とっても便利!バンクーバーでのメイン移動手段「バス」の乗り方
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カリフォルニアとオーフス(デンマーク)に住んでいた経験がありますが、これらと比較してバンクーバー市内の公共交通機関はとてもよく整備されています。ここでは、バンクーバー滞在時には必須の移動手段、バスの乗り方についてご紹介します。
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バスの基本情報
バンクーバーのバスと電車は、日本のように距離によって数十円単位で変動するのとは違い、「ゾーン制」を採用しています。同じゾーン内であれば、一度チケットを機械に通すと90分まで同じ券を使うことができます。乗り換えが必要なときや、ちょっとした買い物なら往復もできてしまうので、とても便利です。
スケジュールを確認
バンクーバーのバスは、時刻表より早かったり遅かったり、あまり信用できません。長いこと待って、同じバスが3台続けてくることも…。
次のバスの時刻を知りたい場合には、テキストメッセージを利用します。各バス停には、5桁の数字が書いてあるので、この番号を宛先「33333」に送信すると、以降のバスのスケジュールが自動返信されます。
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運賃を支払って乗車
1ゾーンの基本運賃は、2.75ドルです。お釣りが出ないので、Exact change(ぴったりの料金)を用意しておきます。
バスの運転手の隣にある料金箱に現金を投入して、チケットを発行してもらえばOK。チケットには、有効期限(90分後の時間)が印刷されます。
乗り換えなどで、同じチケットで2回目以降乗車する際は、料金箱の隣のTicket validator(チケットを有効化する/有効期限を確認する機械)にチケットを通します。
有効期限内だと、「ピッ」という音が1回鳴ります。期限切れのチケットや、挿入方向を間違えた場合は、「ピッピッピ」というエラー音が鳴ります。
*2両編成のバス(UBC行きExpressバス99番など)は、どの乗車口からも乗車可能ですが、Ticket validatorは運転手の隣1箇所にしかありません。有効なチケットを持っていない場合は、運転手の前の乗車口から乗車して支払い/チケット有効化をします。
お得なチケット
滞在中10回以上バスや電車を利用する場合は、スーパーやドラッグストアなどのチケットカウンターで販売されている「Fair Saver」(10枚綴りのチケット)を購入するのがお得です。1ゾーンであれば、10枚綴りのチケットが21ドルで購入できます(2015年4月現在)。
1ヶ月の定期券も販売されています。こちらも、スーパーやドラッグストアなどのチケットカウンターで購入が可能です。1ゾーンだと1ヶ月90ドル程度、2ゾーンだと120ドル程度です。
原始的な紙の定期券で、他のチケットのようにTicket validatorに通すことはできないので、運転手に見せて乗車します。
ちなみに、「コンパス」という、日本でいう「Suica」のようなシステムを導入する準備が進んでいますが、当初の予定よりかなり遅れていて、最終的に早くても2015年度以降になるようです。
まとめ
バンクーバーでは、今でも無賃乗車がまかり通っていますが、バス、電車に関わらず、警察の摘発を見かけることもしばしばあります。無賃乗車で捕まると、高額の罰金を支払うことになるので、やめておきましょう。
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この記事を書いた人
Tea drinker, painter, traveler, skier and yogi. アメリカ、カナダ、デンマークなどに居住。現在は翻訳の仕事をしながら、イギリス南西部の田舎町でパートナーとその家族との5人+1匹暮らし。