セブ留学ってどうなの?フィリピン英語は訛ってないの?

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Olivia Chow

セブ留学を検討している人もいると思います。そこで気になるのがフィリピン人の英語力。「フィリピン英語は訛りがあるみたい」と心配の方もいらっしゃるかと思います。今回は、フィリピン人の日常と英語の関わりについて話を交えながら、セブで実際に生活をしている私が、その疑問にお答えします。

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ビジネス英語能力はフィリピンが世界一

アメリカ・カリフォルニア州に本社を置き、オンラインのビジネス英会話学習ソフトウェアを提供している 「GlobalEnglish」が2013年に世界78の国と地域、137,000人を対象に調査したビジネス英語指数(BEI)Business English Indexを発表。

このBEIは、非ネイティブスピーカーのビジネス英語能力を国別に評価することから、グローバル企業が拠点を置く際に考慮する一つの指標とされているようです。

ビジネス英語指数(BEI)Business English Index
GlobalEnglish 「2013 Busines English Index」

それによると、フィリピンはBEIスコアは7.95ポイントで1位でした。フィリピンがイギリスやアメリカ、オーストラリアといった英語を母国語とする国よりも高い評価が出ているのには驚きです。

※英語を公用語としているアメリカやイギリスなども国内に非ネイティブ・スピーカーがいるため調査対象となっています。

欧米コールセンターの基地はフィリピンにある

意外と知らない方が多いのが、外資系の欧米諸国向けのコールセンターやカスタマーセンターの多くがフィリピンに拠点を置いている事実です。

欧米コールセンターの基地はフィリピンにある
plantronicsgermany

フィリピンでは地場産業が少ないため、多くのフィリピン人がコールセンターで仕事をしている現状があります。セブにもコールセンターばかり入っているビルがいくつもあります。つまり、アメリカ人がカスタマーセンターに電話をすると、フィリピンに電話が繋がっています。AppleやIBMなどの有名企業のコールセンターはフィリピンにあるのです。

コールセンターは欧米諸国向けのため、かなりの英語力を要求されます。よって、本採用前には本格的な英語トレーニングもあります。セブでもコールセンターで仕事をしている人の英語能力は、かなり高いです。

フィリピン人が話す英語はスラングがなく丁寧に話すという点も、この仕事に適している大きな要因です。世界のグローバル企業が、フィリピン人の英語力の高さと人件費の低さに目を付けた結果だと思います。

英語を話せる人が多い理由

1.生活の中に英語が浸透している

フィリピンでは街中の表記が英語です。公共料金等の請求書や手続き書類など全て英語です。病院に行けば、案内表示は英語です。フィリピンでは、かなり専門的な病名も英語で浸透しています。「不眠症」って英語で言えますか?フィリピン人はみんな言えます。

テレビでは、英語とタガログ語がミックスした会話が非常に多いです。映画館でのハリウッド映画は字幕なしの英語です。みなさん、笑いのツボでちゃんと笑ってます。

2.多言語国家は言語習得の能力が高い

フィリピン国内では、驚くことに120以上の言語が存在します。私のカミサンはタガログ語、ビサヤ語、イロン語を話せます。彼女の出身はフィリピンのダバオなのでビサヤ語です。祖母がイロン語圏出身でイロン語も話すようになるし、テレビや学校ではタガログ語。すべて自然と身につくらしいです。

カミサンは英語と日本語も話せるので全部で5ヶ国語を扱えます。フィリピンでは特に珍しくはありません。フィリピン人は多言語国家であるため、言語を習得する能力に長けている様に思えます。同時に、多言語国家であるが故にフィリピン国内で英語という共通語の必要性がでてきたのも事実です。

ちなみに、セブはビサヤ語ですが、タガログ語を話すのを嫌う方も多いです。セブの人にとって、タガログ語って東京弁みたいな気取った感じがするらしいです。

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フィリピン人の英語は訛っているのか?

正直に申し上げます。訛っています。フィリピン人は「th」の発音ができない人が多いようです。具体的には「th」を「トゥ」と発音する方が多いです。「teeth」だと「ティートゥ」と発音しちゃいます。

しかし、海外に数カ国行かれた方はおわかりかと思うのですが、世界中に訛りはあるのです。英国の中でも、スコットランド、北アイルランド、ウェールズでは方言や訛りがあります。

米国では、トマト(tomato)の発音は、「トゥメイトォ」ですが、英国では「トゥマトゥ」です。データ(data)は米国だと「ダータァ」、英国だと「デイタァ」。ちなみに英国人の「H」の発音は「エイチ」ではなく「ヘイチ」です。米英でも、こんなに違いがあります。

アメリカの中でも州によって訛りがあります。テキサス訛りであっても、ネイティブ・イングリッシュ・スピーカーなのです。東北弁を喋る日本人もネイティブ日本語スピーカーです。

むしろ世界的には訛りがないエリアの方が限定されるのではないでしょうか。私は、英語を通してコミュニケーションする肝心な点はそこではないような気がします。

誰しも綺麗な英語に憧れはあります。しかし世界中、田舎だらけなんです。アメリカに行けばアメリカの田舎がある。ヨーロッパに行けばヨーロッパの田舎があるのです。

フィリピン人から見習うべき点

セブでは経済力や学歴の差によって英語力はピンキリです。しかし、みんな英語を話します。道を尋ねれば、つたない英語でも教えてくれます。英語を話すことに対して、誰も物怖じすることなく教えてくれます。

日本人は完璧を求める人が多すぎる気がします。ミスするのが怖い。ミスをしたら笑われそうだ。少し英語が話せる人でも、いきなり英語で話しかけられると一歩引いて身構えてしまうのではないでしょうか。

日本では英語を使う機会が滅多にありません。フィリピン人の生活の中では常に英語と関わりがあります。更に細かいことを気にしないフィリピン人は、多少間違えようが気にしません。

最後に

私は留学経験はありません。ぶっつけ本番でフランスのパリで仕事を始めました。実は私もちょっと訛りに関しては思い出があるのです。それは、私の大学時代にフランス語を教えてくれたフランス人の恋人(「君には留学すべき理由があるのか」に登場)がフランスのボルドー出身だったのです。

パリが東京だとすると、ボルドーは大阪です。でも、同僚からは「ボルドー訛りの不思議な日本人だな」と言われながらも、なんとか仲良くやっていけました。

英会話でもっとも肝心なのは訛りの有無ではなく、ちゃんとコミュニケーションができているかという点だと思います。間違っても気にしないで、とにかくガンガン積極的に話してみるのも大切な点です。

ちなみに、セブの語学学校の先生はコールセンターからの転職組が多いようです。よって、フィリピンの語学学校の先生の英語能力も優秀だといえるかと思います。安心してセブ語学留学にお越し下さい。

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ケン
ケン

日本の大学を卒業後に、フランス、イギリス、アメリカを渡り歩き、気がつけばセブで生活をしている50代半ばのオッサンです。酒とビリヤードを愛する男。セブでは、日本人よりフィリピン人のほうが友達は多いです。ちょい悪オヤジになりきれない、か弱いオヤジ。今までの経験を通して、私らしい情報発信ができれば幸いです。