オーストラリアの障害児教育の現場を体験できる「養護学校ボランティア」
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海外の養護施設の現場を体験できるプログラムをご存知でしょうか?このプログラムは参加基準には英語力の設定がないため、日本で障害児教育を学ばれている方など、本当に興味がある人であれば参加できます。今回は「英語+スペシャルスクール(養護学校)ボランティア」プログラムについて紹介します。
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- キリン先輩
現在、日本で障害児教育を勉強されている方、または養護施設で働いている方で海外の養護学校に興味がある方はいませんか?今回は、そんな方にお勧めのボランティア留学プログラムをご紹介します。
そのプログラムはオーストラリアの語学学校が提供する「英語+スペシャルスクール(養護学校)」です!ボランティアの基本的な仕事内容は、養護学校で授業進行の手伝いや学生のサポートになります。(下記にて、詳細を紹介します。)
このプログラムをお勧めするポイントは、参加条件に英語力の設定がなく、更に1ヶ月程度の短期留学も可能であるところ。
プログラムを提供している学校(以下、提供学校)が、真剣に海外の養護施設の現場を体験したい方が参加できるように、英語力の設定をしていないのです。英語力での参加条件はありませんが、事前にしっかり準備できる人でないと参加できません。(参加しても良い経験ができません。)
もちろん、全く英語ができない状態では良いボランティア経験ができないので、最初に2週間〜の英語コースを受講します。その後、1週間から最長8週間までオーストラリアの養護学校でボランティア活動を行います。
では、詳しく「スペシャルスクールボランティア(養護学校)」のボランティアについて紹介していきます。
スペシャルスクールボランティアとは?
スペシャルスクールとは日本で言うところの特別養護学校に相当します。養護学校の中には看護婦が常駐している場合もあります。身体に障害を持つ介護、補助を必要とする生徒(6~18歳)が勉強をしています。
1校のスペシャルスクールで同時期に受け入れ可能なボランティアの数は、少ない時で1名、多い時で3名です。
スペシャルスクールボランティアの仕事内容
ボランティアスタッフは、授業進行の手伝い、食事の補助、部屋の掃除、散歩、送迎時の補助などが一般的な仕事になります。日本で看護婦の経験や、介護福祉士の資格を持っていても、オーストラリアでは正式な資格とは認められず、専門的な仕事は担当できません。
基本的にスペシャルスクールのボランティア担当者の指示に従って仕事をします。そのため、仕事内容について希望があれば担当者に直接相談する必要があります。担当者が可能かどうかを判断します。
スペシャルスクールボランティアのサンプルスケジュール
サンプルスケジュールになります。ボランティア先によってスケジュール及び内容は異なります。
9:00
Helping students’ parents to drop the students off at school
10:00
Morning tea & activities*- help setting the table, talk to students etc…
11:00
Helping students to participate in class, inside and outside activities.
11:45
Preparing for lunch
12:00
Lunch- Helping students in need
12:30
Cleaning up tables
1:00
Lunch Break
1:30
Accompanying students for outside recreation or short excursion
2:45
Helping parents to pick up the students
3:00
Volunteering finishes
*Japanese students often prepare some cultural activities, such as Origami, traditional dance, songs, etc…
参加条件は?
