SNSで友達とお金のやり取り?今アメリカで流行りの送金アプリ「Venmo」とは?
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今アメリカの大学で現金をやり取りすることはほとんどなく、ほぼ電子マネーアプリ「Venmo(ベンモ)」で送受金を完了します。その場で割り勘の計算をするのが面倒なときなど、後からスマホでお金を払えたら便利ですよね。アメリカに留学するならこのアプリを知っておいて損はありません。
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Venmoって何?
Venmoの公式サイトによると、Venmoには以下3つの特徴があります。
1.Send money confidently.(堂々とお金のやり取りをすること)
Venmoの一番大きな特徴は、これが送金アプリだけではなく、SNSアプリでもあるということでしょう。つまり、フェイスブックやツイッターのように、お金のやり取りをみんなとシェアできるのです。
上の画像は実際に筆者が使っているVenmoのスクショですが、お金を送受金すると「◯◯が◯◯に◯◯ドル払いました」とフィードに投稿されます。もちろんプライベートモードに設定してフィードに表示させなくすることも可能です。そして「Like」「Comment」ボタンでわかる通り、払ってくれた相手に対していいね!したり、お礼のコメントを付けたりできるのです。面白いですよね。
オレンジの丸がプロフィール画像で、オレンジの四角が送金者と受金者のユーザーネーム、そして黒塗りされている所が何のお金なのか書く所です。
若者がよく使うアプリなので、黒塗りの欄は絵文字だけだったりインサイドジョーク的なものだったりとても自由で、パッと見てなんのお金なのかわからないことのほうが多いです。それもVenmoの楽しみの一つなのかもしれません。
そしてもちろんですが、送受金した金額はシェアされないので安心してください。
2.Connect with people.(人と繋がること)
二つ目は、SNSの大前提である人と繋がる、ということです。
このように友達を検索したり友達を招待することが可能です。また、フェイスブックのアカウントでログインする人が多いので、フェイスブックの友達とは自動的に友達になることが多いです。
やはり、Venmoが流行った一番の理由は、誰が誰と遊んでるのか、誰とご飯を食べてるのか、などが見えるのが面白いからでしょう。まさにSNSにハマる理由と同じです。送金アプリをSNSと組み合わせることによって、より気軽に友達と遊べるようになったと思います。
3.Quickly transfer money into your bank.(受金されたお金をすぐに銀行口座に移せること)
最後の特徴は、何と言っても口座送金の簡単さです。他の決済サービスだと口座を確認する作業が非常に面倒な場合が多いのですが、Venmoは口座の登録が驚くほど簡単で、Venmoから口座へのお金の移行もとてもスピーディです。
Transfer(移行)したい金額を決め送金ボタンを押せば二日ほどで送金完了です。本当に便利なアプリというのがわかってもらえたと思います。
Venmoのいろいろな使い方
正直筆者はVenmoなしの生活は考えられないというほどVenmoを使いまくっているのですが、筆者がよく使うシチュエーションをいくつか紹介したいと思います。
まず一つは家賃です。大金なので現金で払うのは大変だし、チェックを作るのにもお金がかかります。そもそも、いちいち銀行に行かないといけないのが面倒ですよね。そこで活躍するのがVenmoです。電気代もVenmoで払っています。私以外にも月末になるとVenmoのフィードで家賃らしきやり取りをよく見かけます。
そしてこれが一番多いと思いますが、ご飯を一緒に食べるときの割り勘です。特に大人数のとき一人一人決算するのは時間がかかるし、現金で出し合うのも面倒臭いですよね。そんなときVenmoがあれば、誰か一人が払って、その後Venmoでその人にみんなが払う、ということが可能なのです。パーティー好きのアメリカ人には便利なアプリなのです。
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Venmoを使うときに注意しないといけないこと
ここまでVenmoの便利さを説明してきましたが、ここで皆さんが疑問に思っているのが、これって安全なアプリなの?ということだと思います。自分の経験とネットの評価を見る限り、セキュリティと個人情報保護はしっかりしています。口座情報が漏れるなどの心配はないでしょう。
しかし、やはり大金を気軽に送金できるので、送る相手を間違えば大変なことになるし、口座をいくつも登録できるのでトランスファーする口座を間違えてしまうこともあります。
まずVenmoを使うときにすべきことは、送受金する相手に本人確認をすることです。同姓同名のアカウントもあるので、「これがあなたのアカウントだよね?」というように必ず確認しましょう。知らない相手とは絶対にVenmoで送受金しないほうがいいです。
あとは、口座に送金した後はちゃんと入金されているか口座の残高をチェックしましょう。これで送られていなかったということは一度もありませんが、念のため毎回チェックすることをお勧めします。そして、リンクする口座は一つにしておくほうがチェックしやすいのでいいと思います。
まとめ
電子マネーアプリ、Venmoがどういうアプリなのかわかっていただけたでしょうか。これは 今のところアメリカの口座しか登録できないので、留学する際、アメリカで口座を作ったらぜひダウンロードしてみてください。
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この記事を書いた人
UCSD3年生。社会学を勉強しています。