スイカのイタリア語はメロン?果物にまつわるイタリア語25選
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ここでは果物のイタリア語やイタリアでの呼ばれ方をご紹介します。イタリア生活での買い物やレストランでの注文などに役立つでしょう。
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覚えやすい単語のもの
まずは日本での呼ばれ方とほとんど同じものをご紹介します。
1.バナナ
バナナはイタリアでも「Banana(バナーナ)」です。
2.キウイ
キウイも「Kiwi(キゥイ)」のままでOKです。キウイはイタリア国内での生産も盛んで、生産量はなんと中国に次いで世界2位。それゆえ、一年を通じて手頃な値段で手に入れることができます。
3.メロン
メロンはイタリア語で「Melone(メローネ)」といいます。イタリア料理と言えば「生ハムメロン」を思い浮かべる方も多いかもしれません。イタリア語では「Prosciutto e melone」といい、盛り付けの仕方に趣向を凝らしたものも多く見かけます。是非レシピ本でチェックしてみてください。
4.レモン・ライム
レモンはローマ字読みで「Limone(リモーネ)」、一方ライムは「Lime(ライム)」のままです。
5.パパイヤ
パパイヤはイタリア語で「Papaya(パパーヤ)」といい、そのまま食べたりサラダに入れたり、ジュースにしたり色々なシーンで登場します。
6.柿
意外にも柿はイタリア人にも愛されていて、そのまま「カキ」と呼びます(綴りはKakiもしくはCachi)。南蛮貿易によってアジアからヨーロッパに伝わり、秋になるとジェラートの限定フレーバーとして出す店もあります。日本を思い出す懐かしい味わいで、秋になるとついつい食べ過ぎてしまいます。
イタリアでポピュラーなもの
次にイタリア生活でおなじみの果物をご紹介します。
7.りんご
りんごはイタリア語で「Mela(メーラ)」といいます。洋なし(後述)と綴りが似ているのでご注意。青りんごは「Mela verde」といい、どちらも4個で1ユーロ程度で購入可能です。
日本のように真ん中に蜜が入ったものはまず見かけませんが、その分さっぱりしていてサラダの材料などにも使いやすいです。
8.ぶどう・マスカット
ぶどうはイタリア語で「Uva(ウーヴァ)」、マスカットは「Uva moscato(ウーヴァ・モスカート)」といいます。殆どがワインになってしまうのですが、デザートとして頂くこともあり、イタリア人は皮も種も丸ごと食べます。そのため、種なしぶどうは、こちらでお目にかかることはできません。
9.イチゴ
イチゴはイタリア語で「Fragola(フラーゴラ)」といいます。イタリアのFragolaはとにかく大きい。個人的には日本の方が丁寧に作られていて甘くて美味しいので好きですが、イタリアでは1パック200円前後で買えるので日本より気軽に買うことができるのは嬉しいです。
10.桃
桃はイタリア語で「Pesca(ペスカ)」といいます。白桃(Pesca bianca)、黄桃(Pesca gialla)の他、桃によく似たネクタリン(Nettarine)という種もあり、こちらも白と黄色があります。
ヨーグルトやジャムなどに使われるものはPesca giallaのことが多く、いずれもロマーナ州を中心に栽培され、世界2位の生産高です。
11.オレンジ・みかん
オレンジはイタリア語で「Arancia(アランチャ)」といいます。オレンジ色は「Arancione(アランチォーネ)」またライスコロッケにそっくりな「Arancino(アランチーノ)」という、オレンジからその名が付いた食べ物もあるのでご注意ください。
日本のみかんと同じ見た目、味の物もあり「Mandarino(マンダリーノ)」といいます。こちらは秋〜冬にかけて出回るので是非お試しください。
12.チェリー(さくらんぼ)
いわゆる日本で「アメリカンチェリー」という名前で売っているようなものはイタリアでは「Ciliegie(チリエージェ)」といいます。
もう少し黒くて苦めの「Amarene(アマレーナ)」という種もあり、イタリアではシロップ漬けのレシピ(Amarene sciroppate)が定番です。ジェラートのフレーバーでもおなじみなので是非チェックしてみてください。
13.パイナップル
パイナップルはイタリア語で「Ananas(アナナス)」といいます。イタリア人はパイナップルが大好き。消化促進効果があると言われており、デザートメニューの定番フルーツです。
14.グレープフルーツ
グレープフルーツはイタリア語で「Pompelmo(ポンペールモ)」といいます。先述のレモン・オレンジなど含め、柑橘類全般を指す「Agrume(アグルーメ)」という言葉もあります。
15.梨(洋梨)
