(転入)」にチェックし、名前やパスポート番号などを記載します。
ちなみに署名はパスポートと同じでなければなりません。日本国の場合は漢字で署名記載しますが、友人はこの書類にアルファベットで書いたら突き返されたそうです。
書類の提出:提出日の予約が必要
必要書類を手に入れたら、提出日の予約をします。筆者が行ったバルセロナの市役所では、機械で予約を取りました。操作については、役所の方が丁寧に教えてくれたので、あまり困りませんでした。
ちなみに、予約をする際にはパスポートが必須です。また、予約の知らせがSMSで送られてくるため、携帯電話の番号が必要となります。予約が完了すると、予約内容を書いた紙もその場で発行されます。
提出日の当日にはパスポートを持って行ってください。世帯主のみが行く場合は、コピーを預ければOKです。分からないことや、記載漏れは当日市役所でも対応してもらえます。
まとめ
いかがでしたか?住民届が提出できれば、住居が明確になるので、バルセロナでは公共のレンタサイクルの登録ができたりもします。日本の住民票同様、必要な時は市役所へ行って、住所の証明書ももらうことができます。
日本の住居転入より手間がかかりますが、バルセロナではこのような流れになりますので、参考になれば幸いです。
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この記事を書いた人
ワーホリ申請が開始されたことを機に、勤めていた会社を辞め、バルセロナへワーホリビザで入国。日本との違いや、現地で得た情報をお届けします!