【学校スタッフにインタビュー】真の教育者が揃っている学校La Linguaで人の心に寄り添うベテランスタッフ

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La Linguaは、オーストラリア・シドニーにある語学学校で、英語だけでなく、現地のオーストラリア人向けに、日本語やスペイン語などの他言語も提供しています。La linguaに15年以上勤務している日本人スタッフTomokoさんは、英語の上達だけではなく、正しい未来の見方、未来を確実に効率的に実現することをお手伝いをしてくれます。これからの将来をどうしようか悩んでいたら、Tomokoさんに会いにオーストラリア・シドニーのLa Linguaに行ってみよう!

人の心に寄り添うベテラン学校スタッフTomokoさん!

La Lingua写真
La Lingua

▼ラ・リングア・ランゲージ・スクール・スタッフプロフィール

  • Sakaida Tomokoさん
  • 日本の社会福祉系の大学を卒業
  • 児童養護施設の生活指導員として2年間従事
  • オーストラリアへワーホリで渡航(1年)、LaLinguaで就学
  • TAFE卒業 Diploma取得
  • 永住権取得
  • 2008年~、La Linguaで就業スタート

(2024年6月現在)

▼Tomokoさん

Tomokoさん
La Lingua

――Tomokoさん、本日はよろしくお願いいたします!いつからLalinguaで働いているか、ここに至るまでの経緯を教えてください。

私が初めてオーストラリアに来たのは、20年ほど前のワーホリです。
日本では、社会福祉系の大学を卒業し、児童養護施設の生活指導員として2年ほど従事していました。
(当時は考えもしていませんでしたが、この時の就業経験が、後のオーストラリアの生活や永住権を取得する際にとても重要なキーポイントになりました。)

英語とは全く関係のない業種だったので、興味本位でワーキングホリデーに行ってみようと思い、好きな仕事ではありましたが、仕事を辞めてシドニーに来ました。
当初の予定としては、1年間だけワーホリに行って、日本に戻り、同じ仕事に復職しよう思っていました。
ところが!ふたを開けてみると、ワーホリからすでに20年が経過し、そのままオーストラリアに永住権もとり、現在もシドニーに住んでいます。

――20年の間に何があったのでしょうか?是非、今までのオーストラリアの生活のお話を聞かせてください。

はい、よく皆にこの20年の間に何があったの?!と聞かれます。
日本にいた時の仕事は本当に毎日忙しくて、英語を勉強している暇がないくらいの毎日でした。もちろん英語力はゼロで、オーストラリアにワーホリに来ました。

英語力がゼロのくせに、最初は「語学学校に行かなくても大丈!」と思っていました。
私がワーホリに来た当初は、SNSもなく、情報収集が難しい時代でした。海外やワーホリに行ったという人もあまりいなく、ワーホリ生活をイメージし辛く、海外に行けば誰でも英語が話せるようになると勝手に思っていました。(苦笑)
幻想を抱きやすい時代にワーホリに来たのです。

実際のワーホリ生活はどうだっかたというと、半年くらい仕事もせずに学校にも通わずにボーッとして過ごしました。
よく考えれば当たり前なのですが、海外に来ても何も行動を起こさなければ英語は話せるようにはなりません。ただただ貯金を切り崩すだけの生活を送っていました。

半年ほど経った頃には、理想と現実のギャップが大きかったこと、行動も起こしていないため思った通りのワーホリ生活になっていないことから、
「わざわざ自分の好きな仕事を辞めてまでオーストラリアに来て、何をしているんだろう?」
とネガティブ思考になっていました。
早く日本に帰りたいけど、手ぶらで帰国はできない!と焦る典型的な社会人留学生で、私のワーホリの前半の生活は、全くハッピーではありませんでした!

「このままでは英語が全く話せないまま帰国することになってしまう!」と焦って、飛び込んだ学校が、ここの「La Lingua 」でした。
これが私のオーストラリア生活のスタート地点になります。

――学校はなぜLa Linguaにしたのですか?

オーストラリアの現地エージェントにたまたま、La Lingua を紹介されたからです。実は、La Lingua だけは絶対に通いたくない!と思っていた学校なのですが、エージェントさんが紹介をしてくれたのはなぜかLa Linguaたった1校だけだったため、仕方なく、他に選択肢もなくLa Lingua に通い始めました。

――なぜ、La Linguaだけは絶対に嫌だったのでしょうか?

