イタリア人の誕生日の風習とは?イタリアで誕生日パーティーを開く際に知っておきたい4つのポイント
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以前、イタリア人の友人の誕生会に行ったところ、日本と何もかも勝手が違ってびっくり!後から色々知り「事前に聞いておけばよかった」と思ったことが沢山ありましたので、今日はイタリア人の誕生日の祝い方についてご紹介したいと思います。
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1. 自分の誕生日は自分で祝う
イタリアでは誕生日の張本人が幹事となって誕生会を開きます。ちょうど、日本の「結婚式」をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれませんが、場所の手配も当日のおもてなしも、全て主役が取り仕切ります。 ですので、裏を返せば自分で誕生会を企画しないと「ただの一日」で終わってしまいますのです。今では笑い話ですが、私は自分の誕生日の時このことを知らなくて、友人から「今日、何かお祝いするの?」と聞かれ(友人にご飯に誘ってほしくて)「ううん、ヒマだよ!」と言ったところ「そうなんだ、おめでと!」と言われ帰られてしまい、ちょっとがっかりしたほろ苦い思い出があります。誕生日を祝って欲しい人は覚えておいて下さいね!
2. プレゼントを選ぶ際は主役の負担額も考慮する
誕生会では主役がレストランや自宅でご飯やドリンクを全て自腹で振る舞ってくれるケースが少なくありません。私が参加した会は、お酒代だけ自分達で出しました(持ち込みました)が、ご飯代は全て主役負担でした。ですので、プレゼントは主役の負担額を考慮しながら少しゴージャスなものを選ぶようにしましょう。基本的には日本と同様、相手に喜んでもらえそうなものを贈れば大丈夫!もし、勝手がわからない人は、周りに相談したり、参加する他の友人らと折半して皆で選んでも良いと思います。
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3. 耳をひっぱる風習と誕生日の歌は覚えておく
レストランで時々見かけるかもしれないこの光景。イタリアでは誕生日の人の年の数だけ主役の耳をひっぱると知恵を授かるという言い伝えがあります。 昔の風習なので誰もがやっているわけではないのですが、現在も写真を撮る時に主役の耳をひっぱることがあります。また、誕生日カードも、耳を誇張したウサギや耳を引っ張られている写真のカードが時々売っていますので、ぜひ買ってみましょう!
もう一つ、覚えておくとよいのが「誕生日の歌」です。イタリアの誕生会も、日本同様、終盤でバースデーケーキを前に皆で「ハッピーバースデー」の歌を歌います。日本と曲調は全く同じで、歌詞も「Tanti auguri a te(英:Happy Birthday to you)」を繰り返すだけのとても簡単なものなので、覚えてからパーティに参加しましょう!
4. イタリア人には誕生日が2回ある
イタリアの暦には毎日、聖人の名前が割り振られてます。つまり毎日がいずれかの聖人に捧げられているわけなのですが、なんと、聖人の名前ちなんだ名前の人は、由来となった聖人の日にも「Buon onomastico‼」と言ってお祝いしてもらえます。 誕生日ほど盛大には祝いませんが、専用のグリーティングカードも売っていますし、当日はお祝いメールや電話をしたり、夕食にちょっと贅沢なものを追加したりします。お友達が聖名誕生日の時は声をかけてあげましょう!
最後に
いかがでしたか?イタリアの誕生日は「生まれてきたこと」や「産んでもらったこと」だけでなく「 自分を支えてくれている周りの人」へも感謝をする、とても大切な一日です。せっかくの機会ですので、滞在中に誕生日を迎える方はイタリア式誕生会を企画してみてくださいね!
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,