韓国の格安賃貸「ゴシウォン」! 今、学生に人気のある住まいとは?

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Honza Soukup

韓国で留学や就職をした場合、費用が割安ということもあり、寮や社宅を利用する方も多いと思います。しかし、学生寮などは3〜4人部屋というスタイルがほとんどで、ちょっと不便です。そこで今回は、短期間の一人暮らしでも格安で身軽な生活ができる、韓国での住まいの情報をご紹介いたします。

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学生御用達の格安賃貸「ゴシウォン」とは?

学生がよく利用する住居に「ゴシウォン」という賃貸部屋があります。ゴシウォンのゴシ(考試)は「司法試験」などを意味し、国家資格を目指す学生たちが一時的な生活の場として利用しています。学生・浪人生・就活中の人が主に利用し、安い費用で簡単に入居できることが利点です。

短期間の一人暮らしは、家賃の他に管理費、光熱費、食費など無駄な出費が多くなります。ゴジウォンは、無駄な出費を解決してくれる、身軽な一人暮らしにピッタリの賃貸と言えます。金銭的に余裕がない学生にも、このゴシウォンはとっても便利なところなのです。

ゴシウォンの中はどうなっているの?

カプセルホテルのような形で、ベッドや机、イスや整理棚など必要最低限のものが設備されていて、キッチンやシャワーは建物の中に共同で使用できる場所があります。トイレも共同の場合がありますが、部屋ごとについているところも増えているようです。

gosione
gosione.net

日本のウィークリーマンションのようなスタイルですが、部屋に閉じこもって試験勉強をする場所や、一時的に寝泊りするだけの宿として使われます。地方出身の苦学生が利用するところというイメージが強いですが、最近では「ゴシウォン(考試院)」ではなく「ゴシテル(考試+ホテル)」と呼ばれる快適な施設のあるところも多いです。女性専用、シャワー付き、冷暖房完備、ミニ冷蔵庫やテレビなどの備品の他、防災・防犯システムがしっかりしています。そして学生さんにうれしい食事付きのゴシウォンが多くあります。

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気になるお値段は?

ゴシウォンの家賃は部屋の広さや立地条件、設備によって違いますが、月20〜40万ウォンくらいです。ほとんどの場合家賃以外の管理費などはないです。入室時に保証金として10〜15万ウォンを支払う場合もありますが、退室時に返金されます。ワンルーム式の部屋を借りると家賃の他に色々と出費がかかりますが、ゴシウォンの場合は家賃だけで済むので経済的です。

まとめ

韓国での留学や仕事などで、一時的な滞在をされる方は利用してみるのも良いかと思います。ご利用の際は是非この記事を参考にしてみてくださいね!

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piroko
piroko

2006年から韓国プサンで暮らしています。プサンでの留学生活や身近な情報をお伝えいたします。

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