アメリカへの留学を決めてから留学当日までのスケジュールを紹介します。留学する国や人それぞれで、具体的に必要な準備や方法が異なります。あくまでも私の体験談として、参考の一つにしていただければ幸いです。

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７月〜８月（留学開始１０ヶ月前）

私は高校の3年生の夏に留学を決心しました。日本の大学進学に向けて受験勉強をしていた私にとって、留学は未知の世界でした。

すでに留学準備を始めるのに少し遅い時期であることは知っていました。そこですぐにヒューマンアカデミー（ヒューマン国際大学機構）に半年間通学することを決め、英語を勉強を始めました。

「英語なんてしゃべれる人だけでいいじゃん！」という考えを持っていたものですから、高校生でお恥ずかしいレベルから勉強し直しました。（「I am ○○.」から勉強し始めました。）

９月〜翌年2月（留学開始８ヶ月前）

この期間で英語の勉強はもちろん、進学校先も決めないといけません。留学経験がないからやり方が分からないと焦ると思いますが、意外に簡単です。志望校が指定している書類を提出するだけです。

留学生は指定の書類に加えてTOEFLの点数が記載された証明書も一緒に提出します。ほとんどの大学が「TOEFLで○○点以上の取得必須」とあります。私の志望校であるNEW YORKのGenesee Community College（以下、GCC）はTOEFL460点が入学の合格ラインでした。

GCCは留学生の受け入れに寛容で、TOEFLスコアが420点以上459点以下の場合、GCCで3ヶ月間の夏期講習を受けることを条件に入学を認めています。

３月〜５月（留学開始２ヶ月前）

英語の勉強、出願準備に加えて、この時期にもう一つ大切なことがあります。それは学生ビザの申請と取得です。私は「F-1ビザ」と呼ばれるアメリカの学生ビザを取得しました。アメリカ領事館で面接をして、合格すれば取得できます。

大使館の面接に向けて、いくつかの書類を用意する必要があります。その書類の一つが「I-20」です。進学先の学校が発行する書類で、入学が認められた後に日本の住所に送られてきます。大使館の面接は予約制であるため、I-20が届く時期を予測して、予約を取ることをお勧めします。

F-1ビザの取得手順や流れについては、下記のアメリカ大使館公式のビデオが参考になります。

ビザ取得に必要な書類

• オンライン申請書DS-160フォーム（面接前にオンラインで提出。面接にはDS-160フォームに記載されてるバーコードが必要。）
• 6か月以上の有効期間があるパスポート
• 6ヶ月以内に撮影した証明写真1枚（5cm x 5cm）
• アメリカの学校から発行されたI-20
• SEVIS費用を支払済であることを証明するI-901

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５月〜夏期講習前（留学開始）

留学当日、飛行機の中でワクワクドキドキだったのを覚えています。学校に到着すると現地の先生が出迎えてくれました。

最初の3日間で、オリエンテーション、学校見学、夏の時間割配布、買い物、ルームメイト決めが行われました。この3日間は毎日が忙しくあっという間に過ぎました。

番外編

留学準備から渡航日まで、少しずつ準備しておいた方が良いことを紹介します。

日本についての勉強と説明練習

日本の文化や習慣、経済、歴史をもっとよく知り、簡単な英語で説明できるようにしておくことをお勧めします。よく外国の方に日本について質問されます。友達になるチャンスの幅を広めましょう。

歯の治療

アメリカで歯の治療は日本に比べてとても高いです。完璧に直してから当日を迎えましょう。

常備品のリストアップ

日本のようにすぐにコンビニなどの店を見つけることができません。特に薬は日本で購入して多めに持っていくことをお勧めします。

ドルへの両替

換算レートが良い時期を見計らって両替しておきましょう。

最後に

留学を考えている方が自分に合った学校を選んで楽しい学校生活を送れることを心より祈っております。