フランス・オランド政権の要「エマニュエル・マクロン」の大臣辞任と大統領選出馬の噂

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オランド政権も終わりに近づいてきたフランスで、また大きな柱が崩れました。経済相のエマニュエル・マクロンが、オランド大統領と決別し辞任をしました。来年の大統領選の立候補はまだしていませんが、大統領選のために辞任したと言われています。マクロンは、フランスで今一番ホットな政治家で、その動きが注目されています。

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相次ぐオランド政権の失策に耐えかねたエマニュエル・ マクロンの辞任

フランスの経済状況は悪化の一方、夏に発生したノルマンディやニースでのテロ事件で、オランド政権はさらに大打撃を受けました。最近では、海岸でのイスラムの人の水着「ブルキニ」の問題が勃発し、フランスは移民や宗教に対して具体的にどう対応していくのか対応を迫られています。

オランド大統領への不信が高まる中、オランド政権の要、マニュエル・ヴァルス首相も「フランス国籍も持つ移民が犯罪を犯した場合、フランス国籍を取り上げる」といった暴論が飛び出し、多くのフランス国民からヴァルスも何を考えているのか分からないという声が挙がるようになりました。

結局、オランド政権は大きな結果も残すことなく終えていこうとしています。オランドとマクロンの決定的な違いは、最初から明白でしたが、現実派のマクロンは我慢の限界だったようです。

フランスの大統領を任せられる候補がいない現状

オランド政権の続投は難しい情勢となっております。そのため、真ん中のサルコジを代表とする党、極右のル・ペン代表の党が強くなりつつありました。

フランスででは真ん中、極右の党を指示したくない人たちが多数ですが、フランスの政治を任せられるような大統領の候補がいません。しかし選ぶ候補がいないために困惑しているといった状態です。

そんな中、マクロンが大統領選に出て来るのではないかというニュースが流れ、マクロンに対する支持率が急に増えてきている状況です。マクロンが出馬すれば、フランス国民の票がマクロンに集る可能性が一番高いと言えるでしよう。

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政治グループ「EN Marche!(進行!)」の結成と若年層の期待

マクロンは、政治的な考え方が右や左で動けない今の政治を批判しています。ここ最近は、水面下で自分の政治グループ「EN Marche!(進行!)」を結成し活動しています。

マクロンは現在38歳で政治家としては若手なために、まだ少し党としては力が弱いと言えます。しかし、フランスでは若い人たちに政治をまかせてもいいのではないかという意見も多く、フランス国民は今の苦しい国内状況を若い力で変えてほしいという意見の人も多いです。実際にマクロンの支持派は若い人たちが多いです。

今のフランスの若者は、仕事の不安を抱えている人達が多く、将来に悲観的になっているので、マクロンのような若い力が活躍すれば、フランス国内の若者の意識も活気が戻るかもしれません。

一番は、オランドが敗北を認め、マクロンの背中を押せばマクロンが大統領になれる確立が高くなると言われています。オランドがマクロンを助けない場合は、マクロンが大統領撰に出馬して、今までの政治に我慢できない国民の多数の票を獲得すれば、若手の大統領誕生も夢ではありません。

ちなみに、フランスの歴代の大統領は英語が下手でしたが、マクロンは英語がとても流暢で通訳なしにスピーチもこなします。世界の舞台でも大統領になれば、存分に力を発揮するのではないかという期待が高まっています。

まとめ

フランスでは失業率が日本より高いですが、一番の問題は学校を卒業した人たちが職に就けないことです。企業は中間層の経験のある人たちを採用の段階で優先するという問題も、若い人たちが将来を悲観したり、仕事に対する夢がなくなっている原因となっています。これから社会を引き継いでいく若者層が元気ではない社会は国の将来も暗いでしよう。

マクロンが大統領になれば、元銀行家という経歴の通り、最初は人や企業に厳しい状況に追い込まれる具体的な政策を打つことも予想されますが、社会が良い方向に変革するような政策が必要になっている今、経済だけでも右や左の党の考えにこだわってられない現実的な対策がフランスには必要です。

今後のフランスの大統領選が気になるところです。

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この記事を書いた人

sara
sara

フランスに移住して、3年半が過ぎました。海外経験が全くない・フランス語が全くできないまま、フランスに長期に住むことになりました。フランスのさまざまな文化や生活などの魅力的な情報をお届けします!

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