TOEFL iBTで90点を越える、私が実践したTOEFLのオススメ勉強法
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TOEFLは英語を母国語としない人たちの英語コミュニケーション能力を測るためのテストで、多くの大学や高校が入学試験の一つとして取り入れています。日本での英語教育だけではなかなか高得点が取れず苦しむ人も多いはず。今回は私が実践した効率的な勉強方法をセクション別で紹介します。
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1.Reading
リーディングは日本人が最も得意とする分野ですが、限られた時間内で正確な情報を文章から読み取るにはある程度のトレーニングが必要です。
語彙力の強化
まず一番大切なのが語彙力です。TOEFLのリーディングは時間との勝負なので、単語の意味が分からず文章の読み取りに時間がかかっていては設問に対してじっくり考えることが出来ません。試験中にパニックにならないためにも、語彙力を日々の日常生活で常に伸ばし続けることが大切です。
時間を計って練習問題を解き、分からなかった単語には線を引く癖をつけます。添削と同時に分からなかった単語は必ず復習し、自分のモノにするようにしましょう。
TOEFLで出題される問題にはいくつかのパターンがあり、問題を解けば解くほど似たようなジャンルの文章に気付くはずです。一度自分が分からなかった単語は、次に出て来た時には必ず分かるようにしましょう。例文と合わせて覚えると意味が頭に残りやすいですよ。
英字の文章を読む習慣を作る
次に文章を読み取る速さです。これは、文章を読めば読むほど速くなります。リーティングの練習教材にある文章に限らず、英字新聞などにも目を通す習慣をつけましょう。慣れてくると日本語のようにナナメ読みができるようになります。
2.Listening
TOEFLのリスニングは非常に長いのが特徴です。しかも大学の講義にででくるような内容についての話が展開されるため、慣れていないと話を理解することが出来ません。日常会話に関するリスニングではないので注意しましょう。
メモはあえてとらない
リスニングはメモを取ることが出来ますが、私はメモを取ることをお勧めしません。なぜなら、メモを取っている間にも大切な情報はどんどん流れていってしまうからです。リスニング中は自分が大切だと思ったキーワードだけを書き留めるようにしましょう。
本番で焦らず落ち着いてリスニングに集中するためには、普段からリスニングのCDを聞くことが大切です。10分弱の会話を聞いた後に質問に答える形式のため、最初はメモを取ることに一生懸命になりがちですが、練習問題に取り組む段階からメモはなるべくとらないようにしましょう。
1.5倍速でCDを再生する
電車での移動時間などの隙間時間を利用してリスニングのCDを聞くようにしましょう。その際、CDを1.5倍速で聞くことをお勧めします。本番のスピードが遅く感じられ、落ち着いて聞くことができるからです。集中力が全てであるリスニングでは一番高得点が狙いやすいといえるでしょう。
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3.Speaking
TOEFLのスピーキングでは、基本的な日常会話から学問的な内容まで幅広いことが質問されます。自分の意見を英語で発信することに対して苦手意識を持ちがちの日本人が最も不得意とするセクションです。しかし、順序立てて話すことが出来るようになれば点数は自然と伸びていきます。
時間制限のプレッシャーに慣れる
時間制限というプレッシャーに負けないために大切なのが、質問されてから自分の答えを録音するまでの数十秒という準備タイムでどれだけブレインストーミングができるかということです。
最初の二つの質問は、自分に関する質問であるため予備知識などが問われる質問ではありません。数をこなしていくうちにすんなりと答えがみつかるようになります。練習する時も常に時間を計りながら行い、制限時間内に答えるプレッシャーに慣れるトレーニングをすると良いでしょう。友人と一緒にするとお互い良い刺激になって楽しいです。
メモを取るときの工夫
スピーキングの質問の中には、リスニングをしてから提示の問題に対する解決策の説明を求められます。そこで、大切になってくるのがメモを素早く取る技術です。
リスニングの時とは違い、いかに素早くキーポイントだけを抑えてメモを取れるかが大切になります。スペルが長い単語などは短縮して、自分が後で見返した時に分かるような工夫をすると良いでしょう。
一つの設問に対して三回取り組む
練習問題を解くときは同じ問題を一度に三回解くようにします。一回目に上手く答えられなかった箇所を二回目では修正し、三回目は模範解答を聞いた後に行うと効果的です。
4.Writing
TOEFLのライティングは二つのセクションから構成されており、一つはリスニングをした後に設問に対する答えを書き込むもの、そしてもう一つは短いお題に対して自分の立場とそれを支える理由について解答する問題です。
一つ目はリスニングで得られた情報が多ければ多いほど高得点につながるため、リスニング中に取れるメモのクオリティが点数に大きく関わります。後で自分が見返した時に分かりやすいようにメモの取り方を工夫し、文字を読める字で素早く書くトレーニングをすると効果的です。
アウトラインを作成する
二つ目のセクションでは自分の意見を書く前のブレインストーミングが大切です。書いているうちに同じような内容を二回繰り返してしまう危険性があるため、書き始める前の簡単なアウトラインの作成は非常に大切です。
練習問題に取り組む際はアウトラインを作成することから始めると良いでしょう。模範解答を見る際は、そこで話されているキーポイントに着目して参考にしましょう。TOEFLの採点者が求めている論理的な文章の書き方が身に着くようになります。
まとめ
TOEFLで高得点を取るための勉強法を紹介しました。いかがでしたか?初めてTOEFLを受ける方は、まず練習問題を本番と似たようなシチュエーションで行ってから受けることをお勧めします。
今回紹介した勉強方法は私がテストを受けていく中で模索し実践したものです。皆さんも自分に合った勉強方法で効率よく点数を伸ばしてください。皆さんの留学生活が有意義なものになることを願っています^^
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この記事を書いた人
初めまして。東京の大学に通っている二年生です。今年の九月からスペインのバルセロナに留学することになり現在スペイン語勉強中です。フィリピンとカナダへの留学経験があるので自分の経験を踏まえながら留学に関する様々な記事を書いていきたいです。よろしくお願いします。