何年海外に住んだら英語をマスターできる?ワーホリ・留学前の良くある6つの質問と答え
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海外に住んでいると、ワーホリや留学を控えている友達や知人から、ワーホリ・留学に関するさまざまな質問を受けます。そこで今回は良くある質問を6選に絞り、カナダ・トロント在住の筆者が考える個人の意見でお答えしていきます。
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1.英語圏に1年住めば英語が話せるようになるの?
この質問はびっくりする程良く聞かれます。まず率直に言いますと、英語圏に1年住んだからといって英語が話せるようにはなりません。こればかりは自分次第としか言いようがありません。全く勉強をしないで、単に英語圏に住んでいるという理由で話せるようになれば、誰も苦労はしません。
1年と決めたらまずは目標を明確にする事が大切です。今の自分の英語力から、半年後、1年後にはどのレベルまでもっていきたいか、現実的目標を立てることが必要です。
例えば「半年後には日常会話ができるレベル。10ヶ月後にはケンブリッジFCE検定に合格する。1年後にはビジネス英語を習得」といった感じです。
目標を決めたら、目標達成するために、日々努力する以外、方法はありません。
私自身、カナダに来て9年経ちました。カナダでカレッジにも通いましたし、現にカナダ社会で働いていますので、日本にいる方からは、さそがし英語がペラペラに話せるんだろうと思われていることが多いです。
ただ、9年いても自分自身の英語力が上がったと実感できたのは、カレッジで必死に勉強していたときくらいですし、日々新たな単語、言い回しの表現を学ばない限り英語力は絶対と言い切れる程、上達はしません。
英語圏に何年いても、全く英語を話せない人も実際に知っています。英語を上達したいと思うのであれば、日々の勉強が必要ということです。
残念ながら近道はありません。
2.留学中は日本人とは連まない方がいいの?
海外に英語を勉強しにきているのに、毎日「日本人だけ」で連むのは好ましくありません。日本人同士だと日本語を話してしまいますし、それでは折角の留学も意味がありませんよね。
ただ「日本人と絶対に関わりを持つな!」と言っているのではありません。日本人と関わることも、私の経験上必要かと思います。慣れない環境にストレスが溜まることもありますし、たまには日本人同士の息抜きも大切です。
要するに、日本人だけと限定せずに、さまざまな国の留学生も混ぜて行動することが大切です。日本人の他に、アジア、ヨーロッパ、南米からの留学生たちをグループに混ぜることを徹底しましょう。
そうすれば、必然的に英語を話さないといけない状況になりますよね。
3.日本で1年英語を勉強してから海外に行ったほうがいいの?
私自身、日本の大手英会話教室で働いていた経験があり、当時生徒様からこう言った質問を良く受けました。私の経験上「基礎の基礎だけは日本で勉強した方が良い」と思います。
私の言う「基礎の基礎」とは、高校卒業レベル(英検準二級以上)の語彙力、文法力、読解力は海外で暮らす上で必要です。全く無知のまま海外にきても、基礎がしっかりしてないので、なかなか上達はしません。
そういった留学生たちは、英語ができないのを理由に、日本人同士で連むの傾向にあるので、海外にいるのに英語が全く上達しなかったりすることが多いのが現状です。
また、高校卒業レベルの英語力がある方であれば、日本でダラダラ1年間勉強するより、思い切って留学してしまった方が良いと思います。
例えば日本の英会話教室に週2回のペースで1年間学ぶのと、海外で1年間英語を学ぶのとでは「英語の伸び」に大きな違いが生じます。同じ1年、また英会話・留学にしても大金を払うわけですから、英語の伸びを実感できた方が嬉しいですよね?
高校卒業レベルの英語力から、日常会話がスムーズにできるレベルまでもっていくのには、正直日本で週1〜2回のペースで勉強していたら、1年どころか、2〜3年かかる人もいるでしょう。それが英語圏であれば半年以内でそのレベルにもっていけると思います。
また、ケンブリッジFCE検定やIELTS6.5レベルは1年以内で確実に取れるかと思います。
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4.どうやったら英語が早く上達するの?
この質問も非常に多く受けました。早く上達するには、やはり脳を英語脳に変える訓練をする必要があります。つまり、英語を英語で学び、英語で物事を考える癖を付けるのが効果的です。
日頃から英語で日記をつけたり、洋書、英新聞を読んだり、分からない単語は英英辞書を使って調べるなどしましょう。また映画を英語字幕付きで見ることで、実際にネイティヴが使う表現が学べるので、とても勉強になります。
また、積極的にネイティヴと話すことも必要です。そこで大切なのが「学校で新しく学んだ単語や慣用句、言い回し表現など、実際に自分で使ってみる」ことです。
何度も何度も口に出して練習することで、使いこなせるようになり、表現力も増えます。やはりスピーキング力は、話さないと全く上達しないので、恥ずかしがらずに積極的にネイティヴに声をかけてみましょう。
5.ホームステイがいいの?それともシェアハウス?
ホームステイにも当たり外れがあります。ホストファミリーでも留学生と一緒にご飯を食べないところもありますし、週末もほとんど顔を合わせないところもあります。また逆に、毎週末ホストファミリーと一緒に過ごす留学生もいます。
一概にどちらが良いと断言できませんが、特に初めての留学の場合は、はじめの1〜2ヶ月くらいは、多少高い金額を払ってもホームステイを経験してみると良いと個人的に思います。
理由としては、ホストファミリーと一緒に過ごすことで文化や生活習慣を学べますし、滞在中に、現地で生活する上で必要な情報やシェアハウス情報を集めることができるからです。
6.日本食レストラン以外にどんな仕事があるの?
これはワーホリを予定している人から良く受ける質問ですが、これは自分の英語力と経験次第です。
例えば、日本では事務の仕事をしていたので、海外でも事務の仕事ができるかといったら難しいです。現地人に負けない英語力とコミュニケーション能力がない限り、経験があるからといっても、わざわざ日本人を採用しません。
アパレル関係、セールスの仕事に就きたければ、やはり営業なので特に英語力とコミュニケーション能力を見られます。
要するに日本食レストラン以外と限定するのであれば、英語力とコミュニケーション能力がないと採用されません。まずは英語力、コミュニケーション力を磨き、次に海外で自身の経験を活かして、何をしたいのかを考えましょう。可能性は無限大です。
実際にワーホリの方でも、ホテルやサロンでの受付業、観光業、事務業、アパレル営業として働いていた方もいます。つまり自分次第です。
まとめ
いかがでしたか?これから留学、ワーホリに来る方の参考になれば幸いです。素晴らしい海外生活が送れることをお祈りします。
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この記事を書いた人
トロント在住9年目。トロントニアンの健康志向に影響され、カレッジにて栄養学を専攻。現在は病院にてDiet technicianとして働いてます。趣味は読書、洋裁、ガーデニング、バレーボール、ジムで体を動かす、ラテン音楽を聴くことです。毎日心と身体のケアを心がけ、ストレスフリーの生活を送っています。これから色々なトロントに関する情報を発信していきたいと思います。