自分がネガティブだった時に出会った日本人の人たちがLa Lingua に通っていて、皆、楽しそうに通っていたので、「ワーホリ・留学生活が上手くいっている人が行く学校」という嫌なイメージを、La Linguaに対して勝手に作り上げていました。

――ネガティブなイメージを持っていたLa Linguaに実際に通い始めて、何か変わりましたか?

La Linguaでは、英語が楽しいということを知りました。
自分の中で勝手に、「勉強は楽しいものではない」「楽しいと伸びない」「楽をしてはいけない」という日本人的な固い思考を持っていましたが、La Linguaは、この凝り固まった思考をくつがえしてくれました。「楽しみながら何かを学んでもいいんだ!」ということを教えてくれました。

3ヶ月ほど通学して、英語を話せるようにはなってきましたが、その頃には、もうワーホリが終わる頃で日本に帰らないといけない時期になってしまいました。
「これはまずいぞ!」と思い、そのままオーストラリアに残ってTAFEに進学してディプロマを取得し、さらにに永住権を取得して、そのままこちらに住んでいます。

海外で働くことの難しさについて

学校
LaLingua

オーストラリアの永住権を取得した後は、母校のLa Linguaに戻って、学校スタッフとして勤務していらっしゃるのですよね?

はい。2008年から16年間、La Linguaで働いています。
最初は、Studentカウンセラーとして始めて、現在はマーケティングマネージャーとしてマーケットを統括しています。
各国のマーケターを統括しているため、本当に国籍が違う人をまとめるのは、とっても大変ですが、やりがいがあり楽しいです。

――海外でお仕事をすることに対して、葛藤や不安はありませんでしたか?

仕事をするにあたり、TAFEを卒業し、IELTSのハイスコアも、永住権も持っていましたが、英語を実践で使うことに対して自信がありませんでした。
最初は余裕がなくて「オーストラリアで生きていかないといけない」という気持ちが強く、英語も上手く話せないし、自信もなかったため、「頂いたお仕事は全てやる」というスタンスで、お金を頂くことに有難い気持ちを持って取り組んでいました。
「生きていくために必死」「文句を言う暇もない」「与えられた目の前のことを必死でやる」という状況でスタートしています。

La Linguaのお仕事は、オーストラリアに来て初めてのオフィスワークで、電話を取るというような実務をすることも初めてだったので、電話を取る時は、とても緊張しました。当時は、メール、SNSのツールは流行っておらず、電話が主流のコミュニケーションツールだったので、電話対応は必須でした。

――確かに、当時のオフィスワークは、今と違って電話がメインのコンタクト手段でしたよね。

La Linguaは、英語だけではなく、オーストラリア人向けに日本語やスペイン語など7ヶ国語を教えている語学学校のため、海外の留学生だけではなく、現地の方からのお問い合わせも多く入ってきます。

私が、電話番をしているときに、現地の方からのお問い合わせの電話がありました。
とても速いスピードで話されて、うまくコミュニケーションができず、電話相手の方を怒らせてしまいました。
「英語を話せないならば、他の人に替わってください!」と言われ、当時のマネージャーに電話を替わってもらいました。
私は「相手を怒らせてしまった」という自責の念にかられ、もう辞めた方がいいのかなとさえ思いましたが、その時のマネージャーは、
「Tomokoは英語が未だ上手ではないけれど、彼女は日本語が話せます。この学校に必要なポジションであり、私が責任をもって採用をしました。もし、お気に召さないようであれば、当校に入学頂かなくて結構です。」
と相手の方にお伝えして電話を切ってくれました。そして、「変な人もいるから気を付けてね!」と声を掛けてくださいました。

この時に、La Linguaは、スタッフを守ってくれる。顧客第一の世界ではなくて、スタッフを守る世界もあるんだということを知りました。
私はこの時に、この学校にしっかり貢献をしないといけないと固く誓いました。
当時のマネージャーは24年間La Linguaに在職しており、現在はPrincipalをやっています。

――素晴らしい上司ですね。実際に働いてみて、Tomokoさん自身は、La Linguaのどんなところに魅力を感じますか?