参加に語学力の条件はありません。言葉よりも自発的に積極的にボランティアに参加できるかを重視しています。
プログラムの参加には、ブルーカード(身分証明カード)が必要です。申請代行は提供学校で行いますが、申請から発行までに6週間かかります。ボランティア開始希望日の6週間前の金曜日までに申込と各申請書を提出する必要があります。
プログラムの流れ
ボランティアを行う前、提供学校の一般英語コースに参加します。ボランティア開始の前週、あるいは前々週に、提供学校のスタッフと一緒にボランティア先の施設に面談をしに行きます。
※ボランティア先の施設とのスケジュール調整の都合上、英語レッスンやアクティビティを2時間ほど欠席する場合があります。
日本から準備するもの
野外活動を行うため、帽子(ベースボールキャップではなく、麦藁帽子のように頭を囲む形でひさしがあるもの)を必ず持参して下さい。日焼け止めも用意した方が良いです。日本のおもちゃや写真、簡単な絵本など、日本の文化や遊びを紹介できる素材を持っていくと喜ばれます。
過去の参加者が準備して役立った物
- 日本のおもちゃ、ゲーム、キャラクターグッズ
- 日本の絵葉書や風景写真のたくさん入った本
- 折り紙、折り紙の本
ボランティア先での服装
基本的には襟付きのシャツとコットンパンツなど動きやすいスマートカジュアルになります。ジーンズは避けてください。靴は先の閉じた靴であればスニーカーでも問題ありません。
ボランティア日数・時間
ボランティアの日数や時間は各養護施設によって異なります。朝何時〜午後何時まで、週に何日ボランティアしたいなど希望に合わせて具体的なスケジュールを決めることができます。希望があれば、提供学校のスタッフと一緒にボランティア先の施設に面談に行く際に伝えてください。
体調不良や止むを得ない事情で休む場合は、必ずボランティア先に連絡する必要があります。
ボランティア先の所在地と交通
ボランティア先の養護施設はブリスベン市内、郊外に散在しています。可能な限りボランティア先に近いホストファミリーを紹介していますが、バスや電車を乗り継いで通勤するケースもあります。交通手段についてはボランティア開始前に案内があります。
ボランティア先の詳細
ボランティア先の養護施設の情報は、日本出発前に知ることができます。ボランティア先までの交通手段については、英語コース開始後に配布するボランティアパッケージにて案内を記載しています。
どんな人が参加してるの?
日本で障害児教育について勉強しており、海外の障害児教育を体験から学びたいと思ったため。(Gさん・女性・20代・学生)
参加者の感想
日本人スタッフがいないので不安でいっぱいだったが、先生は皆優しく、いつも笑顔でとても楽しい環境だった。また、勉強に活かす為に写真を撮りたいとお願いしたら快く承諾してくださり、本当に素晴らしい環境だった。子どもも本当に可愛く、英語力がない自分でも笑顔で楽しく遊ぶことができた。本当に良い学校であり、貴重な経となった。(Gさん・女性・20代・学生)
スペシャルスクールボランティアを提供する学校
今回ご紹介したスペシャルスクールのボランティアプログラムを提供する学校はInternational College of Queensland Australia(インターナショナル・カレッジ・オブ・クィーンズランド・オーストラリア)です!通称「ICQA」。
ICQAはブリスベン市街の中心部にあり、とてもアクセスに便利です。一般英語コースは6レベルに分かれ、それぞれの英語力に合わせてリーディング、ライティング、スピーキング、リスニングのすべてのスキルをバランスよく勉強できる構成になっています。
日本人スタッフも常勤しているため、日本語での問い合わせも対応してもらえます!
ICQAや、その他のボランティアプログラムについて関して詳しく紹介した記事「英語レッスンだけじゃ物足りない?オーストラリアで英語+ボランティアが人気のICQA」も合わせてご確認ください。
※現在は「SPC Brisbane(SPCブリスベン)」と学校名が変更されています。(2018年2月追記)
お問い合わせ方法
いかがでしょうか?
ぜひ興味がある方は、留学のオンライン個人手配サービス「ラングペディア」からお問い合わせください。ボランティア期間のアレンジ、ボランティア先の空き状況について相談してみてください。
- ペンギンちゃん
※現在、SPCはボランティアの手配を中止しています。
名称 | SPC Brisbane(SPCブリスベン(旧ICQA)) |
---|---|
国・都市 | オーストラリア / クイーンズランド州 / ブリスベン |
学校形態 | 語学学校 |
住所 | 372/376 George St, Brisbane QLD 4000 オーストラリア |
電話番号 | +61 7 3211 4488 |
公式サイト | http://www.icqa.com.au/ |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/13842/ |
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※現在、SPCはボランティアの手配を中止しています。