支払い忘れで罰金40ユーロ?スペイン・グラナダの路線バスの利用法と注意点
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スペイン・グラナダの路線バスについて紹介します。路線がたくさんありますが、慣れると大変便利です。ここではグラナダで利用できる路線バスの種類や乗り方、運賃、注意点などをお伝えします。
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バスの種類は?
グラナダ路線バスにはSN1、U3のようなアルファベット+数字表示の市バスと、LACという2種類のバスがあります。市バスは市内から郊外までさまざまなルートを走り、LACはグラナダ駅、闘牛場、中心市街のグランビアを通りながらパレシオデコングレソス(国際会議場)まで観光上重要なルートを走ります。
市バスとLACの違い
市バスには大型バスや小型バス、2台連結形のタイプが走行しており、LACは2台連結のタイプをしています。また乗り方や料金の支払い方についても違うので注意が必要です。
どうやって乗るの?
市バスは前乗り後ろ降りがルールです。LACは乗り降りがどの扉からも可能です。
料金の支払い方
市バスは乗る際に運転手に運賃を支払いますが、LACは乗る前にバス乗り場にある機械で運賃を支払わなくてはなりません。
どうやって降りるの?
降車の際は市バス、LAC共に日本同様ストップボタンで知らせます。
LACは車内に次のバス停を表示するスペイン語の電光掲示(乗り換え案内あり)とスペイン語のアナウンスが付いていますが、市バスはどちらもついていないのがほとんどです。初めての場所に行くときなど不安なときは、事前に行き先を運転手に告げておけば、降りるバス停が近づくと教えてくれます。
バスの中でも、観光客がよく乗るルートは運転手が親切で、バスを降りる際に目的地までの行き方も教えてくれます。ただスペイン語が主なので英語では通じない場合もあります。
バス停には路線地図があるので、事前にチェックをしておきましょう。
また、グラナダ市のウェブサイトにて路線地図をチェックすることも可能です。
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運賃はプリペイドカードがお得
運賃は1区間も複数区間も一律1.2ユーロです。市バスは運転手に乗る際に運賃を支払います。お釣りも出してくれますが10ユーロ以上はあまり好まれません。子供料金は6歳から料金が発生し、大人と同じ料金です。
数年前より、プリペイドカード(日本のSuicaのようなもの)ができ、1回の運賃が3割位お得です。LACのバス停でのみ、機械でプリペイドカード購入とチャージができます。機械はスペイン語と英語表記が選択できます。
最初にカードを10ユーロで購入し、残金が少なくなったら5ユーロ、10ユーロ、20ユーロとチャージできます。機械によってはクレジットカード払いも可能です。
もし残額のないカードで乗車してしまっても、運転手にお願いするとその場でチャージしてくれます。
LACで運賃を支払い忘れると罰金
LACは乗車前にバス停の機械で運賃を支払ってから乗ります。運賃を支払い忘れて乗車してしまうと、発車後に検札が乗ってきて運賃の支払いをチェックされます。そして罰金をその場で支払わなくてはなりません。筆者はルールを知らずに支払い忘れ、40ユーロの罰金を支払わされました。現金を持っていなかったのでクレジットカードで支払いました。
ちなみに罰金について先日確認したところ20ユーロとなっておりました。ルールが変更になったのでしょうか。いずれにせよ、運賃を支払い忘れると罰金となりますので、注意しましょう。
まとめ
グラナダ人は他の地域のスペイン人からは無愛想と言われているようですが、日本人からみると十分親切です。勇気を出して運転手に行き先を尋ねてみましょう。
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この記事を書いた人
夫の留学に4歳(多動の長男)、6歳(愛嬌よすぎの次女)、8歳(引っ込み思案の長女)と一緒に同行して1年スペイングラナダに滞在予定です。スペインでの子育てを経験し、日本の育児問題に少しでも貢献できればと考えています。