個人をリスペクトしてくれるところです。
La Linguaは、学校の経営(利益)を一番にではなく、一番に生徒さんのことを考えています。
常に「生徒さんにとってベストのことをしなさい」と言われています。それが解決する一番の方法であるとのことです。
「人」ありきでやる。「教育」は人の人生に関わることである。教育の分野で仕事をするということは、人の人生に関わる仕事であることを忘れてはいけないと思っています。
La Linguaは、教師をやっていた人が経営陣に多くいます。人を育てることに熱い思いを持った人が多いです。
コロナ渦では、200人いた生徒が18人までに減少しましたが、その中でも最後まで責任をもって卒業をさせるという熱い思いをもって取り組んでいる学校です。

英語ができない中で働く不安は、どのようにして乗り越えたのですか?

私は、マーケティングのバックグラウンドはないけれど、今はマーケティングの仕事もしています。
経験がないことは決してマイナスばかりではなく、マーケティングのバックグラウンドをもっていないからこその発想を私は持っており、それも武器であると自負しています。
今までやってきたことはすべて無駄ではなくいろんな経験(武器)を使って、前に進んで行くことが大切であると思っています。

オーストラリア人やヨーロッパ人と真正面から戦うのではなく、自分の良さ(日本人の良さ)をどう生かしていくか
オーストラリア人よりも英語力では負ける日本人が現地でどう戦っていくか
ということを考えることが大切だと思います。

La Linguaは、この規模だからこそ、生徒さんに寄り添って、個別の付き合いができ、英語ネイティブの方との戦い方を伝えることができます。

La Linguaの良さ

生徒写真
La Lingua

――La Linguaは、コミュニティが強いときいたことがあります。それについて教えてください。

La Linguaは、コミュニティがとても強い学校で、卒業生がラインのグループを作ってくれています。
学校のコミュニティ化をしていることがとても特徴的です。私が日本に一時帰国すると、卒業生の方たちが同窓会を開いてくれるほど、強いコミュニティで結ばれています。

それはすごいですね。La Linguaに通ったら人脈が広がって、色んな新しい世界が開けそうですね。

英語の学習は、オーストラリアでなくても、日本でもどこでもできます。
英語を学ぶことは最終目的ではなく、この武器(英語)を使って、未来を描くビジョンを一緒に作ることができるのが、La Linguaだと思っています。

例えば、iPhoneを持っていてもたくさんの機能を使いこなせていない人が多いと思います。私もそうですが…
英語も同じで、英語の知識を持っているだけでは意味がなく、使わないと意味がありません。
英語を身に着けて使うことで、その先の人生を豊かにするお手伝いが、私の仕事であると思っています。

ただ英語を習得するだけではもったいない!英語を使うことで、たくさんの人と交流できたり、新しいチャンスにつながる魔法が始まります。
私は、「英語」=「魔法」であることを教えてあげたいと思っています。
「英語」=「魔法」を習得できるのが、ここ La Linguaです。

La Linguaの名物先生やスタッフ

YouTube

――La Linguaに名物先生やスタッフの方はいますか?

先生も事務スタッフもいい人が多く、長期間勤務している人が多いです。
私自身も16年間LaLinguaで勤務していますが、マーケティングのお仕事だけではなく、生徒さんの人生に関わるお仕事もしております。

英語教師も10年以上勤務されている先生方が多いです。
名物先生としては、私も教わったことのあるT.Richです。
T.Richは、日本人特有の凝り固まった心をほぐしてくれる先生です。私は、当初、英語を間違えることが怖いと思っていたのですが、「Mistake is cool!」と教えてくれました。
「間違えはカッコいいことなんだから、どんどん間違えていいんだよ!」と言って、失敗することから学ぶことを、上からの目線ではなく、学ぶ生徒と同じ目線で言ってくれました。

こんな風に、La Linguaにはコミュニケーション能力が高い先生が多いです。
どんなに良いと評判の先生でも、合う合わないもあるので、どの先生に対しても多かれ少なかれ苦情はあります。
でもT.Richに関しては、「T.Richは頑張っているから怒らないでね。」という声がDirectorやHead Teacherに寄せられ、生徒からたくさんの支援を得ています。みんな、T.Richが大好きです。

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印象に残っている学生のエピソード

卒業生
La Lingua

――Tomokoさんが印象に残っている学生のエピソードはありますか?

