「目」「耳」「顔」など、体のパーツを使った表現は、日本語だけでなく英語にもたくさんあります。今回は、その中でも「eye」を使ったイディオムや表現をご紹介します。

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１．cannot believe one’s eyes

これはそのまま直訳でOKです。「自分の目を信じられない」「目を疑う」という意味になります。

例文： I could not believe my eyes when I saw what happened.
訳文：何が起こったのか見た時、私は自分の目を信じられなかった。

２．be all eyes

顔全部が目になってしまうくらい…？とイメージするとわかりやすいかもしれません。「be all eyes」は「じっと見る」「食い入るように見る」という意味。似たような表現で「be all ears」がありますが、これは「聞き入る」という意味になります。

例文：He was all eyes as his father worked.
訳文：彼は、父親が働くのを食い入るように見た。

３．before someone’s eyes

「（人）の目の前で」「（人）の眼下で」という意味。何かを強調したいときに使いますが、知らないと意外に出てこない表現なので、この機会にマスターしておきましょう。

例文： I saw my husband die before my eyes.
訳文：私は夫が自分の目の前で死ぬのを見たのです。

４．keep an eye on～

直訳すると「～に目を置いておく」となりますが、ここから「～を監視する」「～を見張る」となります。見張っておくのは両方の目でではなく、片目だけでいいというところが、ちょっとユニークですね。

例文： Keep an eye on the boys. I don't want them running off to play during the show.
訳文：子どもたち（男の子たち）をちゃんと見ておいて。ショーの最中に走り出して遊びだしたりしてほしくないから。

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５．give someone a black eye

「を不利にさせる、評判を悪くする」という意味。ただ単に「目にアザを作ってやる」「殴る」といった意味のときもあります。「a black eye」は殴られたりしたことでアザになり、赤黒くなった目のことをいうからです。

例文：In those days you could have probably gotten a black eye for saying, you know, something about your outfit in school.
訳文：その時代には、そうね、学校での自分の服装のこととか口にしたら多分殴られたりしたでしょうよ。

６．have an eye for～

「～を見る目がある」という意味の表現です。似たような表現で「(only) have eyes for」と言うと、これは「～にしか興味がない」「～しか見えない（～に夢中だ）」という意味になります。どちらも便利な表現なので覚えておくとよいでしょう。

例文：But not all of us have an eye for photography.
訳文：でも、私達すべてに写真（の良さ）を見る目があるわけではない。

７．catch someone’s eye

「（人）の目にとまる」という意味。気になる男の子を見かけたりしたときもこの表現（He caught my eye.）が使えます。

例文：I reread the official brochure, and the last paragraph caught my eye.
訳文：私は公式案内書をもう一度読んで、最後の節が目に止まった。

８．in the blink of an eye

直訳すれば内容がイメージできますが、「瞬く間に」「一瞬の間に」といった意味です。英語ではよく使われるので、ぜひ覚えておきたい表現です。

例文：Love turns to hate in the blink of an eye.
訳文：愛は一瞬で憎悪に変わる。

まとめ

たくさんの意味、用法がある「eye」を使ったイディオムについてご紹介しました。もし知らないものがあれば、この機会に確認しておきましょう。

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