ニュージーランドの高校の授業ってどんな?知っておくべき6つのこと
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高校留学。実際にどんな科目を専攻したらいいのか、テストはどんな感じかなど気になることは多いですよね。そこで今回は、ニュージランドで高校留学をした筆者の経験を元に、知っておいた方が良いことをお伝えします。
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1.必修科目には留学生向けの英語の授業も
ニュージーランドでは高校一年生をYear 11といい、year 12、year 13と続きます。留学生は3年間を通してESOLという留学生向けの英語の授業を受けなくてはいけません。Year 11に関しては、このESOLの他に数学、科学が必修科目になっている学校が多く、プラスして、この他に3教科選択をする必要があります。主に、地理、統計、コンピューター、家庭科、体育(PE)、会計、経済、日本語、フランス語、生物学などから選択します。Year12、Year13になると、ESOLを除いてすべて選択科目になります。
2.選択科目は進路相談の先生と相談を
高校を卒業後、大学進学に向けて教科選択する必要があります。高校留学している生徒は多くの場合、後先考えずに楽そうな科目を選択したりします。しかし、帰国子女で日本の大学を考えている場合は、Year11からの成績や、どんな科目をとっていたかを見られるところが多いです。現地の大学進学の場合、大学で専攻したい学科に入るために履修しないといけない科目が多く存在します。そのため、なるべく早い段階で進路相談の先生と相談しましょう。また、その時に、この学科ではどの科目を専攻しないといけないか教えてくれます。
3.選択科目の日本語については選択した方が良い?
日本人なのに日本語を選択?そう思う方もいらっしゃるかと思いますが、皆さんも向こうの高校に行くと、恐らくとても魅力的に感じるでしょう。なぜなら、他の授業より簡単に見えるからです。実際簡単です。そこは、現地の生徒に日本語を教えて友達作りもしやすい環境にも繋がるでしょう。
さらに、帰国子女で日本の大学に行くようであれば、小論文や面接をしなくてはいけないので、有効的な選択かもしれません。そんな入学対策を日本語の授業で教えてくれる高校も多いです。
でも、現地の大学に進学する場合、日本語を専攻しない限り、まず選択する必要はないでしょう。私のように、会計学部に入りたい場合は、会計、経済、数学などの科目を選択しなくてはいけません。
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4.テストはもちろんすべて英語
テストは定期的にあります。もちろんすべて英語です。テストは大きく分けてInternal, Externalに分かれています。Internalは一年を通して定期的に行われるテストです。ExternalはNCEAといい、レベル1から3に分かれていてYear 11がレベル1で2がYear 12、3がYear 13となります。これは学年末テストで10月中旬から11月末近くまである全国で一斉に行われるテストになります。とても大切なテストになります。
Internalテストである程度の成績を得ていなければ、Externalテストを受けることが出来ないと聞いたことがありますが、これも事前に進路相談の先生と確認することをお勧めします。Externalレベル1は、さほど重要視されていませんが、レベル2,3は大学側や就職先が目を通す大切な成績表となります。そのため是非いい成績をとっておきたいものですね。
5.職業体験もカリキュラムに含まれている
Year12、13どちらか忘れましたが、約1週間近くにわたって職業体験があります。私は羊農家に行って四輪駆動のバギーに乗って犬と一緒に羊の追い込みをやったり、農家の運用の手伝いや動物病院に行ったり等、貴重な体験をすることが出来ました。基本的に将来やりたいことに関連した職業の体験が出来ます。たいてい、学校側が予定を組んでくれたりします。
6.夏休みは約3ヶ月?
春夏秋冬休みがあり。ニュージーランドの春、冬、秋は1〜2週間の休みがあります。学校によって異なります。11月頃からニュージーランドでいう夏になってきた頃から3ヶ月近くの休みが始まります。
まとめ
高校留学。その3年間は人生の宝物になるでしょう。また、将来の選択肢も広がります。その中で、早い段階でしっかりと将来の進路を考えていきましょう。留学には勢いも必要ですが、専攻科目を選択する際はしっかりと考えましょう!
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この記事を書いた人
高校1年生から大学卒業まで約8年間、南島のクライストチャーチで勉強をしていました。留学はイメージしているものとは限りません。楽しいことがあれば、もちろん悩み、苦しいときもあります。そんな知って得する情報を皆さんに提供できたらと思います。大学をストレートで卒業した経験など、勉強方法、生活、環境など皆様のお役に立てることを発信していきますね!