洋梨はイタリア語で「Pela(ペーラ)」といいます。筆者は日本でほとんど口にしたことがなかったのですが、イタリアでは梨よりも圧倒的に洋梨を目にすることの方が多く、ヨーグルトや紅茶のフレーバーとしても定番です。
チョコバナナならぬ「Pere al cioccolato(チョコ洋梨)」はレストランやバールのカウンターでよく見かける人気メニューです。是非お試しください。
16.すいか
すいかは地方によって呼び名がさまざまで「Cocomero(ココーメロ)」や「Anguria(アングリア)」、またシチリアなどでは「Melone(メローネ:メロンと発音も一緒)」と呼ぶこともあります。
17.いちじく・あんず・プルーン・デーツ・クコの実
いちじくはイタリア語で「Fico(フィーコ)」あんずは「Albicocca(アルビコッカ)」プルーンは「Prugna(プルーニャ)」デーツは「Dattero(ダッテロ)」クコの実は「Goji(ゴジ)」といい、いずれも「ドライフルーツ(Frutta secca)」や焼き菓子の材料の定番です。
デーツとクコの実はあまり馴染みがないかもしれませんが、イタリアではどこでも売っており、値段も日本より圧倒的に安いので是非トライしてみてください。なお、ドライフルーツに関しては「種あり」も多く、種なしは「Senza nocciolo」と書いてあります。
18.プラム
乾燥していないプルーン(すなわちプラム:西洋すもも)はイタリア語で「Susina(スシーナ) 」と呼ばれています。ジャムやジェラートのフレーバーの際は「Prugna」でなくSusinaと書かれていることもあるので、是非セットで覚えましょう。
19.干しブドウ(レーズン)
干しブドウ(レーズン)はイタリア語で「Uva Sultanina(ウヴァ・スルタニーナ)」や「Uva passa(ウヴァ・パッサ」)」「Uvetta(ウヴェッタ)」といいます。Sultaninaとは「サルタニーナ」という、ぶどうの品種でレーズンによく利用されるため、そのままレーズンを表す言葉になりました。
サルタニーナは黄金色のブドウですが、店では色やブドウの種に関係なく、この名前で扱われています。
20.ミックスベリー
日本でいう「ミックスベリー」のことをイタリアでは「Frutti di bosco(フルッティ・ディ・ボスコ)」と呼びます。「森の果物」という意味通り、ベリー類をひっくるめてFrutti di boscoと呼んでいて、ヨーグルトやジャムなど、あらゆる所でこの言葉を目にします。Frutti di boscoには以下のようなものが含まれます。
- Mirtillo:ブルーベリー
- Lampone:ラズベリー
- Mirtillo rosso:クランベリー
- Fragola di bosco:ワイルドベリー
- Mora:ブラックベリー
- Ribes:スグリ
- Ribes nero:カシス
- Sambuco:ニワトコ
単体で食べるというよりも、ジャムやヨーグルト・リキュール・紅茶のフレーバーなどに使われる場合がほとんどなので、良く買うものだけ覚えておけばOKです。
21.ざくろ
ざくろはイタリア語で「Melograno(メログラーノ)」といい、イタリアではジュースなどの加工品の他、サラダやリゾット、オートミールなどに入っていることもあります。
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イタリアでは珍しいもの
22.マンゴー
マンゴーはイタリアでも「Mango(マンゴー)」といわれています。ただし、イタリア料理に使われることがないためか、あまり見かけない印象です。
23.パッションフルーツ
パッションフルーツはイタリア語で「Frutto della passione(フルット・デッラ・パッシオーネ)」といいます。こちらも日常生活でしょっちゅう目にするものではありませんが、お洒落なレストランなどではパンナコッタのソースなどで登場します。
24.かりん・びわ・金柑・すだち・かぼす・ゆず
かりん(西洋かりん)はイタリア語で「Nespola(ネスポーラ)」といいます。びわ、金柑、すだち、かぼす、ゆずはイタリアではまず見かけないため、それぞれそのままローマ字が充てられる場合が殆どです。ただし、びわは「Nespolo del giappone」という語も使います。
25.ライチ・ドリアン
ライチはイタリア語で「Litchi(リチ)」、ドリアンは「Durian(ドゥリアン)」とそれぞれいいますが、こちらもまず、お目にかかりません。
まとめ
陸続きのイタリアはフランスやドイツからも美味しい果物がたくさん入ってきます。日本よりお安くいただけることが多いので是非色々食べてみて下さいね!
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,