フランスへ語学留学!私立と大学付属の語学学校どっちが良いの?
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フランスへ語学留学をする場合、私立の語学学校か、大学付属の語学学校を選択することになりますが、それぞれの違いとは一体どのようなものなのでしょうか。両方に通ったことのある筆者の経験から、それぞれの学校について、期間や費用、授業内容などの違いについてお伝えします。
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入学時期・期間について
留学期間が3ヶ月以下と短い場合、私立の語学学校になります。私立の語学学校は毎月、もしくは多いところで毎週入学が可能ですし、短期であれば2週間〜1ヶ月の入学も可能です。
大学付属の語学学校の場合、大学に付属しているため、入学時期が9月の大学入学時期か、2月の2学期が始まるときの2回のみとなっています。留学が1学期間、もしくは1年の場合、大学付属の語学学校入学が可能です。
ただし、夏休み期間であれば、大学付属の語学学校でも夏のコースを設けているところが多いため、この期間のみの留学が可能です。ただし、この場合は授業料は割高になっています。
費用について
大学付属の語学学校は費用は割安です。大学にもよりますが、1年間でも約20万〜30万ほどです。ですが、私立の語学学校ですと、月に5万〜10万ほどかかるため、1年間通う場合、かなり高額になることもあります。
授業が行われる時間について
私立の語学学校の授業時間
私立の語学学校は、基本的に毎日午前中3時間、週15時間〜20時間で構成されています。レベル別の授業で、先生が同じ学校もあれば、先生が代わる学校もあります。
基本的に9時〜12時までというように、授業の時間が決まっているので、午後に他の用事が入れやすかったりします。また、働いている人用に午後からの1日2時間だけのコースや、夜間コースを設けている学校もあります。
ただ、このような短い時間での受講となると、学生ビザを申請するのが難しくなるので、学生ビザで滞在する場合は、通常の週15時間〜20時間以上のコースを取ることになります。
大学付属の語学学校の授業時間
大学付属の語学学校の場合、授業が大学のように週の間でバラバラに割り振られていることも多いです。
月曜は1時間だけなのに、水曜には5時間、なんてこともありますし、午前から授業がある日もあるし、午後から授業がある日や、夕方だけに授業があるときもあります。そういう意味では他の用事などが入れにくいこともあります。
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授業内容・クラスの人数について
私立の語学学校は試験対策コースなどもありますが、通常は読み書き、聞き取り、会話のコースなどで構成されています。クラスの人数はこれも学校によりますが、10人〜15人ほどですが、もっと少ない学校もあります。
大学付属の学校は、その後に大学に入ることを意識して授業が行われるため、先ずは文法の授業があり、簡単なエッセイの書き方や文章の要約の仕方なども学びます。人数も15人〜25人ほどと、多くなります。
また、レベルが上がるとフランス語でフランス文化やアートの授業などもあり、こちらは選択授業になるので、受講生が50人〜100人ほどのときもあります。
課外授業について
時期にもよりますが、私立の学校のほうが課外授業が多いイメージです。ただし、これは学費に関係しており、授業料が高い学校のほうが課外授業も多く揃っています。大学付属は授業もかなりバラバラに開催されているので、課外授業は少ないかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?金銭面で考えると、長期の場合は大学付属のほうがずっと割安です。ですが、授業も大学のように時間もバラバラなので他に何かしたいことがあるとき(アルバイトやインターンシップ、他の習いごとなど)は、予定調整が難しいかもしれません。
留学期間を考えればフレックスに対応できるのが私立の語学学校ですので、短期での留学や留学時期が自分のタイミングで決めたいときなどは私立の語学学校が良いでしょう。
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この記事を書いた人
12歳からフランス、イギリス、イタリアに留学し、語学留学、大学留学、大学院留学、と様々な留学を経験。ロンドンの語学学校に務めた後、現在はフランスの大学院で語学学習についての博士論文を書いています。
http://ameblo.jp/vindalsace/