恐怖!ロサンゼルスの高速道路を走行中にまさかの故障
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海外生活にトラブルはつきもの!私がアメリカの高速道路をドライブ中に実際起きたトラブルをご紹介します。
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Driving in America
アメリカはドライブが本当に楽しい国です。基本的に陸続きで、車があればどこへでも行けるため長距離ドライブは当たり前です。広大なアメリカの土地に、果てしなく広がる地平線や夕日を見ながらのドライブは心踊る体験になります。
私はロードトリップが大好きで、休みの度に車でどこかに出掛けています。サンフランシスコ郊外に住んでいますが、メキシコやワシントン、グランドキャニオンも車で行きました。それぞれ10〜15時間はかかりますが、美しいアメリカの景色を見ながらのドライブで、どれも楽しい思い出です。
ドライブの危険性
しかし楽しいばかりがドライブではありません。車の運転は常に危険があるのも事実。約1年半前、ドライブ大好きの私も大変な恐怖を経験しました。ロサンゼルスの高速で車が突然故障するトラブルに見舞われたのです。
サンフランシスコからロサンゼルス旅行に車で出発
サンフランシスコ郊外の自宅からロサンゼルスに向けて出発しました。当時、乗っていた車は2000年モデルのFord社製Mustang。年式から分かる通り新しい車ではありません。
若干の不安はありましたが、過去の長距離ドライブでも特に問題なかったので、今回も大丈夫だろうと思っていました。今思えば、この時の考えが大きな過ちでした。
行きは何も問題なく、無事にロサンゼルスに到着しました。到着後の数日間はLAエリアを車でまわり、観光を楽しみました。
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高速で車が故障
最終日の前夜、アクシデントは突然やってきました。ハンバーガー屋のドライブスルーで車のエンジンが突然止まったのです。一瞬焦りましたが、すぐに車のエンジンが再発動したため、まあ大丈夫だろう、と大して気にも留めませんでした。
その翌日です。観光を終えてサンフランシスコへ戻るため、LA市内の高速道路を走っていました。エンジンからガタガタガタと妙な物音がしたかと思うと、車の排気口から真っ黒な煙が立ち込めてきました。同時に車体が揺れ出し、アクセルを踏んでも全く加速しなくなったのです。
場所は高速道路です。下手をしたら大事故を招いてしまいます。しかし、いくらアクセルを踏み込んでも車は反応しません。どんどん車は減速していきます。
高速道路を歩く
なんとか車を高速道路の路肩に停車させました。改めてエンジンを掛け直そうと試みても全くダメです。ついにはバッテリーまで切れてしまいました。
途方に暮れた私は、グーグルマップで最寄りの車屋を探してみることに。市内だったこともあり、歩いて30分の場所に車屋を発見しました。そして、高速道路を歩いて車屋に行くことを決意しました。他に方法がありませんでした。
車通りが激しい高速道路です。いくら路肩とはいえ、歩くのは本当に恐怖でした。どの人も不審そうに私を見ます。無事に車屋に着いた私は、とりあえずバッテリーを購入しました。買ったのはいいものの、車のバッテリーは大変重いものです。帰りは重いバッテリーを抱えながら1時間歩き、高速道路に停車した車まで戻りました。
愛車とのお別れ
バッテリーを入れ替えると、本調子ではないものの奇跡的にエンジンがかかりました。その足ですぐにさっきの車屋に行き、車を状態を見てもらいました。すると、修理には$1000かかると言うのです。さらに支払いは現金一括のみ。学生の私が財布に$1000なんて入っている訳がありません。
このままでは修理はしてもらえません。けれど、いつ止まるか分からない車で移動もできません。泣く泣くその場でMustangの売却を決めました。苦渋の決断でした。
最後に
今回のトラブルケースは、車の古さが大きな原因ではあります。しかしドライブの危険は常に至るところに潜んでいます。車のメンテナンスはこまめに行い、運転する時は常に気をつけて安全運転を心がけましょう。
※高速道路は大変危険ですので絶対に歩かないでください。
※運転中にトラブルに見舞われた際はAAAロードサービスに連絡しましょう。
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この記事を書いた人
同志社大学を中退後、単身渡米。現在はカリフォルニア州サンフランシスコ近郊にあるコミュニティカレッジ、College of San Mateoに在学。専攻は建築。サンフランシスコ郊外で絶賛一人暮らし中、現在在米2年。
https://yusukeshinozaki.wordpress.com/