アイススケートで通学?カナダの首都オタワの交通事情
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オンタリオ州オタワ(Ottawa)はカナダの首都です。しかし首都とは言っても行政機能が集約しているだけで、街の規模はトロントやモントリオールに比べるとかなり小さくまとまっています。そんなオタワの交通事情をお伝えします。
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1.バス(OCtranspo)
OCtranspoはオタワ市が運営がするバス会社で、オタワに存在する唯一の交通機関です。地下鉄や電車はありません(都市間を運行する長距離列車「VIA rail」の駅はありますが)。
良い点も悪い点もありますが、他に選択肢がないためオタワに住む人は文句をぶつぶつ言いながらでも仕方なしに乗っています。ちなみに時間通りに来ることは殆どないですし、ようやく来たバスが回送だったりすることも。オタワに住んでる人に「OCtranspo sucks!(OCtranspoはダメダメだ!)」と言えば笑いと共にすぐに打ち解けるでしょう。
ただ、かなりの広範囲を網羅していますので、乗り継ぎを駆使し、それなりの時間さえかければ行けなくて困るところはほぼないでしょう。乗り継ぎも90分以内なら無料です。ただし冬季のオタワはマイナス30度になることもありますので、冬季の乗り継ぎは服の準備と覚悟を決めてからバスに乗ってください。
2.車
なかなか留学生で車を持つことは難しいかと思いますが、車も主要な交通手段ですので一応お伝えしておきます。
オタワはトロントとモントリオールの間にあるため、その二つの大都市を結ぶ高速道路が通っています。それはオタワの大動脈でもあり、ダウンダウンから東西に伸びているため、ラッシュアワー時は毎日渋滞しています。大体7〜9時、16〜18時の間は高速道路としてはほぼ機能していないと言えるでしょう。
また、高速道路は無料なので、たった一区間だけでも乗ろうとする人が多いのも渋滞の要因のひとつです。ただし混雑時以外は非常に便利で、郊外に住む人にとっては無くてはならない存在です。
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3.自分の足
カナダ人は歩くのが好きな人が多いです。2〜30分くらい歩くのは何てことはないようです。徒歩に加え自転車通勤、通学の人も多いです。
冬季はオタワ市南側に伸びるリドー運河がギネス記録を持つ世界最長のスケートリンクになるため、アイススケートでダウンタウンまで通勤、通学する人も多くいます。これには筆者も驚きました。
まとめ
オタワは他の大都市に比べると便利さでは及びませんが、街の規模自体が小さいため、交通網が隅々まで行き届いていて悪くないです。留学生の皆様も参考にしてみてください。
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