カナダ・トロントで出産後にすべきこと6選

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以前、カナダ・トロントにて妊娠中にしておくべき6つのことをご紹介しましたが、今回は出産後にすべきことについて、知っておくと大変便利な情報もふまえてお伝えします。

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1ヶ月以内に申請すべきこと

Service Ontarioにて、以下4つの項目すべて一度に申請ができ、Birth Certificate以外は無料で申請可能です。

Canada Child Benefitと呼ばれる子供手当は世帯収入により支給額が毎年異なります。前年度のタックスリターンの詳細が必要になるので、毎年のタックスリターンは必ずしておきましょう。

  • Birth Registration(Newborn Registrationとも言う)
  • Birth Certificate
  • Social Insurance Number (SIN)
  • Canada Child Benefit

参考リンク:Service Ontarioウェブサイト(申請に関する情報)

日本国籍を取得する場合の手続き

カナダで生まれた日本人の子供(両親が日本人・片親が日本人の場合)は日本国籍も取得できます。つまり、子供は日本とカナダの二重国籍を取得が可能です。ただし、二重国籍の子供は22歳までに国籍を選択しなければいけません。

日本国籍取得の手続きは在トロント日本総領事館にて可能です、以下の書類が必要になります。出生証明書は在トロント日本総領事館のサイトからダウンロードができます。

出産に立ち会った産婦人科医、または助産師のサインが必要になりますので、前もって出生証明書をダウンロードし、出産時に必ず持参しましょう。出生届は、総領事館にて用紙をもらいます。

  • 出生証明書
  • 出生届2通
  • 親のパスポート

約2週間ほどで戸籍に反映されます。子供の日本国籍のパスポートを申請する場合には、戸籍に反映されてから、日本より戸籍謄本を取り寄せる必要があります。

在トロント日本国総領事館ウェブサイト(申請に関する情報)

EI Maternity & Parental Benefitsと呼ばれる産休 & 育休給付金の申請

”EI”とは”Employment Insurance"の略で失業保険を意味します。会社を休業開始した時点ですぐに、Service OntarioにてオンラインでEI(失業保険) を申請をします。事前に自身の会社のHRに連絡し、EI申請に必要な”Record of Employment"と呼ばれる雇用証明書を作成してもらいましょう。

オンタリオ州では産休は最大15週間、育休は”Standard”と呼ばれる35週間のものと、”Extended"と呼ばれる61週間のものと、2つのオプションがあります。支給額は、Standardの場合は給料の55%、Extendedの場合は33%が国から支給されます。

ただし、働いていれば誰でももらえるというわけではなく、必要とされる労働時間を超えていなければなりません。詳しくは政府のサイトで確認してください。

参考リンク:カナダ政府ウェブサイト(申請に関する情報)

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Circumcisionの手術は生後一週間以内にすること

男の子を出産する場合には、事前に必ず産婦人科医、または助産師にから「Circumcision」をするのか聞かれます。「Circumcision」とは日本語では「割礼または包皮環状切除」と呼ばれているようですが、簡単にいうと、おちんちんの先の皮をむく手術のことをいいます。

利点としては、性器が綺麗に保てられるというだけのことなので、特に科学的根拠があるわけではありません。手術をやる、やらないはもちろん両親の自由です。包皮環状切除手術を受ける場合、出産後、希望であれば病院で手術を受けられますが、病院では$400以上かかります。

費用を抑えたい場合は、包皮環状切除を専門に扱っているクリニックを前もって探しておきましょう。筆者は専門クリニックに息子を連れて行きました。そこのクリニックでは$275かかりました。Circumcisionの手術をする場合は、前もって専門クリニックを探して予約がすぐにできるようにしておきましょう。

政府から補助が出る学資積み立て「RESP」の申請

「RESP」とは「Registered Education Saving Plan」の略で、子供の将来の大学資金の貯蓄のためのプランです。子供一人につき国から年間$500(最大$7200まで)給付されるのが最大の特典です。年間$500の給付を受けるには、年間$2500を口座にあずけなければなりません。そうするとその20%の$500が口座に戻ってくる仕組みになっています。早く始めない手はないですね!

RESPは銀行か、もしくはRESPを取り扱っている保険会社で開設します。筆者も銀行と保険会社の両方に話を聞きに行きました。投資プランなので、リスクが高いプランと低いプランとでは戻り額も違ってくるので、自分に合ったプランを探すためにも、直接銀行や保険会社に足を運んで話を聞きに行くと良いでしょう。

Baby Programに参加

筆者の家の近くのコミュニティーセンターでは、無料で週に1回のペースで「Baby Massage」のクラスがあり、2ヶ月間通いました。便秘やガスがたまった時に効くマッサージの仕方、マッサージをしながらのスキンシップの取り方などを学びました。クラスの後には軽食などもあり、お母さん同士の交流もでき、とても素晴らしいプログラムでした。

また今現在も、0歳から行ける「Baby Program」に通っています。家に子供と二人っきりで毎日毎日いるのは、正直いって滅入ります。気分転換にも、家を出て、同じ年代の子供を持つママと話をしたり、悩みを相談するだけでも気が楽になりますよ。

また、子供にとってもママ以外の人と触れ合うことで良い刺激になります。クラスでは、絵本の読み聞かせ、歌を歌ったり、手作りの粘土で遊んだり、手遊びをしたりしています。

参考リンク:オンタリオ州ウェブサイト(Baby Programに関する情報)

まとめ

以上、カナダ・トロントにて出産後にすべきことをご紹介しました。出産後は赤ちゃんの世話で大変かと思います。事前にしっかりと準備をしておくと、すべてにおいてスムーズにいくと思います。一人でも多くの方のお役に立てれば幸いです。

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この記事を書いた人

Satomi
Satomi

トロント在住9年目。トロントニアンの健康志向に影響され、カレッジにて栄養学を専攻。現在は病院にてDiet technicianとして働いてます。趣味は読書、洋裁、ガーデニング、バレーボール、ジムで体を動かす、ラテン音楽を聴くことです。毎日心と身体のケアを心がけ、ストレスフリーの生活を送っています。これから色々なトロントに関する情報を発信していきたいと思います。

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