フランス・リヨン夏の風物詩!野外映画上映祭「L’Été en Cinémascope(シネマスコープ)」
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映画の街、フランス・リヨンでは毎年夏に野外映画上映祭「L’Été en Cinémascope(シネマスコープ)」が開催されます。野外映画上映祭とは一体どのようなものなのでしょうか?
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フランス・リヨンは映画発祥の地
皆さんはフランスのリヨンが映画発祥の地だってことをご存知ですか?リュミエール兄弟によって1895年に初めて映画が撮影されてから実に120年、同業界はめまぐるしい進化を遂げました。リヨンにあるリュミエール博物館には、初期の撮影機材をはじめ、世界初の映画が鑑賞でき、映画ファンならずとも興味を惹かれること間違いなしの展示が盛りだくさんです。
毎年10月には映画の歴史を祝う映画祭「Le Festival Lumière(リュミエール映画祭)」が開催されるなど、映画に関するイベントが盛んなリヨンですが、6月末から8月末にかけて野外映画上映祭「L’Été en Cinémascope(シネマスコープ)」が開催されます。
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リヨンで開催される野外映画上映祭「L’Été en Cinémascope(シネマスコープ)」とは?
リヨン8区、メトロD線モンプレジー駅すぐのルミエール博物館目の前の広場、アンブローズ広場で名作が上映されるこのフェスティバル、観覧は無料で椅子も用意されています。
近所に住む通な人は、自宅から椅子を持ってきてリラックスしながら映画を楽しみます。売店ではビールや軽食の販売がされておりますが、飲食の持ち込みも可能なので、思い思いのスタイルで鑑賞できます。
フランスの夏季の日没はおよそ午後9時半ごろと遅めなので、上映は午後10時から、7月後半からは午後9時半に開始されます。今回筆者は「Le Fanfaron(邦題:追い越し野郎)」というイタリアのコメディー白黒映画を鑑賞しました。
映画はフランス語の字幕付きで、視覚的にわかりやすいユーモアたっぷりの、ちょっぴり切なくなる名作でした。途中映画中の事故シーンと実際の救急車のサイレンが重なるハプニングもありましたが、映画館とはまた違った野外の開放的な雰囲気で、とても楽しめました。
まとめ
心地よい夜風をうけながらの星空上映会は、これからも夏の風物詩としてリヨンっ子に愛されていくこと間違いなし。留学生の皆様も機会があれば是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いた人
日本でグラフィックデザイナーとして働いた後、ワーキングホリデービザで芸術大国フランスへ。パリで数ヶ月バイトをして貯めた資金で旅行三昧、現在は念願のリヨンで暮らしています。
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