No washing hair in this toilet(便器で髪を洗うな)!?日本のおかしな英語表現3選 Vol.2
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日本で日頃見かける英語を訳すと、面白いものがたまにあるのです。前回の記事にに引き続き今回もご紹介しますね!
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前回の記事:『Panic carefully(慎重にパニクってください)!?日本のおかしな英語表現3選』
1. Because you are dangerous you must not enter.
危ないから入ってはいけません、そう日本語で書かれたサインの下にこう訳されていました。これでは全く違う意味になり、「あなたは危険人物だから絶対にはいるな」となってしまいます。しかも英語でdangerous personと言うと、下手すると犯罪者レベルの危険人物を示します。正しくは、「Danger! Do not enter! (危険!立ち入り禁止!)」もしくは「Danger! Authorized personnel only. (危険!関係者以外立ち入り禁止)」という表現が一般的です。
2. No washing hair or clothes in this toilet, please.
日本で一緒にいたイギリスの友人がこの英文を見た時に「日本人は便器で髪を洗ったり服を洗濯するの?!嘘だよね?」とビックリ。その英文の下には「洗面台では髪を洗ったり、洗濯等をしないで下さい。」と日本語が書かれていました。toiletは直訳すると便器という意味にもなるのです。この表記がトイレ内にあった場合はシンクもあるのにわざわざtoiletと指していますから、外国人は便器を頭に浮かべてしまいます。この場合は、「The sink is for hand wash ONLY. (洗面台は手洗い専用です。)」や「This sink is to be used for handwashing only. (この洗面台は手を洗うのみにご試用ください。)」などと表現するのがよいかと思います。
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3. Thank you for so much habitual drinkings.
これは英文自体があまり意味をなさないのですが、「物凄くたくさん常習飲酒をしてくれてありがとう。」とでも訳したらよいのでしょうか?habitualという単語は習慣、常用などの意味合いがあり、麻薬の常用者やアルコール依存症などを指す場合にも使いますから、「たくさんのご愛飲にたくさんの感謝です。」と言いたかった本来のその意味とは全くかけ離れてしまっています。こういう場合は「Thank you for your continued support. (いつもご愛顧ありがとうございます。)」や「Thank you for always supporting us. (日頃のご愛顧ありがとうございます。)」などと表現してはいかがでしょうか。
まとめ
今回もお役に立てましたでしょうか?
皆様の留学生活を心より応援しています。
Have a lovely day!
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この記事を書いた人
イギリスのロンドンはウィンブルドンに住んで9年目です。元ハリーポッターに出演していた夫(南アとオランダのダブル国籍です)と二人暮らしです。私がいっぱい涙が出るくらい恥ずかしい思いをしつつ経験してきた生活の知恵、英語の言い回し、イギリスの穴場やこぼれ話をお届けできたら嬉しいです。またBAFTAの試写会でのセレブリティーの写真もご紹介できたらと思います。