La Linguaで学んだ夫婦がとても印象的に残っています。
ちょうとコロナの前にワーホリで来られました。La Linguaで学ばれて、そのあとにTAFEに進学されました。
そのご夫婦は、一見、普通のご夫婦なのですが、実は、旦那さんが性転換手術を受けたLGBTQのご夫婦でした。

旦那さんから相談があると言われて、LGBTQであることを私にカミングアウトをしてくれました。
奥さんの方は、なぜ今それを言うのかと不思議に思って、ビックリされていたようですが、私はカミングアウトしてくれたことがとっても嬉しかったです。
旦那さんは、カミングアウトをした方が、今後の人生が好転すると思って、私に打ち明けてくれたのだと思っています。
お二人がシドニーに来た理由は、”LBGTQのレインボーパレード”を奥さんが見たいと思っていたからだそうです。
そのLBGTQの当事者として生きていくつもりはなかったけど、そのパレードを見てからは、とてもExcitedして今まで見た経験したことがない景色が見えたそうです。
奥さんはそれまで、LBGTQの人で、自分の性別に自信を持ち、笑顔で生き生きしている人をみたことがなかったそうです。

コロナ突入時にLa Lingua主催のゲストスピーカーの企画をやっていた時に、その旦那さんにゲストスピーカーになってもらいました。
この時にカミングアウトをしてくれ、
オーストラリアに来るまでは、カミングアウトをして敵を作るかもしれないリスクを取りたくないと思っていたこと
オーストラリアに来てからは、敵を増やさないことよりも、全てを受け入れてくれる味方が一人でもいてくれればいい
敵を増やしても怖くないと思えるようになったこと
カミングアウトをした後と前では、シドニーのLBGTQエリアがキラキラしてみて、街の見え方が違ってきたこと
を話してくださいました。
この講演を聞いて、奥様はとても感動されて号泣されていました。

その後、このご夫婦はLBGTQのレインボーパレードを見る側から、当事者側にまわり、今では日本のチームとしてLa Linguaのスタッフと共に参加者を引っ張っていっています。また、有名なカップルとしてメディアでも取り上げられています。

Tomokoさんからメッセージ

アクティビティ
La Lingua

――Tomokoさんから見てLa Linguaはどんな学校でしょうか?

La Linguaは、他校と違う学校です。
英語だけを教える学校ではなく、一人一人の生徒さんに寄り添う学校です。
私自身が日本で社会人を経験してから留学に来ていますので、そういった社会人の方で、固定概念等が凝り固まっている方にも是非来ていただけたらと思っています。
英語を楽しみながら学ぶことに対して罪悪感を感じずに、勉強ができる強みがあります。
自分がこうなりたいという未来予想図を作って、そこから逆算して今何をすべきかを考え、実現してもらいたいと思っているので、私たちはそのお手伝いもさせて頂いております。

――最後に、留学を考えている人・迷っている人にメッセージをお願いします!

楽しく勉強をすること、自発的に行動をすること、そして自己投資をすることが重要だと思っています。
私自身が、カウンセリングの経験、助言をするスキルを持っているため、生徒さん各々が効率的に未来像を描けるように、その方に合った未来に到達できるような助言をしていますので、安心してLa Linguaに来てください。
正しい未来像の見方をしたい人、その未来・キャリアにつながる留学にしたいと思っている人に来てもらいたいです!
オーストラリア・シドニーのLa Linguaで皆様をお待ちしております!

YouTube

La Linguaの基本情報

創立年1995年
住所Level 6 770 George Street, Haymarket, NSW 2000 Australia
電話番号+61 2 9281 0157
学生数
(年平均)
150~250名
国籍割合
(年平均)
日本 20% 、他、コロンビア、ブラジル、タイ、モンゴル、韓国など
教員数
(年平均)
10
スタッフ数
(年平均)
8
クラス数
(年平均)
8
日本語対応
施設無料Wifi / 自習室 / ラウンジ / コンピュータルーム / イートスペース
ウェブサイトhttp://www.aicol.com.au/

※記事内容・学校情報はラングペディアが学校に確認した段階での情報です(2024年6月現在)。
現在は変更されている可能性があります。

この学校への問い合わせ

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ラ・リングア・ランゲージ・スクールのロゴです
名称La Lingua Language School(ラ・リングア・ランゲージ・スクール)
国・都市オーストラリア / ニューサウスウェールズ州 / シドニー
学校形態語学学校
住所Level 6, 127 Liverpool St., Sydney NSW 2000 オーストラリア
電話番号+61 2 9299 8166
公式サイトhttps://lalingua.com/
口コミサイトhttps://ablogg.jp/school/11238/

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この記事を書いた人

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